2010年4月17日
誕生パーティー&耐久ゲーム会 2日目

 スパイシーなカレーの朝食をいただいた後、しばしだらだらし、では軽いゲームから・・・ということで、メビウス領布会で届いたばかりの「あいだの数」をチョイス。

「あいだの数」は手番にはカードを1枚出して列を作る。
出したら1枚補充する。
カードを出せなかったら、ペナルティとして現在の列を回収する。
ゲーム終了時にペナルティの少ない者が勝利という、少し「ニムト」にテイストの似たゲーム。


 こんな感じで2つの列を作ってゆく。
カードを出せない場合は、上に横にしたカードを置いてある列のカードを全て回収する。
 カードを出す条件は、その列の一番上のカードより低い数で、一番下のカードより大きい数であること。
つまり「あいだの数」であることである。
新しくカードが置かれるとそれが一番下のカードになるので、結果「あいだの数」はどんどん選択肢が減ってゆき、やがては出せなくなる。


 場合によっては列は長〜〜〜〜く伸びる。
列を回収したペナルティはその枚数に準じるので、列が伸びてくると否応なく緊張させられる。
ここがこのゲームのいいところだと思う。
 また特別な効果のあるカードも何種類か存在し、それを出すとそのまま自分のペナルティになるが、列の回収は回避でき、効果によっては優位に立てる。
 例えば画像の上の列は、一番上が68、次が30、その下が23となっている。
通常68と30が出ている状況では次に23は出せない(あいだの数ではない)が、この68は特殊効果カードによって後から追加されたものである。


 ゲームはKさんが山ほどカードを回収し、化夢宇留仁はそれを写真に撮ったりしていたが(画像)、その後化夢宇留仁もたっぷり回収(汗)し、Mさんの勝利となった。

Mさん-12、化夢宇留仁-30、Kさん-33


 次はバーストゲーム「クラウド9」
前にやって化夢宇留仁が連勝したので、負けず嫌いのMさんがリベンジのためにリクエストしていたのだ。


 今回の気球はなかなか高度を上げることが出来なかったが、この手のゲームにめっぽう強いKさんが飛び出した。
1回目はそのままKさんが勝利。
2回目はKさんはボロボロで、Mさんが飛び出した。
化夢宇留仁はなんとか逆転しようとジョーカーを使いつつ迫ったが、あと1歩届かなかった。

  1戦目 2戦目
Kさん 50 14
Mさん 39 58
化夢宇留仁 41 42

 というわけで、気持ちよくリベンジされてしまったのだった(汗)。


 次は「サンクトペテルブルグ
今までゲームらしいゲームすぎるという理由で持ってこなかったが、今やこのくらいのルールは全然問題無さそうだったので持参した。化夢宇留仁のお気に入りゲーム。


 ルールを説明されたばかりの初心者相手に、いきなり強力な「展望台」を購入する大人げない化夢宇留仁(笑)。
化夢宇留仁にとっては前にやおきんさんにボコられたので、このゲームの戦略を見直す機会でもあった。
 今回のテーマは序盤の貴族の利用。
いつも序盤で高めの建物を購入し、勝利ポイントでは先行するものの、資金繰りの苦しさで逆転されるケースが多いので、貴族を買って収入機会を増やすことで動きやすくする作戦である。
ちうかこれでやおきんさんにやられたのだ(笑)。

 しかし「展望台」で職人ばかり購入してしまい、なかなか貴族が購入できない。
なんだか予定と違う(汗)。

 Kさんは安い建物の重ね買いで、コストパフォーマンスを向上させている。
この後強力な建物にバージョンアップされまくるときびしい。

 Mさんも「展望台」を購入。職人を増やしてきている。



 結局ゲーム終了時までほとんど点差はつかなかったが、最後の貴族ボーナスで引き離して化夢宇留仁の勝利。
 その後Mさんの負けず嫌いが炸裂し、なんと結局3回も立て続けでプレイすることに(汗)。
しかしここは大人げない化夢宇留仁の連勝(笑)。

  1戦目 2戦目 3戦目
化夢宇留仁 91 96 81
Mさん 64 39 65
Kさん 56 81 62


 ここで明日仕事のKさんは帰宅。
化夢宇留仁も帰ろうかと思ったが、その前に少し軽いゲームでも・・・と、「カードカソンヌ」を出してきた。

「カードカソンヌ」は「カルカソンヌ」シリーズ番外編といった感じのゲームで、ルール的には全く異なる。
近いゲームはなにかと言われれば、シャハトの「コロレット」かもしれない。


 こんな感じで手札からカードを出して並べてゆき、ここぞというタイミングでコマを置く。
するとその列のコマを置いたところまでは自分のものになる。
たくさんカードがある方が点数が高いので、カードを出したいけど、次の相手にコマを置かれると取られてしまうのでジレンマに悩むことになる。
この辺がすごく「コロレット」っぽい。
 最初に出すカードは裏向きで、色を無視していいとか、カードの種類によって点数計算の仕方が違ったり(ここは「ラー」っぽい?)、いろいろなゲームのモザイクっぽくはあるが、それらがうまくまとまって面白いゲームになっていると思う。



 ゲームは1回目は僅差になったが、化夢宇留仁も初めてでルール間違いがいくつかあり、Mさんが予行演習だと宣言(笑)。
ではということで2回目を正式なゲームとしたが、Mさんの結果は予行演習の方がよかったのだった(笑)。
化夢宇留仁436、Mさん299

 やってみた感じでは、人間カードが強い。なにしろ書かれている数字の合計に枚数を掛けたものが点数なので、強力なのも当たり前である。
しかしその分取り合いも激しくなる。
Mさんは今回は動物と建物に集中していたということで、それが点差に出たのだと思う。
しかし動物と建物も侮れない。
動物は手に入れる毎に点数が増してゆくし、ゲーム終了時に点数計算される建物は、「ラー」のモニュメントと同じく揃い方によっては大きな点数になるのだ。
 それにしても点数が400点を越えるとは・・・化夢宇留仁の持っているボードゲームで最も点数の数字の大きなゲームなのは間違いなさそうである。


 昨日に続いて「アルハンブラ」をプレイ。
と言うのも、Mさんからルールブックを読むのがめんどうなので、ルールをちゃんと覚えておきたいという要望があったためである(笑)。
化夢宇留仁としても夫婦にプレゼントで持ってきた手前、2人でも楽しめるのを確認する必要があった。


 ゲームは手に汗握る展開となった。と言っても他のゲームと比べればアルハンブラはのんびりした雰囲気なのだが(笑)。
しかしやはり高得点の建物の最大枚数確保争いは2人だとより熱いのは確かで、ず〜〜〜っと化夢宇留仁が最高得点の紫を確保していたのだが・・・。


 最後の最後で逆転され、なんと1点差で敗北(汗)!
やられた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ちなみに今回はルールブックにある2人用バリアントルール(ゴーストを利用する)は、存在に気づかずにスルーした(笑)。
しかし通常ルールのみでも2人で十分に楽しめることが分かった。

 ちうわけで2日目終了。
化夢宇留仁は帰るはずだったのだが、Mさんに引き留められてもう一泊することに。
バースディパーティーに来たはずだったのだが、いよいよ耐久ゲーム会の様相が濃くなってきたのだった(笑)。

20100424


過去の記録を見る  次の記録を見る

ボードゲーム天国