ウボンゴ



 「ウボンゴ」とは、スワヒリ語で「脳」という意味で、要するに脳を使いまくるパズルゲームなのだ(笑)。


 ゲーム開始時に、プレイヤー全員にこれらのタイルが配られる。
全員内容は同じ。
これを使ってパズルを行う。

 ラウンド開始時には、プレイヤー全員にこんなカードが配られる。
カードにはたくさんの種類があって、両面印刷になっている。
上下がそれぞれの面の例で、上と下では難度が異なり、上の方がピースを4つ使い、難しいパズルとなっている。下はピースを3つ使う。
プレイ時にはどちらの面を使うかをあらかじめ決めておく。

 そんでこんなサイコロを振る。
さっきのカードにはこのサイコロの目が描かれており、その目の横に描かれているタイルを使用することになる。
つまり1枚のカードに、表裏含めて12種類のパズルが掲載されているのだ。
 サイコロを振ったらすぐに砂時計をひっくり返してパズル開始!

 砂時計がひっくり返されたら、とにかく急いでパズルを解く!
サイコロで示されたタイルを空白のマスに重ならないように配置して全て埋めればいいだけなのだが、これが見た目よりも難しく、時間制限で焦っていることもあってなかなかうまくいかない。
一度パニくってしまったら時間内に完成するのは無理(笑)。



 パズルが完成したら、画面のカラフルな点数表示盤で、自分のコマを1〜3列動かす。動かす数はパズルを完成させた順位により、1位なら3列まで。2位なら2列。3位なら1列で、4位以降は動かせない。
コマを動かしたら、その列から好きな宝石を2つ取ることができる。
ゲームの勝敗は同色の宝石をいくつ持っているかで決まるので、こここそが勝負の分かれ目である。
 この宝石を取るまでを、砂時計が落ちきるまでに成さなければならない。
せっかくパズルを解いても、宝石を取れなければなんの意味もないのだ。

 これを9ラウンド繰り返して、最後に同色の宝石の数が多い人の勝利である。
砂時計は約45秒で落ちきるので、ゲーム時間は10分以内ということになる。



 とにかく夢中になりたいということであれば、このゲームは無条件でお勧めである。
夢中になりすぎて他のことなど考えている暇もない(笑)。
パズルが苦手でも、得点システムの一工夫で一方的に負けるようなことは少なくなっているのも心憎い。
ただ人によってはそこが気に入らないと言う場合もあるかもしれない。
確かにパズルを速く解いたらそれだけで得点という方がシンプルではあるのだが、そこは好みか。
おりあえず化夢宇留仁はこのままでOKだと思う。
 また全体的なデザインセンスは素晴らしく、アフリカンな気分でパズルに浸るという希有な経験ができるのも魅力の1つだろう。

気楽さ 4
言語依存 0
ソロプレイのしやすさ 1
 得点を無視してパズルを解くだけでもそれなりに楽しい(笑)
化夢宇留仁の好き度 5

20100505