Call of Cthulhu リプレイ17

ヨグ・ソトースの影
銀の黄昏錬金術会 その4

探索者紹介

ジョナサン・クラーク(J プレイヤーはマリネラ島 島猫氏
医者 33歳
ヒルディ・ジョンソン(H プレイヤーは酔っ払い氏
フリーのジャーナリスト 27歳
クリス・オニール(C プレイヤーはVALIS氏
私立探偵 21歳

K 向こうは主にカール・スタンフォードがしゃべっています。
ボディーガードはごつい方がマックス・リードで、若い方はグレン・パルマーと紹介されます。
パルマーですが
全員<目星>
Keeper: 49(1D100) = 49

H 74>74/25 失敗
J 32>32/29 失敗
K 誰も成功しなかったか・・・(笑)
目星担当はピーターでしたね(笑)
では続けます。
「この度は当会に所属していたポール・モーリス氏が皆さんに多大なご迷惑をおかけしたとのこと、この通り深くお詫びさせていただきます。」と、言い出したのはスコット代表
すぐにスタンフォードが「私からもお詫びいたします。」と続けます。
「詳しい説明はスタンフォードからお願いしよう。」とスコット。
スタンフォードはスコットに軽く頭を下げ、こちらに向き直ります。
「私どもも現在詳しいことを調べているところで、はっきりしたことは分かっておりません。
しかし皆さんにご迷惑がかかったということだけははっきりしましたので、失礼ながら招待状を出させていただいた次第です。
まず確認のためにお聞きしたいのですが、皆さんはどのような事件を目撃されたのでしょうか?」
そう言って3人の顔を見回します。
J キーパー、ポール・モーリス氏の失踪に関して公式(世評・新聞記事)ではどうなっているのでしょうか?
K 「何者かにさらわれた」となっています。
J 自ら姿を消した、とはなっていないわけですか?
K はい。「さらわれた」です。
H 目撃者として、4名の名前が公表されている。と思っていいですか?
K はい。その通りです。
J すると弁護士の失踪事件とか競合会社社長の変死事件との連関は?
K 今のところはまだ関連があるという記事は見あたらないですね。
ただし大コウモリについては、数日前に娘が目撃したというのは話しています。
H 「ボクらもたまたま、現場に居合わせただけで……」と言葉を濁します。ジョナサンとアンソニーをちらりと見ながら。
K アンソニーは小さくなって、スタンフォードと目が合わないようにしています。
「はい。で、なにを目撃されました?」とスタンフォード。
H 「警察に語った通りですよ」と言います。
K 「もしかして皆さん、奇妙なものを見たので、話すに話せないのでは?」そう言うスタンフォードの顔はまじめです。
H 「奇妙なもの? たとえば?」とスタンフォードを見返し、真意を探ります
J 「正直のところ、何がなんだかわからないのです」と言います
K スタンフォードは少し間を置いてから
「銀の黄昏錬金術会は名前からもお分かりのように、魔術までも含めた思考実験を楽しみ、友愛を深めるための会です。
勿論現代社会で魔術を実践しようなどと言うばかげた考えは持っておりません。
代表のスコット氏も魔術師と呼ばれてはいますが、まあ雰囲気を高めるためだと思ってください。」
J Jonathanはきょとんとしています。
K 「しかしそのような思考実験を楽しむには、それなりのバックボーンが必要になります。
それで当会にはいわゆる魔道書と呼ばれるような本も用意されていました。
モーリス氏は・・・どうやらその本の記述を信じ込んでしまったらしく、少々様子が変でした。
どうやら本の一部を黙って書き写し、そこに書かれていた魔物を召喚する呪文を実際に試していたフシがあるのです。
まさかとは思いましたが、モーリス氏の行方不明事件と、あなた達の証言や、今みなさんの様子から・・・まさか実際に魔物を目撃されたのかと、そう思っているわけです。」
J ちょっと待ってください、魔術云々はニュースに出ているのでしょうか?
K 出ていません
H 「まるで、魔物を良くご存知のようなおっしゃりようですね」とスコットとスタンフォードの両名を見比べて
K 「勿論あくまで思考実験を楽しむための資料としてはその本も読みました。」
J 「私はミスター・ポール・モーリスが何か未知の巨大生物を購入・飼育して手懐けていたではと推理していたのですが。魔術ですか!?」
K 「やはり奇妙な生物を目撃されたのですな!巨大生物!?」
J 表情を読み取ります
K 心理学どぞ。
Keeper: 70(1D100) = 70
J 73>73/51 失敗です
H スコットの表情を盗み見ます
K スコットですが、目を閉じて動きません。その死人のようなひび割れた皮膚が目を引きます。
したがってそれ以外は分かりません。

キーパーの独り言
 スタンフォードの下のイラストがマックス・リード。一番下がグレン・パルマーです。
グレン・パルマーは化夢宇留仁のオリジナルキャラです。
スタンフォードだけにボディーガードがいるのは対外的にも不自然だと考えたので、追加しました。


J 「われわれは大コウモリの噂を聞いて、写真に撮ろうと追っていたのです。社長宅付近で夜間出没すると聞き、張り込んでいたのですが・・・」
H ジョナサンの言葉に同意も否定もせず、やり取りを聞いています。
K 「なるほど大コウモリですか。なるほど。実は我々も、その噂を聞いてモーリス氏の行動を疑問に思ったのです。」とスタンフォード
「奇しくも我々は同じことをしていたわけですな。」
J 「と言いますと?」
K 「大コウモリの噂を発端に、モーリス氏を疑っていたと言うことです。
では結局モーリス氏が何者にさらわれたのかは、皆さん見ていないのですな。新聞記事の通りだと。」
J 「まったく、煙に包まれたかのような事件だったのです」
再びスタンフォードの表情を伺います
K 「なるほど。しかし結果我が会の会員であるモーリス氏のせいで、みなさんにご迷惑をおかけしたというのは間違いないようです。」
どぞ<心理学>
J 74>失敗
K その辺のロールは勝手に宣言して勝手に振っちゃっていいですよ。無効なときは無効にしますし。
「まったく申し訳ないことをいたしました。
さて、もう一つ懸念しているのが、そのような事件の結果、皆さんが当会に対して大きな誤解をされているのではないかということです。
そこでぜひ我が会のことを知っていただきたいと思っております。」
H 「誤解というと?」
K 「モーリス氏の行方不明に至る不審な行動が、当会と関わりがあるのではないか、というようなことです。」
J 「ミスター・モーリスは仕事上のストレスを抱えていたそうですが・・・」
K 「確かに。なにやら契約の問題で頭を痛めていたそうですな。工場の経営もままならない状態だったとか。お気の毒なことです。」
H 少し困ったような表情をして「招待状が届くまで、この協会の存在も知らなかったのですから、誤解しようもありませんよ」とスタンフォードに言います。
「ただ、招待状を頂いてから、どんな活動をされているかは、興味が沸きましたけれど」
K 「そうでしたか。それは失礼いたしました。
せめてその興味を満たさせていただきたいと思います。
会の説明をさせていただいてよろしいですかな?」
J 「どうぞ」
K 「ありがとうございます。
銀の黄昏錬金術会は、ジョン・スコット代表が中心となり、いわゆるフリーメイソンとしてルールと秘密を守り、様々な知的活動を楽しもうという会でありまして、活動資金は寄付金と会員からの会費でまかなわれ、余裕が出来れば各種慈善事業なども行っております。
また毎週土曜には晩餐会を開いており、会員は自由に参加できます。
と言うようなわけで、大人が楽しみつつ社会に貢献してゆこうというのが趣旨ということになりましょうか。
これ以上の説明は、実際に会の様子を見ていただくのが一番分かりやすいでしょう。」
H 「ルールや秘密…ですか。かなり物騒なものも交じっているようですが」
K 「とんでもない!ルールと秘密を守るのはフリーメイソンとしては最低限の仕組みです。
しかも我が会のそれは基本的には形だけでして、ほとんど雰囲気を増すためのものなのです。
まあ・・・違法という点では・・・飲み物に関しては現行の法律と少し食い違うところもありますが。」そう言ってくすっと笑います。
H 「ええ、勿論、ハイソサイティな倶楽部にはあってしかるべきものです」頷きながらスタンフォードに言います
J 「先ほどのお話では、魔物の召還がどうとかおっしゃっておられましたが、どういう趣旨なのでしょうか?」
K 「当会には3つの段階がありまして、新入者、修練者、教師の3つなのですが、
それぞれテーマがありまして、新入者は科学、修練者は哲学、教師は魔術を学ぶと言うことになっているのです。」
J 「科学、哲学はわかりますが、魔術とは?」
K 「魔術と言ってもどちらかと言えば現在の科学では解明できないことを話し合う思考実験ととってもらえれば一番しっくりくるでしょう。要するにこれも雰囲気を増すための名称なのです。」
H 「交霊会とか?」
K 「降霊術は人気の高い話題ですな。晩餐会の催しの一つとして行ったこともあります。」
J 「それとミスター・モーリスの不可解な失踪とはどう結びつくのでしょうか?」
K 「魔術と言われれば誰でも荒唐無稽なものだと思います。
そこで思考実験を楽しむためには、それなりに説得力のある資料が必要になるわけです。
それでいくつか用意していたオカルト本や魔道書の中の1冊を、モーリス氏は信じ込んでしまったらしいのです。
それはそれで心配でしたが、まさか魔術が効果を現すなどとは思えませんし、とりあえずは様子を見ていたのですが、そこに大コウモリの噂と行方不明事件ですから、まさかと思いつつも真実を確かめたかったのです。」
H 「良ければ教えて頂きたいのですが…この協会では大コウモリの事をなんと呼んでいたのですか?」
J 「いわゆる大コウモリについて何かご存知なのですか?」
K 「さて、長くなってしまいましたな。他に質問がなければ・・・おっと、大コウモリですか。」
H 「先ほど資料があるようなおっしゃりようだったので」
K 「実はモーリス氏が夢中になって読んでいた本に、大コウモリのような怪物、その本では夜の使者と書かれていましたが、それを呼び出して従属させるという呪文めいた物が書かれていたのです。
しかもモーリス氏はそのページを詳しく読んでいたフシがありまして・・・・
お分かりいただけましたかな?」
H 「なるほど、いや、お話の腰を折り申し訳ありません」
(アレを思い出して、内心びくびく…)
K 「よろしいですか?」>ジョナサン
J 「しかし呪文で大コウモリが出てくるわけはなし、実際に目撃例があるというのはどういうことなのでしょう?」
否定しておいて反応を見ます。
C (うまく渡り合っているなあ…)
K 「そこがまったく納得のいかないところで、我々も確かめたいところなのです。」
スタンフォードに特に変化は見られませんね。
「さて、よろしければ話を続けさせていただきますよ。」
J 呪文で大コウモリが出てくるわけはない、と言ったときの二人の表情に変化などありますか?
K 特にないですね。
J 「どうぞ、続けてください」
K 「では皆さんをご案内して当会の様子を知っていただきたい・・・・と思うのですが、実はこの先は会員でないと入れない規則なのです。
そこで入会費と1年間の会費はお詫びとして無料にさせていただき、皆さんを新入者としてお迎えしたいと思っているのです。
勿論退会はいつでも出来ますし、入会の儀式は規則なので必要ですが、これも雰囲気を盛り上げるためのものなので、3つのことを誓っていただくだけです。
  その3つとは、深遠なる神秘に隠された真実にたどり着くために、あらゆる障害に対して真摯に立ち向かう。
銀の黄昏錬金術会の規律を厳守する。
銀の黄昏錬金術会の秘密を厳守する。
これだけです。勿論破ったからと言って罰則もありませんが、そこは大人としての節度を持っていただくということで。
いかがでしょうか?」
アンソニーはヒルディとジョナサンの顔を見比べています。
H いぶかしげにスタンフォードの言葉を聞いています
J 「その前にお聞きしたいのですが、本来の入会の条件ですとか、会則・秘密とはどういったものでしょうか?」
K 「本来は、まず紹介が必要です。しかしジョナサン・クラークさん、あなたの紹介はいただいております。
それに会にふさわしい人物かどうかの査定も行っています。先ほどの大人としての節度があるかどうかと言ったようなことですね。
会則はさっきお話しした通りで、秘密は・・・さっきから私が言っている雰囲気を盛り上げるためというような部分ですな。本来はもっと秘密めかして、その謎めいた部分も楽しんでいただいているわけです。」
J 「紹介とは、会員による紹介、ということでしょうか?」
K 「その通りです。」
J 「では、何らかの理由で紹介者が退会、あるいは除名となった場合にはどうなるのでしょうか?」
K 「いったん入ってしまえば紹介者は関係ありません。」
J 「なるほど。」では年会費とドレスコードの有無等を聞きます。
K 年会費は皆さんは1年間は無料ですが、本来の会費を聞くと、普通なら目玉が飛び出るような額ですね。相当高収入な人でないと払いにくいでしょう。
ドレスコードって、服装の規則ですか?
J ですね→ドレスコード
K やはりそれなりの服装、要するに正装は必要なようです。
「さて、いかがいたしましょうか?
こちらとしては、ぜひ入っていただいて、楽しんでいただきたいと思っているのですが。」
H 「ボクには紹介者がいない訳だ」と肩をすくめます
K 「勿論皆さんは紹介者は必要ありません。言ってみれば私とスコット代表が紹介者ですから。」
H 「えらく気に入られたものですね」とジョナサンを見ます
J 探索者二人をちらと見やり「ちょっと相談が必要かと思うのですが」
H ジョナサンに頷き同意します
K 「なるほど。分かりました。ではロビーでお待ちしております。」
そう言って4人は出て行きます。
J 応接室を眺め回しながら「諸君はどうするかね・・・」
H 「さて…」大きなため息をつきつつ…
「どうしたものやら。ちょっとやそっとじゃ返してくれないぞ、あの調子じゃ」と苦笑い
K アンソニーは興味があるので入会してみたいけど、一人じゃ心細いそうです。
J Hildy氏は?
H 「どの道、素性は知れてると思った方がいいでしょうね。毒を食らわば皿まで。
ここで逃げたところで、あとあと面倒はやってくるでしょうし」
J じゃあ入会するんだ・・・(笑)
H ええ^^; ジョナサンは?
J もともと勧誘されていたわけですし、応じます。
K 「一蓮托生ですね。」とアンソニー(笑)
H 洗脳されたら、そのときはロボトミーでも何でもお願いします(笑<ジョナサン
J この時代は電撃とかかな。
H (うぁ^^;<電撃)
J ロボトミーは1935年以降です。
H (あ、なるほど。了解です<1935年)
J (ちなみに電撃も'30年代以降のようです)
K では決まりですね。
入会の意志を聞いたスタンフォードは喜び、早速準備をするので少々お待ち下さいと言います。
C (入っちゃった(笑)いいな〜)
K 玄関から入ってすぐ左のドアの先(こっちも応接室でした)にくっついているコートルームで上着を預け、階段を上がります。
2階に上ってすぐの部屋は部屋と言うより踊り場で、正面と左右に扉があります。
左の扉を入り、召使いのような人に、短いローブを着せられます。
ローブの色は黒です。
H (緑色だったら、『マイク・ザ・ウィザード』)
K マイク・ザ・ウィザード(笑)
その後全員目隠しをされます。
手を引かれて歩いてゆき、どうやら階段を上ってすぐ右にあった扉を通ったようです。
全員<聞き耳>
H 95>95/25 失敗
J 25>25/25 成功
K Keeper: 12(1D100) = 12(アンソニーも成功)
成功した人は、まわりは静かですが、小さな息づかいや衣擦れの音など、そこそこの人数がいる大きな部屋に通されたことが分かります。
目隠しを通して見えるいくつかの光は、どうやら蝋燭のようです。
H 雰囲気とか気配とか分かりますか? 悪意に満ちているなど

キーパーの独り言
 キーパーはこのヒルディの台詞を見落としていました。
やはりNPCがしゃべっていたり、コピペに忙しい時などは見落としがちです(汗)。
他にも、プレイヤーの質問にキーパーが答えていない場合がちょくちょくありますが、全て見落としです(汗)。


K スコットの声が聞こえます。
「今夜この時この場所で、我が銀の黄昏錬金術会に誇り高き同士が加わるための儀式を執り行う。」
その後は会の本分のような物をもったいぶって話しますが、だいたいはスタンフォードの言う「雰囲気を盛り上げる」ための内容のようです。
一通りしゃべると、いよいよ本格的に入会の儀式が始まります。
「ようこそ銀の黄昏錬金術会の神秘の入り口に立つ者よ。
銀の黄昏錬金術会は汝らを歓迎する。
これから汝らは会の一員となるための審査を受ける。
汝らが会の崇高な目的を理解し、それにふさわしい存在だと認められれば入会が認められるだろう。
入会を認められた者は、『新入者(ネオファイト)』として修行を積み、やがては崇高な使命を果たす存在へと進化してゆくのだ。
  これより入会の儀を行う。
「入り口に立つ者よ。
汝は深遠なる神秘に隠された真実にたどり着くために、あらゆる障害に対して真摯に立ち向かうことを誓うか?」
返事待ちのようです。
J 「誓います」
K 「は・・・はい。」とアンソニー。
H 「誓います」
K 「誓います!」と慌ててアンソニー。
「汝は深遠なる神秘に隠された真実にたどり着くために、銀の黄昏錬金術会の規律を厳守することを誓うか?」とスコット。
「誓います。」とアンソニー
H 「誓います」
J 「誓います」
K 「汝は深遠なる神秘に隠された真実にたどり着くために、銀の黄昏錬金術会の秘密を厳守することを誓うか?」
「ち・誓います。」とアンソニー。
H 「誓います」
J 「誓います」
K 「汝らはここに、銀の黄昏錬金術会の『新入者』として、入会を受け入れられた。おめでとう。
『新入者』は、後に学ぶであろう偉大にして神秘に満ちた真実の前に、『科学』に関して、それが出来ることと、その限界を見極めるのを学んでゆく。
『新入者』があるレベルに達したと判断されたとき、彼には次の段階への道が開かれるだろう。
ようこそ。新入者よ。」
3人の目隠しが外されます。
そこは大きな集会場のようなところで、奥のカーテンを背後に、スコット、スタンフォード、それぞれのボディーガードが立ち、まわりのイスの前にはそれぞれ黒、灰色、白のローブを着た人たちが立って拍手しています。
J 周りを見回します。
H ローブを着た人間の客層など、見てみます
K 「では新入者を歓迎する晩餐を用意しているので、皆1階に移動しましょう。」とスタンフォード。
2階の様子はこんな感じですね。
図書室は解放日であれば、いつでも利用していいそうです。
H 真ん中に居たんですか?
K 3人は真ん中に立っていました。
J なるほど・・・高貴なる哲人というのは首魁らの位置ですか。
K そうです。スコットが高貴なる哲人らしいです。
会員達は召使い達にローブを渡し、リラックスした雰囲気で1階へ降りてゆきます。
  その中にコール博士がおり、近寄ってきます。
「ジョナサン!来てくれたんだね!」
J ローブの色は?
K スコットとスタンフォードは白ですね。ボディーガードは黒です。
コール博士は黒です。
J なるほど。
K 1階に降りると豪華な晩餐が用意されており、ラウンジとバーが自由に利用できます。
高級なお酒や食べ物が用意されています。
隣は豪華な食堂になっていますが、今夜は使っていません。
H 何名ぐらいいますか?
K 会員らしいのは今夜は20名ほどですね。
  中には市の偉いさんや政治家、映画俳優なども混じっています。
J 社会的地位とローブの色に関連はありましたか?
K 関係ありそうですね。
J なるほど。
H 辺りをみます。壁に掛けられた紋章、絵画など、あればですが
K 「ジョナサン、新入者が君だと知って驚いたよ!誰が来るのか全く知らなかったからね。」とコール博士
現在ラウンジにいるのですが、壁は板張り床には絨毯、クッションのよくきいたイスに、小さなテーブルがいくつもあり、内装も立派で、テーブルにはそれぞれ電灯が一つ固定されています。この部屋の照明はそれ以外にはないようです。
絵とかは見あたらないですね。
J コール博士に笑みを浮かべます。
K 「こちらのお二人は?お友達かね?」
J 「こちらは・・・」と紹介します。
H コール博士に軽く会釈し、手早く自己紹介をします。
K 「おおう、そう言えば君達の名前は新聞で見た覚えがある。モーリス氏の行方不明事件だ!」
その後興味津々で事件のことを聞いてきますが、適当に返事をしていると、誰かを見つけたようで、その誰かを呼びます。
H 『もはや、有名人か…』と苦笑いをしつつ、ジョナサンとアンソニーを見ます
K 「ミスター・クラーク!私の友人を紹介しますよ!」
呼ばれてやって来たのは、何の変哲もなさそうなおじさんです。
それにしてもまたクラークか(笑)
  「はじめまして」
ジェイムズ氏は政府関係機関に務めており、銀の黄昏錬金術会の階級は教師(マスター)だそうです。
H 「新参者ですが、以後よろしく」
K 「ああ、どうもジェイムズ・クラークです。よろしくお願いいたします。」
J 握手して「よろしくお願いします」
K 「クラークが3人も集まるとは、奇遇ですな!」
そう言って笑います。
J 「ははは・・・」
H (陰謀を感じる…<クラーク三人)
K いや陰謀はどうだろ(笑)
  その後話した感じでは、ジェイムズは感じのいい人ですが、少々気は弱そうで、階級も全然気にしていないようです。
というわけで実に素晴らしい食事(今回は立食パーティー形式)と高級なお酒を飲みながら談笑しております。
C (三人ガリデブならぬ三人クラーク(笑))
H (ボストンをクラークで埋め尽くすのだぁ!(笑<陰謀)
K この機会にコネにしたいような人がいるなら、探してみるといいかもしれません。
H 壁際によりつつ、客層を眺めます
警察・記者関係の人間が居ないかどうか
K

警察のそこそこ上の立場である人がいました。
記者関係は見あたらないですね。
警察の人は町規模の責任者クラスです。

しばらくするとスコット、スタンフォード、ボディーガード2人は「今夜は我々は失礼するが、みなさん楽しんでください。」と言って姿を消します。

H どちら方向へ?
K スコット達はラウンジの奥の扉から出て行きます。
隠れている部分ですな。

キーパーの独り言
 ここでキーパーは去っていった方向を間違えて逆に言ってしまい、後でスコットら4人はおかしな行動をとることになりました(汗)。


K 今夜の内に収拾しておきたい情報が無ければ、そのうち晩餐は終了し、全員帰途につくことになります。
H 壁沿いにそってスコットたちが消えていった方向に向かいます
ドアが閉まっているなら、そこで<聞き耳>を立てます
K もう物音はしませんね。
ドアを開けますか?
H 少し酔った風な演技をしながら、ドアを開けます
K ドアを開けると、右手に台所に通じるドア、正面に裏口、左に三つドアがあります。
H 手前のドアをそっと、押してみます
K ドアが開きました。
貯蔵室のようです。棚がいくつもあり、様々な食材などが置かれています。
H 棚を調べ、何も無いようならそ知らぬふりをして、ラウンジに戻ろうとします
K ではラウンジに戻りました。
H (空振りかぁ)
K クリスですが
CON×7をどぞ(笑)
C 93>成功
K 強靱な体力ですな(笑)
C CON16です(笑)
K ではクリスは、裏口から4人の人影が出てきたのに気付きます。
C 誰だろう?よく見ます
K その人影は建物を回り込み、正面入り口へ入って行くようです。
<目星>
C 39>39/50 成功
K 暗いのでよく見えないですが、見覚えのない4人ですね。
だいたいの特徴はつかみましたが。
クリスはなにかしますか?
C 建物に近づいてみます
中の様子が知りたい(笑)
K 近づきました。もうドアボーイもいません。
窓から中の様子を見たいところですが、カーテンがかかっています。
C 鍵はかかっていますか?
K 正面の扉ですか?
C はい
K かかっています。 しかしドアを触っていると、隣の小窓が開きます。
「どなたですか?」
C ぎゃ!
K 昼間の声とは違うようです。
C 酔っぱらいの振りします
「あ〜、ここはどこだいね、よっぱらっちまった」
K 「酔っ払いか・・・」小窓が閉まります。
C うまくいった(笑)

キーパーの独り言
 実に機転が利きます(笑)。


K その後は反応無しです。
C うーん、どうしようもないですね、裏口行ってみます。
K 裏口前に来ました。
C 鍵は?
K 試してみるんですね?
C ええ、かかっているかどうかだけ。
K かかっています。
C 入ってもしょうがないし…
ヒルディ、ジョナサン、アンソニーが出てくるのを待ちましょう。
K 了解。では中の3人はどうします?
J お手洗いを済ませてから、出てきます。
K ジョナサンは建物の外に出るのですか?
J はい。
図書館利用は、いつでもいいのですよね。
K お手洗いには2つドアがついていました。
ジョナサンがロビーに出てくると、ドアボーイが「お帰りですか?」
図書管理用は建物が空いているときはいつでも可能です。
建物が開放されているのは火、金、土です。
J 「ああ、楽しませてもらったよ」
K 「はい。ではコートルームでお上着をお受け取り下さい。」
ということで、コートルームでコートルーム係に上着を返してもらい、出てきます。
外に出ました。
クリスはジョナサンが出てきたのに気付きます。
C 「あ、先生!」運転手の振りをして駆け寄ります。
J うなずき、車に乗り込みます。
K 質問したいのはやまやまですが、黙って車に乗ります
H 取り合えず、ジョナサンの後を追います。
K ヒルディは<目星+20>
H 64>64/30+20 失敗
K ではヒルディはジョナサンがいなくなったのにまだ気付いていません(笑)
H では、アンソニーを誘い、この場を退散しようとします。
K ところで通路の左壁にはまだ開けていないドアがあるのは分かっていますよね?
H え? あ、忘れていました
K やはり(笑)
外に出ますか?
H チャレンジ、OKですか?(貯蔵庫に二枚ドアがあると思い込んでました)
K はいOKです。
Keeper: 70(1D100) = 70
では<幸運>どぞ>ヒルディ
H では、何気ない振りをして、通路の奥に
16>16/55 成功
K 了解ヒルディはまた通路に入りました。一人です。
J おおっ
K 奥の扉を開けますか?
H まず、聞き耳を
K 物音はしませんね。
H では、そっとドアノブに手を掛け、回します
K そこには下りの狭い階段がありました。
H (いかにも怪しい……)
K さ〜どうします(笑)?
C (無事をお祈りします…)
H 電気はついていますか?
K 廊下の電灯は点いています。階段にはありません。
H 恐怖と好奇心を、心の天秤に掛け……
  1d6
K だはは(笑)
H Hildy: 2(1D6) = 2
好奇心が勝ちました(笑
C がんばれ〜!

キーパーの独り言
 前にもピーターが探索者の選択をダイスロボで決めていましたが、やはり基本的にはプレイヤーが自分で決めるべきでしょう。
しかし今回のは、サイコロ振りたくなる気持ちも分かります(笑)。


H そろそろと階段を下りていきます
K 階段の奥は暗いです。降りてゆくと、どんどん暗くなって行きます。踊り場を介して更に降りてゆくと・・・
どうやら広い部屋に出たようですが、真っ暗でなにがなにやらさっぱり分かりません。
うふふふふふふ
H 壁沿いに手を探り、スイッチを…
って…怖いなぁ…
K <幸運>
H Hildy: 100(1D100) = 100
C わあ(笑)
H 100>100/55 ここで出るか!
J 嗚呼・・・
K バランスを崩してぶっ倒れるヒルディ(笑)
ゴンッ
OH!
H げぼ……
K 更にPOW×1ロールをどぞ。
H 52>52/11 失敗
K ではヒンヤリした地下の空気しか感じられないです。
<聞き耳-20>もどぞ。
H 床は冷たくて気持ちいい……とばかな事を考えつつ
Hildy: 3(1D100) = 3
K お!
H 3>3/25-20 成功
C すごい!
H (ダイスの女神に弄ばれてるぅ)
K では地下の奥深くから、複数の悲鳴のような叫び声が聞こえたような気がします。
どうしますか?このまま暗闇に突入(笑)?

H はっ、として床に耳をつけ、もっと聞いてみます
K 了解<聞き耳-15>
H 71>71/25-15 失敗
K 気のせいだったかもしれません(笑)
H 一度、帰ります
K 了解。
ラウンジに戻りました。アンソニーが泣きそうな顔で近寄ってきます。
「どこ行ってたんですか〜!黙ってどっか行かないでくださいよ〜(泣)!」
もう半数くらいの会員は帰っているようです。
H アンソニーに耳打ち。「一度、出直そう…」
K では二人とも屋敷を出ます。
めでたく全員合流できました(笑)。
今後の方針を決めて、今夜はお開きですかね。
H とりあえず、地下室の出来事をみんなに話します
J 興味深そうに聞きます。
C そこは怪しいですね
いかにも(笑)
K 「地下室?え〜、僕も行きたかったな〜。」とアンソニー。
H とても一人では無理です。あの先は。
K とりあえず明かりがいるでしょう(笑)
C と言うより、みんな入会したことに驚きます(笑)
H 「場の勢いは怖いねぇ」と頭をかきながら、クリスに(笑
J 侵入はChrisがお手の物ですねえ・・・
C ですね、手引きしてください(笑)
K 「でも料理もお酒も最高でしたね!僕あんなに美味しい物食べたのは生まれて初めてですよ!」とアンソニー(笑)
C 脳天気やなあ(笑)
K INT8だし(笑)
H でも、新進気鋭の作家(笑
K 裸の大将みたいなやつなのかも(笑)
J 読者層たるやいったい・・・
H 『アンノウン・ワールド』だけに誰も知らない(笑
C 地下室の探索は次回やりたいですね。
H ええ、ともあれ準備を整えて
C スコット氏怪しいなあ
K

精一杯いい人を演じたんだけどなあ(笑)<スコット達

C (笑)
K

ではどのような計画で?
さっきは運が良かったのですが、基本的にはあの扉の前には召使いが立っており、入るのを禁止しているようです。
警察関係の偉いさんもいましたし、買収は完璧な様子ですね。

J 警報装置等は見当たりましたか?
K

警報装置の類はとりあえず眼にしていません。
当時はほとんど無かったでしょうし。

H ともあれ、地下室潜入の日取りですね
合間が空くようであれば、その間に調査も
J 普通に出入りしつつ、潜入の機会をうかがうということでどうでしょうか。
C 機会が出来たら中から手引きしてください
K 普通に出入りしていたらいつの間にか教師(マスター)になって、銀の黄昏錬金術会の中心人物になってたりして(笑)。
H ミイラ取りがミイラに…。怖い怖い^^;
J 権力闘争で幹部を闇に屠るとか?(笑)
K そうだ全員<INT×3>を振ってもらいましょうか。
Keeper: 71(1D100) = 71
J 100>失敗
C 17>成功
H 28>28/42 成功
K アンソニーは勿論失敗(笑)
クリスは話に聞いていた情報を思い出します。ヒルディは自分の耳で聞いた情報ですね。
モーリス氏は自分を「銀の門の守護者」と言っていましたが、今日スタンフォードが説明した階級にはそんなものは出てきませんでしたね。
C おお!
H そういえば…マスター以上か、裏階級がある?

 

第17回セッション終了

 


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