2015年7月20日 第49回月例ボドゲ会


 参加者はAKI氏、mao.さん、cerberus氏、そしてSRさん、化夢宇留仁の5人。
今回はいっちょビッグゲームをプレイしてやろうと、時間前から「ディセント」のシナリオ1をセッティングして待っていた化夢宇留仁なのだった(笑)

 超大型ファンタジーゲーム。
なにが大型って、とりあえず箱の横幅が95cmもあるのだ(笑)
大量のフィギィアが付属しているのが特徴の1つで、せっかくなので全部着色してから遊ぼうと思っていたのだが、全然塗り終わらず放置していたので、中途半端に着色された状態でプレイすることに(汗)
 どんなゲームかというと、非常にファンタジーTRPGに近く、かつ全然違うゲームである。
どう近いかというと、地下迷宮を舞台にしたキャラクターゲームなのだ。
冒険者達が地下迷宮に侵入し、モンスターをなぎ倒しながら宝物を発見・・・・って、まさにそのまんま(笑)
しかしTRPGとは全然違うゲームなのである。
どう違うかと言うと、通常TRPGのゲームマスターにあたるプレイヤーが、ガチで冒険者達を殺しにかかってくるのである(笑)。
もちろんマスターには様々な条件が課され、まさに冒険者達とガチで勝負できるようなバランスに調整されている。
事前にMD氏から時間がかかると言われていたのだが、最初のシナリオならそうでもなかろうと気軽にスタート♪
冒険者4人が地下迷宮に挑む。相手になるのは地下迷宮を支配する化夢宇留仁マスターである。


 ゲーム開始直後の様子。
左端のダンジョンの入り口に集まった冒険者達が、最初のドアを開け放ったところである。
ディセントでは、ダンジョンの形状は最初から全て分かっている。
ただしその中になにがあってどんな怪物がいるかは、ドアを開けてみないと分からないのだ。


 果たしてドアの向こうには獣人とスケルトンがうろついており、宝箱なんかもあったりしたのだが、宝箱の上にはAKI氏のキャラクターのペットがのっかっていて見えない(笑)

 AKI氏のキャラクター「ルーンの巧者アンディラ」
HP12、スタミナ4、防御力1、移動力4。
魔法+3の上、魔法攻撃の際「突き刺し2(標的の防御力を2まで無視する)」を持っているので、とにかく魔法攻撃力が高い。
スキルも魔法3を持つ。
上記のペットというのはこの魔法スキルでランダムに引いてきたカード3枚の内の1枚で、マタとカタというイタチとトカゲ?をペットとして連れていて、こいつらがちょろちょろ走り回っては怪物のいるマスも通り抜け、宝箱を取ってくることができるのだ(汗)



 冒険者達が警戒してなかなか入ってこないので、こちらはスケルトン軍団も投入して攻め込む。
冒険者達に殴りかかっているのは獣人。こいつはザコの中では飛び抜けて攻撃力が高いので重宝する。すぐやられるのだが(汗)


 やっぱりすぐやられた(汗)
真ん中左寄りで鷹を腕に載せているのはmao.さんのキャラクター「鷹匠ヴィラー」である。

 HP12、スタミナ4、防御力1、移動力4、遠距離攻撃2、魔法1。近接攻撃スキル1、遠距離攻撃スキル2。
スカイという名の鷹を飼っており、これが移動力5で自由に飛び回り、スカイが近くにいる敵は防御力が1下がる。
このスカイの防御力1低下能力がゲーム全体に非常に大きな効果を及ぼした。
とにかく邪魔で仕方がない(笑) 



 戦況は進み、最初のエリアを確保した一行が次はどのドアを開こうかと思案している間に、SRさんのキャラクター「イスファー」がドアを北へ通じる開けてしまった。
しかもそこにはマスターの仕掛けた罠があり、爆発が起こってドアの前にいたcerberus氏のキャラクター「精霊語りのモック」もまきぞえに(笑)
そしてドアの向こうには巨大な蜘蛛の化け物やコウモリの化け物、そして強力な魔法使いが。

 SRさんのキャラクター「イスファー」
HP12、スタミナ4、防御力0、移動力5、近接攻撃1、遠距離攻撃2、近接攻撃スキル1、遠距離攻撃スキル2。
このキャラクターは毎ターンHPが1回復する上に、毒の効果を全くうけつけない。
今回のパーティーの中では一番の肉体派だが、基本は遠距離攻撃キャラである。
移動力は5なのだが、この時はチェーンメイルアーマーを着ていたので4に下がっていた。


 cerberus氏のキャラクター「精霊語りのモック」
HP12、スタミナ4、防御力0、移動力4、近接攻撃1、魔法2、近接攻撃スキル1、魔法スキル2。
特殊能力はマスターがカードをプレイするためのコストを1上げるというもので、マスターはなにをするにもカードのプレイが必要なので、いや〜〜〜な感じにボディブロー的に効く能力である。
4人とも遠距離攻撃か魔法(これも遠距離攻撃)がメインのキャラクターで、要するに全員後衛というヘタレパーティーである(笑)
 キャラクターカードの左下の数字はそのキャラクターが死んだ時の達成トークンの減少量で、達成トークンが0になった時点でプレイヤーチームの敗北となる。



 通路でモンスターに囲まれてタコ殴りにされているモック。コウモリ型モンスターのレザーウィングは飛行能力があるので、いきなり背後に回り込まれることがあるのだ。
この直後モック死亡(笑)
このゲームではキャラクターが死亡するとすぐに街で復活するが、上記の通り達成トークンが減少する。
マスターとしては、とにかく冒険者達を殺して達成トークンを削らなければならないのだ。

 復活したモックがレザーウィングに魔法攻撃を行い、倒した。
 このゲームの戦闘システムは様々な能力や武器の特色を出しつつ実にスッキリとまとめられている。
武器固有のサイコロに、能力サイコロを足して振る。
×が出たら失敗。
サイコロにはダメージ、射程、特殊能力の発動キーなどが刻印されており、とにかくサイコロさえ振れば一気に結果が出るようになっているのだ。



 今度は鷹匠ヴィラーが包囲されてタコ殴りに。
しかし彼は生き残り、逆にレザーウィングが一掃された(汗)


 ボス魔法使いとの戦い。
モンスターには全て通常のタイプとボスタイプがあり、ボスタイプは通常のものより能力が高い。特にボス魔法使いは圧倒的な攻撃力を持っており、生かしておくと大変なことになるのだ。


 なんとかボス魔法使いを倒し、ドアを閉めた。
モンスターもすでにあけれれたドアは開けることができるのだが、奧にいる毒グモはでかすぎて岩壁の脇を通り抜けられず、こっちに来る心配がないのだ。
いよいよ新たなドアを開く時である。


 ドアを開くとスケルトン、ヘルハウンド、オーガが待ちかまえていた。

 たまらずドアを閉める(笑)



 しかしヘルハウンドがドアを開けて、火炎攻撃。
ヘルハウンドの火炎は広範囲に広がって範囲内の全ての対象にダメージを与える。
冒険者達はちりちりに(笑)


 なんとかスケルトンとヘルハウンドを倒したと思ったら、背後からは獣人が、更に毒グモも追加投入されて一斉に冒険者達に迫る。
ドアの影に登場した毒グモの攻撃によって、「精霊語りのモック」が死亡。
追加モンスターは視界の通らないところに現れるので、下手にドアを閉めるとかえって危険なのだ。


 獣人と毒グモは倒されたが、更にスケルトン部隊が突入。


 多大なダメージを負いながらもなんとかモンスターを一掃。
しかし被害も大きく、マスターのカードの山切れによってプレイヤーチーム敗北の危機(マスターの山が切れた時点で達成トークンが3減少する)もあったが、イスファーが鎧を脱いで全力疾走して魔法陣を解放(+3達成トークン)でなんとか乗り切った(笑)


 そしてついに開かれた最後の扉。
その向こうには巨大なマンティコア2匹と巨人がいた。
このシナリオはこの巨人を倒すのが最終目的なのだ。

 マンティコアはなんとか倒したが、流石にラスボスの巨人はただ事ではない強さで、特に防御力が8もあるのが非常に厳しい。
まだ喰らっていないが、その攻撃力も恐るべきものなのは想像がつく。
 そこでプレイヤーチームは姑息な手段に出た。
街と繋がっている魔法陣がすぐそばにあるのをいいことに、魔法陣から現れては攻撃してまた戻るという、ヒット・アンド・アウェイ戦法に出たのだ。
これはたまらんと追加モンスターを投入するマスター。



 追加モンスターに囲まれてタコ殴りになる鷹匠ヴィラー(笑)
しかしこれによってラスボス周辺はがら空きに。

 そして最後はイスファーの攻撃によって、ついにラスボス巨人が倒されたのだった。



 7時間かかった(笑)
やっぱり最初のシナリオでも時間かかるのだ(汗)
全員ヘロヘロになった(笑)
というわけで、皆さんほんとにお疲れ様でした。
今度はプレイ時間が短縮されてまとまりがよくなったという第2版を試してみたいなあ♪

20150725


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