あいだの数

 「あいだの数」は手番にはカードを1枚出して列を作る。
出したら1枚補充する。
カードを出せなかったら、ペナルティとして現在の列を回収する。
ゲーム終了時にペナルティの少ない者が勝利という、少し「ニムト」にテイストの似たゲーム。

 




 こんな感じで2つの列を作ってゆく。
カードを出せない場合は、上に横にしたカードを置いてある列のカードを全て回収する。
 カードを出す条件は、その列の一番上のカードより低い数で、一番下のカードより大きい数であること。
つまり「あいだの数」であることである。
新しくカードが置かれるとそれが一番下のカードになるので、結果「あいだの数」はどんどん選択肢が減ってゆき、やがては出せなくなる。



 場合によっては列は長〜〜〜〜く伸びる。
列を回収したペナルティはその枚数に準じるので、列が伸びてくると否応なく緊張させられる。
ここがこのゲームのいいところだと思う。
 また特別な効果のあるカードも何種類か存在し、それを出すとそのまま自分のペナルティになるが、列の回収は回避でき、効果によっては優位に立てる。
 例えば画像の上の列は、一番上が68、次が30、その下が23となっている。
通常68と30が出ている状況では次に23は出せない(あいだの数ではない)が、この68は特殊効果カードによって後から追加されたものである。

 手軽に盛り上がるという点では、非常に完成度の高いゲームだと思う。
カードのイラストも全部お尻をこっちに向けた動物というのが楽しい。
少し残念なのは特殊カードの存在で、そんなものに頼らずに盛り上がるゲームになっていれば完璧だったと思うのだが。

気楽さ 5
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 4

化夢宇留仁の好き度 4

20120401