2005年2月11日
EWE ミッドウェー沖海戦(2)

 前回全然ゲームの流れを掴んでおらず、滅茶苦茶な展開になってしまったので、あらためてプレイしてみる。

 ●1ターン
日本軍ターン

 天候は晴れ。哨戒は失敗。
まあ当たり前の始まり方だろう。
敵の攻撃に備えて艦隊は南下し、航空機体は全機発艦。とりあえずミッドウェーを目指す。
ちなみに97式艦攻は雷装させた。

アメリカ軍ターン
 スコール。
出撃エリアは3-C。3ということは最も南ではあるが、Cは東の果てということである。
スコールで移動力が稼げないこともあるし、今回は空母からの発艦は行わないことにした。
ミッドウェーからは迎撃を兼ねて全機発進させた。

 ●2ターン
日本軍ターン

 晴れ。
哨戒機がアメリカの機動艦隊を発見した!!また2ターン目である(汗)。
敵艦隊は1-Aエリアに集結していた。
我が艦隊は更に南下して敵機の攻撃から逃れ、航空機隊は攻撃目標を敵艦隊に変更。
ミッドウェーは3回攻撃に成功すれば我が軍の勝利となるが、2回までだと1回につき2点の勝利ポイントにしかならない。しかし敵空母を撃沈すれば1隻で4もの勝利ポイントが得られるのだ。
しかし残念なことに、距離の関係で今回は敵空母に攻撃を仕掛けられなかった。これは大きく響く可能性がある(汗)。
零戦隊はミッドウェーを発った敵航空機部隊に襲いかかった。
 戦果は敵第16護衛艦隊を撃沈。そして零戦がデバステーター隊とワイルドキャット隊を仕留めた。
しかし敵第17護衛艦隊に攻撃を仕掛けた97式艦攻は2部隊とも返り討ちに合ってしまった。実に痛い。

アメリカ軍ターン
 晴れ。
またしてもいきなり艦隊が見つかってしまった(汗)。
しかし空母が無傷だったので、事実上ほとんど戦力は落ちていない。
こうなったら総力戦である。
艦隊は南東へ退避しつつ艦載機を全機発進させた。
ワイルドキャット隊は敵攻撃機を迎撃。こちらの攻撃機は北から回り込んで敵艦隊を目指す。
ミッドウェー島組の生き残りであるドーントレス隊も敵艦隊へ向かった。
 敵攻撃機と交戦したワイルドキャット隊は、97式艦爆隊を1部隊撃墜したものの、1箇所は引き分け、もう1箇所はあろうことか返り討ちにあってしまった(汗)。
敵の攻撃機はワイルドキャットなみの空戦能力を有しているというのか(汗)???

 ●3ターン
日本軍勝利ポイント6
アメリカ軍勝利ポイント3

日本軍ターン

 晴れ。
敵戦闘機の攻撃に生き残った99艦爆隊が、エンタープライズを標的にとらえた。
他の攻撃機隊も、空母や護衛艦など、攻撃できるところには片っ端に攻撃。
零戦は北上して敵の攻撃機隊を迎え撃ち、内1部隊は我が艦隊に接近しているドーントレス隊を攻撃。
また我が支援艦隊もドーントレスに対空砲火を開始した。
 こちらの被害は零戦1部隊と、97式艦攻1部隊。
敵はドーントレス隊1部隊とデバステーター1部隊、それに第17護衛艦隊とエンタープライズ撃沈。
我が軍の大戦果である。
あとはこちらに迫りつつある敵航空機隊をしのげば勝利は確実である。

アメリカ軍ターン
 晴れ。
もはや空母艦隊が逃げるのは不可能なので、対空砲火で少しでも敵攻撃機の数を減らす。
もちろんワイルドキャット隊にも敵攻撃機を迎撃させる。
残っている我が攻撃機隊は敵艦隊へ向かわせた。彼らの活躍にアメリカの命運がかかっている。
 しかし敵攻撃機への迎撃は、99艦爆隊1部隊の撃墜で終わってしまった。
空母が危ない(汗)。

 ●4ターン
日本軍勝利ポイント15
アメリカ軍勝利ポイント6

日本軍ターン

 スコール!
敵空母を殲滅出来るはずだったのに、ここにきてスコールとは(汗)!
仕方がないのでとりあえず零戦隊は敵攻撃機の迎撃のために西へ転進させ、敵艦隊を攻撃中だった攻撃機隊の内1部隊はミッドウェーを爆撃。残り2部隊は東に退避させた。
 しかし戦果はゼロ。しかもミッドウェー爆撃に向かった99艦爆隊は対空砲火で全滅してしまった(汗)。

アメリカ軍ターン
 晴れ。
一瞬のスコールで、我が艦隊は助かった。
これは神の援助に間違いない。シントーなどという邪悪な異教徒どもを海の藻屑とするように啓示がおりたのだ(笑)!
 空母艦隊は北西へ退避。ワイルドキャット隊は敵攻撃機隊を追い、我が攻撃機隊は満を持して敵艦隊に爆弾の雨を降らした。
 結果は99艦爆隊1部隊撃墜。そして敵支援艦隊撃沈。更に敵空母飛龍と加賀を撃沈した!

 ●5ターン
日本軍勝利ポイント15
アメリカ軍勝利ポイント19

日本軍ターン

 晴れ。
いきなり勝利ポイントで逆転されてしまった。なんなんだあのスコールは(汗)。
とにかく空母を守らなくては。
零戦を戻し、対空砲火も交えて迎撃する。
一応全ての攻撃が成功すれば、敵攻撃機隊は全滅する筈だが・・・。
また敵艦隊近くに唯一残った99艦爆隊は敵空母を追うが、射程にはとらえられなかった(汗)。
 迎撃の成果は敵攻撃機3部隊を撃墜。しかし2部隊残してしまった(汗)。
なんとか次のアメリカの天候がスコールであることを祈るしかない(汗)。

アメリカ軍ターン
 晴れた(笑)。
空母艦隊とワイルドキャット隊1部隊はうるさい99艦爆隊を攻撃。
敵艦隊近くに残っていた攻撃機隊は、それぞれ空母蒼龍と赤城に爆撃を敢行した。
 99艦爆隊は撃墜。しかし肝心の空母爆撃は1部隊が返り討ちに合い、1部隊は引き分けという結果になってしまった(汗)。

 ●6ターン
日本軍勝利ポイント19
アメリカ軍勝利ポイント20

日本軍ターン

 晴れ。
残ったドーントレス隊に艦隊と零戦の一斉攻撃。
多分この攻撃でドーントレス隊は撃墜されるだろうが、それでも勝利ポイントでは同点。
あとは敵機に向かった零戦の活躍にかかっている。
 予想通りドーントレス隊の撃墜には成功した。これで両軍とも全ての攻撃機を失った(笑)。

アメリカ軍ターン
 晴れ。
勝利ポイント同点で迎えた最終ターン。
ここでワイルドキャット隊が零戦に攻撃を仕掛ければ、決着がつく。
しかしその勝率は5分5分であり、また戦略的に見れば両軍攻撃機を失っているので、両軍負けたようなものである。
したがって、ここで無意味な血を流す必要は無いと判断。
ワイルドキャット隊に帰還指令を出した。

 今回は一応作戦らしきものを考えてプレイすることが出来、なかなか楽しめた。
それにしても天候の変化が恐ろしく勝敗に影響するゲームである。各軍のターン毎に天候チェックがあるのはシステム的にどうかとも思うが、毎回晴れだスコールだとエキサイトできるという点で、ゲームとしてはこれで正しいのだろう。
2人で対戦したら盛り上がるのは必至である。


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