操縦レベル&オートパイロット

操縦レベルは輸送機器を操縦する時、バランス、機械的複雑さから、どれだけ手間と神経が必要かを表す。


操縦レベルの影響
操縦レベル/5(切り上げ)の数値は、その輸送機器を用いたときの行為判定に、マイナスDMとして使用する。

操縦レベルの決定
操縦レベルは、輸送機器のバランス値と複雑値を足した数値で表される。
0が最高で、その場合操縦者はほとんど神経を使うことなく操縦することが出来る。

@バランス値

1輪車
2輪車
3輪車
4+輪車
キャタピラ
ホバー
ヘリコプター
10

2本脚
3本脚
4+本脚
反重力(地表)
反重力(飛行)
固定翼
宇宙船(VTOL)

 

@複雑値(表は平均的な数値)

1輪車
自転車
3輪車
自動車
小型バイク
大型バイク
トラック

車輪型ATV
キャタピラ型ATV
エアラフト
レシプロ機
ジェット機
ヘリコプター

星系内宇宙船
外航宇宙船
ロボット
バトルドレス
13
20
3〜
5〜

(軍用機は複雑値に+1)

@大きさによる操縦レベル修正。

排水素トン
10-
11+
100+
500+
1000+
5000+
10000+
(以降1万トンごとに+1)
修正
+1
+2
+3
+4
+5
+6

操縦制御CP
操縦制御CPを装備することで、操縦レベルを引き下げることが出来る。
以下の表は、1操縦レベル分の各TLによる数値。必要数装備する。

TL 消費kw 容量l 重量kg 価格cr
0.2 10 50000
0.1 0.5 0.5 10000
0.05 0.2 0.2 8000
0.03 0.1 0.1 5000
0.02 0.08 0.08 4000
0.01 0.05 0.05 3000
0.005 0.03 0.03 2000
0.004 0.02 0.02 1000
0.002 0.01 0.01 500
0.001 0.005 0.005 400


オートパイロット
一定数以上制御CPを装備し、制御用探知機と必要なエネルギーを得るだけのパワープラントを装備すれば、オートパイロットが使用できるようになる。
ただし複雑値が3以上必要。

輸送機器のバランス値以上制御CPを装備し、 制御用探知機を装備すれば、セミオートパイロットが使用できるようになる。
セミオートパイロットは現状を維持する機能である。
障害物などがあると、警告を発する。

操縦レベル以上制御CPを装備し、制御用探知機を装備すれば、オートパイロットが使用できる。

操縦度+ オートパイロットの内容
障害物を回避しつつ、現状を維持する。
1〜2 障害物を回避しつつ、目的方向へ進む。
3〜4 障害物を回避しつつ、目的地を目指す。(地図データが必要)
5〜6 遠隔操作が可能になる。(地図データが必要)
7〜 遠隔操作+最低限のデータから目的地を探す。

制御用用探知機
輸送機器に能動EMS、受動EMSのどちらもが装備されていれば、制御用探知機機能も要しているものとする。
それ以外では専用の探知機が必要となる。

TL 容積(船体に対して) 価格(1リットルあたり) 探知範囲 最高速度(地表)
50% 50cr 至近 5km/h
30% 100cr 10km/h
20% 1000cr 20km/h
10% 5000cr 50km/h
5% 10000cr 超遠 100km/h
3% 12000cr 遠方 200km/h
1% 15000cr 大陸間 500km/h
1% 10000cr 惑星 800km/h
1% 5000cr 惑星 1000km/h
0.5% 10000cr 惑星 1200km/h
0.3% 10000cr 惑星 1500km/h
0.2% 10000cr 遠軌道 2000km/h
0.1% 10000cr 超遠軌道 3000km/h

ジャック・イン
オートパイロットの条件を満たした上で、リガーCPを装備すると、ジャック・イン端子その他必要な条件を満たしているパイロットなら、ジャック・インを行える。
ジャック・インを行うと、輸送機器に関する全ての行為判定の難易度が1レベル下がる。

・・・・by化夢宇留仁