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ブロック12に分類される,DD9810 POLEDOUR は第43艦隊,第433巡洋艦小艦隊に所属する艦隊駆逐艦である。POLEDOURはモーラ星系の軌道造船所で1112年に進宙した。第433巡洋艦小艦隊の駆逐艦群は,8隻の艦隊駆逐艦で編成される予定であったが,1117年の時点で配属されていたのは4隻のみで,残りは1000t級のフェルデランス型護衛駆逐艦4隻が割り当てられていた。
DD9810POLEDOURは1115年に軌道港で民間宇宙船に衝突される不名誉な事故をおこしており,1115年からのドック入りで電子装備,砲塔火器がブロック15と同等となるよう改められている。 |
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Aデッキ最前部に設けられている主艦橋は,艦のコントロールを司る中枢部分である。艦はModel9Fibコンピュータ2基により制御されている。
艦には同じ構造の予備艦橋が設けられている。位置は艦尾上面で,Model9Fibコンピュータ1基が配置されている。
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艦首正面左側に主パイロット,右側に航法士兼副パイロット席が設けられている。
右舷壁面には火器管制テーブル,探知機器制御テーブルが設けられている。 |
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艦橋左舷側には,機関制御テーブル,通信テーブルが設けられている。
艦橋後部には艦長席と副長席が設けられており,艦橋内では一段高い位置にある。 |
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ベイゼル型艦隊駆逐艦の艦長室は,Aデッキ左舷側の艦橋直後に設けられている。
3壁面にはホログラフ投影モニターが設けられており,様々な風景画像の他,艦の制御情報などを投影することができる。
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艦長執務室には,デスクとソファセット一組が置かれている。
本級の艦長室はブリッジ直後に設けられているため,大型の宇宙戦闘艦にみられるような,艦長休憩室と艦長公室を分離して設けるような方式はとられていない。 |
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艦長室は,執務室と私室から構成されている。大型艦の艦長室には比べるべくもないが,2間続きの艦長室は,ゆったりとした居住性を提供してくれる。
艦長私室は執務室の続きの間として設けられており,ベット,収納スペース,衛生設備などが設けられている。 |
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士官室の幾つかが一人用個室に改装されている.一人用個室には,ベット兼ソファー(壁面へ折り畳み式),衛生設備(シャワー+WC),ロッカー,多目的モニターなどが備え付けられている。
一人用個室はAデッキのみに用いられたおり,士官室又は高級船客のための専用室として用いられる。
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天井及び側面にはホログラフ投影モニターが設置されている。
壁面の一つに多目的モニターが設置されている。業務,娯楽,様々な目的に使用することができる。 |
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二人用個室には,ベット兼ソファー,衛生設備(シャワー+WC),ロッカー,多目的モニターなどが備え付けられている。
基本的な構造は一人用個室と同じであるが圧迫感は強い。 |
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同室者の勤務シフトは異なるものとなるのが一般的であるため,二人部屋であっても一定のプライバシーを確保しながら,長期の航海に望める。
また小型艦では,乗組員が定員割れ状態で運用されている艦も多く,これらの艦では実質一人部屋として運用される例も珍しくない。 下士官,兵員室は二人部屋であり,これらはBデッキに設けられている。 |
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艦内通路は1.5m幅の規格にあわせて作られている。
帝国海軍規格のコンテナ,各種機器の運搬は艦内通路を通して行うことができる。
壁面には,10mに1箇所の割合でアクセス端末が設けられている。
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Aデッキに士官供用室,Bデッキに下士官・兵供用室が設けられている。
両者は内装の豪華さ以外は同じである。食事も士官,下士官,兵ともに全く同じものが支給される。
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部屋中央には調理カウンターがあり,食事の他,酒などの用意もある。 | |
供用室は,食事の他にも,打ち合わせ,研修,レクリエーションなどの様々な目的で使用される。
部屋は3分割して運用することもでき,その運用方法は各艦の副長に委ねられている |
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全乗員に支給される携帯型端末。音声入力式で,会話型端末である。
航路計算,戦闘シミュレーション,構造計算,データベースなど各種用途の他,艦内制御機器の作業端末としても利用される。
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本級の主力火器は2基の50t副砲である。予備も含め3500発のミサイルが搭載されている。これらのミサイル管理だけでも相当な業務となる。
ミサイルは通常弾頭と核弾頭が混載されるのが普通であるが,その装備割合などについては機密事項とされている。 しかしながら本級1隻が装備する核ミサイルで十分一つの星系を破壊することができると言われている。 |
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大型戦闘艇は,偵察,哨戒,戦闘などの多目的任務をこなす汎用戦闘艇である。本級にはこれが2機搭載されている。
この存在により本給の機動力,哨戒能力は飛躍的に向上している。 50排水トン,乗員2名,加速6G,移動力6,装甲レベル67G
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40トン艦載艇は人員輸送,物資輸送等多目的に用いられる。
加速度2G程度の徐行型艦載艇が搭載されている場合が多い。徐行型艦載艇は乗員2名の他,船客50名と船荷15tを輸送することができる。
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小型艦載艇は武装した小艇で,最高加速度6小型艦載艇は軽輸送任務や連絡任務に用いられる小艇である。6Gの機動性を評価され,帝国内で広く使用されている。
小型艦艇の中には,本艇を武装して運用している場合も多いが,中型艦以上に搭載されている艇の多くは,パイロット1名で操る非武装タイプが殆どである。替わりに7名の船客をゆったりとしたシートで輸送できる。船荷搭載量は3tである。 |
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駆逐艦など多くの小型艦は定員を満たせず運用されている。多くの志願兵は新型で大型の艦にまわされ,艦隊駆逐艦などには最低限の要員しか配置されていない場合が多い。 |