Call of Cthulhu リプレイ36

ヨグ・ソトースの影
キャニッチの魔女団 その5

探索者紹介

ジョナサン・クラーク(J プレイヤーはマリネラ島 島猫氏
医者 33歳
クリス・オニール(C プレイヤーはVALIS氏
私立探偵 21歳
グレッグ・イーガン(G プレイヤーはpsan氏
スリ師 25歳

※背景画像はLITHOS(http://www.lithos-graphics.com/contents.html)さんに掲載されている画像の一部を加工して使用しています。

K ではクリスですが、銃と弾を受け取る以外になにか画策していますか?
C いえ、特にないです。
K 了解です。
G 私の銃を渡して私は店を出ます
酒代はクリス持ち ごちです
K ではしばらくすると男が銃と弾を持ってきて売ってくれます。
チェックしてみると、ちゃんとしたもののようです。
男二人はそろそろ帰ろうかという雰囲気です。
C では、礼を言って、別れ際に、「一度どこかでお会いしませんでしたか?」と聞いてみます。
酒代も払います(泣
G 私は店の外にいます
K 二人は顔を見合わせ、
1d100
Keeper: 93(1D100) = 93
「あんたイギリスに来たことがあるのか?」と見覚えのある方が言います。
C 「いえ、私の思い違いでしょう。良い取引でした。感謝を。」
K クリスは<アイデア>
C 12>12/90 成功
G 幸先がよい
K 店を一歩出た瞬間、男がボストンで命を落としたレイモンド・ロークによく似ていることに気付きます。

C (まさか、兄弟かなんかか?)
今は深く追求しない事にします(笑)
K 了解(笑)。
ではグレッグと合流しました。
G 腹違いの兄弟?
K 別に腹違いである必要はないのでは(笑)
G そうでした

K 次はジョナサンとアンソニーです。
大英博物館の威容を前にしています。

J 利用案内はいずこ・・・。
K 付属の図書館の方へ行かれるのですね?
J はい。
K では行き届いた案内に導かれて、立派すぎる図書館にたどり着きます。
J では手分けして目的地の地理や歴史を調べます。
K 了解。では二人とも<図書館+30>
J 80>80/60 失敗(汗)
K (アンソニーは成功)
アンソニーが先に、イギリスの地理、歴史のコーナーを見つけます。レーダーでもついているような感じです。
キャニッチまでは汽車で半日以上かかります。ほぼ1日移動で使うことになりますね。
どんなことが知りたいのでしょう?
地理や歴史か(笑)
J ではキャニッチの遺跡に関する地理や歴史を。
お願いします。
K まずキャニッチ周辺ですが、高地地帯ですね。
人口密度は低く、牧畜が主な産業です。
遺跡に関してはローマ遠征時代の長城建設が行われたので有名で、ローマ兵と原住民であるピクト人との激しい戦いが繰り広げられました。
その辺は様々な逸話が残っているようです。
  その後は人口密度の低さからか、大きな事件はあまり記録されておらず、どこの田舎にもあるような領主と民衆とのいさかいや、お家騒動などがちらちらと出てくるだけですね。
G お家騒動 わくわく
K ピクト人は現代に置いても謎の民族で、残っている情報の多さの割に、その正体は謎につつまれています。

スコットランド、ピクト人の石碑・遺跡
上記リンクを、プレイ時にプレイヤーの皆さんに見てもらいました。
LITHOSさんの1コーナーです。


K センスはよかったようです(笑)。
G 本物ですかこれ?
K もちろん本物です。
G すごい
K ビジュアル的に優れていて謎に包まれているので、クトゥルフでは好んで利用されている種族ですね(笑)
J ではアンソニーに、ピクト人とローマとの戦いについて調べてもらい、そのあいだスコットランドの最寄の駅から遺跡までのルートや遺跡周辺について、地図を探します。
K 了解です。地図もすぐに見つかります。
また依頼主は汽車のチケットも用意しており、確認したところ最短で最豪華な旅程になっているようです。
ロンドンからは長距離汽車で延々と北上し、インヴァーネスの町で鈍行に乗り換えて、キャニッチへたどり着くコースです。
J 遺跡周辺に人家はありますか?
K 人家はそこそこあるようですが、小さな村で、またその周辺にも小さな村が点々としており、更にその周りに牧畜を行っている民家が点在しているようです。
J ネス湖の近くでしたっけ?
K そうです。

K アンソニーは夢中になってローマ遠征時代の歴史本を読んでいます。
当時はローマ人以外はみんな土人みたいなものなので、記録しているのもローマ人がほとんどです。エジプトも土人ではないか(笑)
とりあえずイギリスは土人の国でした(笑)
他にはなにかありますか?
C ネッシー見物行く暇はないですよね(笑)
K 作ろうと思えば可能では?
当時すでにネッシーの話ってあったかな?
C どうでしょう?
G ムーはとってなかったからなー
K (マリネラ島 島猫さんが、素早く検索して探し出してきた資料を提示)
むむ・・・ほんとに素早い(汗)
J 狭いデスクトップに、ウィンドゥがたくさんで大変なことに・・・。
G 山が多いんですね
K 山も多いですが、どちらかというと大きな丘というイメージでしょうか。
G ボーイスカウトに会いそう
K ボーイスカウトいそうですね〜。
J Google Earthも覗いているのですが・・・山地の中の田園ぽいですね(まんまですが)。
K まんまですな(笑)
さて、他に用事はないですか?
J アンソニーの進捗状況を。
キャニッチの歴史について。
K 夢中で読んでいます。当時の歴史の概要はつかんだようです。
おおざっぱにはさっきの内容が全てですが。
J オカルト的な事件はありますか?
K オカルト的な事件と受け取れるものも山ほどあります。
当時は怪奇現象も当たり前の時代なので、普通の出来事もそんな風に書かれているというのもあります。
なにしろアーサー王の時代から少ししか経っていない頃です。
J え?
K あ、逆か
J アーサー王というと、日本は平安時代ですかね?
K 平安時代って何年(笑)?
800年くらいか(汗)
ローマ遠征はその何百年も前ですな(笑)
J 平安時代の前か(汗)
G ナクヨウグイス?
K ヘイアンキョウ・・・と言えばエイリアン(汗)
G ははは
J とりあえず、キャニッチに関してなにか目立った事件があれば・・・。
K 特にはないようですね。
J 了解です。遺跡について何かありますか?
K ネッシー発見は1970年代後半らしいです(笑)
あ、ちがった。
それはニューネッシーだそうです(笑)
遺跡に関しては、やはりローマ遠征時代のものと、ピクト人に関する物がほとんどのようです。
ピクト人の進攻をくい止めるために作られた長城が有名です。
G ネッシー
K (再びマリネラ島 島猫さんの検索が炸裂)
690年頃!古いですね〜<ネッシー
J 目的の遺跡に関して何かありますか。
まだ調査が進んでいない遺跡、ということでしょうか?
K それに関してはなにも見つからないですね。
ただしその地は特にローマ兵とピクト人の厳しい持久戦が行われた場所として記録が残っています。
G 持久戦好みだ
K それはよかった(笑)
G 失礼しました
K いえいえ(笑)
では大英博物館を出ていいですか?
J では周辺の略図を作成した後、出ます。
K 了解。
20日の夜です。
明日はキャニッチへ旅立ちます。
C いよいよですね
K あれ、今日もう21日かな(汗)?
あとで調べておきます(汗)
G デリンジャージョナサンにわたしますか?
C その方がいいでしょうね
J デリンジャーって、41口径でしたっけ?
K そうです。
色々ありますが、すったのはそれです。
G これじゃなかった?
J ルールだと、25口径のようですね。
K 口径はでっかいやつだったということで。
J 頂いておきます。
K どうせ銃身は短いので、ダメージはどっこいどっこいです(笑)
J 了解です。
C
357口径マグナムリボルバーですが
K はい。
C 「現代」になっています
まずいですよね
J どうやって入手したんだ、と不審げに聞いておきます。
G 未来に・・・
K 357って言いましたっけ(笑)?
C あれ、なんといっていましたか?
J .38口径じゃないでしょうか。
K 38口径ですね。
C おお
すみません、解決です
K よかった〜。なにしろ半分寝ていたので、なにを言っていても不思議じゃない(笑)
G では手渡しました
K ではキャニッチへ旅立ちますか?
J はい。
C はい
G はい
朝ですか出発
K 朝ですね。
豪華ですが寂しい景色が多い汽車の旅がスタートします。
ロンドンの雑踏は夢だったのかと思うほど、すぐに辺りは田舎のそれになります。
どことなく灰色の景色ですね。
また気温はどんどん下がってゆきます。
着くのは夕方の予定です。
昼2時頃にインヴァーネスに着きます。
まだしも町と言えるところで、ここで一休みしてからキャニッチへの鈍行列車に乗り込むことになります。
汽車もいきなり古くさく、ガタピシいっています。
G いいな、<ガタピシ
C さきほどの汽車に不審人物が乗っていませんでしたか?
K 不審そうな人物はこれと言って目につきませんでしたが、全体的に沈んだ雰囲気で、人々の表情も暗いような気がします。
単にアメリカとイギリスの国民性の違いかもしれませんが(笑)
がたぴしぽっぽ=
G 世界の車窓気分
まえの正露丸の人
K 今日はインヴァーネスの町に到着します。
緑が豊かな車窓は、単調な旅を有意義なものに変えてくれます。
こっちの女の子はお爺さんの家に遊びに行く途中だそうです。
インヴァーネスの駅が見えてきました。
ホームに迎えに来ているのは女の子のお爺さんでしょうか。
提供は富士通でした。
C ははは(笑)
J 溝口肇?
K なんて言ったかな。けっこうマッチョな人ですよね(笑)
G 石丸謙二郎さん<正露丸
K そうでした。
それはさておき(笑)
寂しい丘陵地帯を進み、やがてキャニッチに到着します。
  寂しい村です。
一応石造りの建物が並んでいるのですが、その古風さと言い、デザインと言い、灰色っぽい印象の、寂しい町ですね。

G 寂しい
J BGMを人狼にしました・・・暗い(汗)
C いかにもっていう雰囲気ですね…
K 人狼面白かったな〜。
この寂しい町に、宿がとってあります。
宿は1日だけで、翌日以降は依頼人の叔父の家であるハンコック荘に泊まることになっています。
もちろんいきなりハンコック荘に行ってもかまいません。
G どうします?
K ただしハンコック荘はキャニッチの町のはずれにあり、町中からは離れています。
C 宿にも興味があるのでまずは宿に行ってみませんか?
J 同意します。
G そうしますか
K ではキャニッチ唯一の宿である「王様の頭」亭に向かいます。
そこは歴史を感じる古びた宿で、酒場も経営しているようです。
中に入って行くと、数人の客が酒を飲んだり飯を食べたりしていますが、人数の割に静かだと感じます。
  主人は太ったおやじで、以外に愛想のいい顔をしています。
「いらっしゃいませ。何をお作りしましょう?」


J カウンターにつきますか。6人分の席、ありますか?
C まずは泊まり客である旨伝えます
J ああ、そうですね。荷物置かないと(汗)
K おやじが他の客に説明して席を作ってくれます。
また少しやつれた感じはするものの、なかなか美人の女給も愛想良く応対してくれ、すぐに部屋をとってくれます。
「外国の方ですかな?」とおやじ
G 味がありますな
J 高脂地帯だけありますな(汗)
G はは・・
C グリム童話に出てきそうな親父だ(笑)
K 「どうぞゆっくりしてらしてください。」と女給
G いいですね女給さん
J 他のメンバーの腹具合を聞いておきます。もりもりイケそうなかんじかとか。
C 食べましょう、食べましょう、腹減った。
G そうですね荷物も重かったし
J でしょうね・・・。
K 料理は粗野ですが、それもまたいい感じで味があり、ボリュームもあります。
親父は愛想良く、女給は酒をどんどんついでくれます。
J 肉のパイ皮包みにベイクビーンズにチップスのたっぷりとした『軽食』に、ビールを摂ります。
G 肉のパイ皮包みいいですね
C 親父に、「今日は他にも泊まり客はいるのかい?」と尋ねます。
K 「キャニッチは寂しい町ですが、宿はうちだけですからな。たくさんいらっしゃいますよ。もう半分住み込んでいるような方もいらっしゃいます。
皆さんはアメリカから来られたんですかな?」
J 「ええ、ボストンから」
K 「ああ、やっぱり。アメリカの方はどことなくそうと分かるんです。長く店をやっているからでしょうな。」
G 「ほかにもいるのアメリカからって」
K NOW LOADING・・・
「アメリカからの方はお客さん方だけですな。」
G 「へー」

キーパーの独り言
 シナリオを読み直していました(笑)。


K 「この辺りはなにもないところですが、別荘地としては穴場なので、遠くから泊まりに来られる方はよくいます。
でもアメリカからの方は、インヴァーネス泊まりが多くて、ここまで来られるのは希ですな。」
J ジョナサンは油脂たっぷりの食事とビールに旺盛な食欲を見せています。
K 「おかわりが欲しければいつでも言ってください。ここの羊料理はどこにも負けません。」
G 「やっぱり移動は馬車なの?」
K 「馬車もありますが、最近は車を使われる方が多いですな。」
G 「じゃ借りれるのかな」
K 「残念ですがキャニッチには車を借りられるところはないですな。どこへ行かれるので?」
J 「お勧めはありますか?」
K 「そうですな・・・・・・・
ミュラードッホ湖は美しい湖です。せっかくこんな穴場まで来られたのでしたら、脚を伸ばされるのをお勧めしますな。」
G 何件もあるんだ別荘って
J 泊まっているのはどちらの客なのか聞きます。
K 「方々からいらっしゃってますよ。あ、もちろん皆さんイギリス人ですが。」
J コールスローと酢漬けの卵をつつきながら、肯きます。
K 「皆さんはこんなところまで何をしに来られたんですかな?」
〜チャット上で約2分経過〜
K 「おや、立ち入ったことを聞いてしまいましたかな?もちろん無理して応えていただくことはありませんよ。」
J 「観光がてら、人探しに来たのです」
K 「まあまあ、飲んでください。」女給がお酒をついでくれます。
J 宿の主人の心理を伺います
K 「ほう。人捜しですか。
この辺りは人より羊の方がはるかに多いような所ですからな。人捜しは大変ですな」
ジョナサン<心理学>どうぞ
J 70>70/55 失敗(汗)
K 普通に親しげな接客だと思いますね。
G 「半分住み込んでいるような方って何日泊まってんの?」
K 「もう何日になりますかね〜。少なくとも3ヶ月はいらっしゃいますな。」
G 「そりゃ長いな」
C 遺跡発掘に関係ある人かな?
K 「もはや家族のようなものですわ」(笑)
G 「なにしてんのそのひと」
K 「学者さんのようですが、私も詳しくは分かりませんなあ。」
J 「ご主人、ハンコックという名前に聞き覚えはないだろうか・・・。」
心理をうかがいます。
K 「ハンコック?」
J 「ええ、ハンコックです」
K というところで、今夜はここまでですね(笑)

キーパーの独り言
 「王様の頭」亭のおやじの話す内容は、シナリオとはずいぶんかけ離れたものになっています。
これは半分意図したものですが、半分はキーパーがぼけていたせいです(笑)。

第36回セッション 終了

 


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