うちのオリジナル宇宙の帝国政府は、アメリカ政府をモデルにして製作してい ます。 実際のアメリカには実にたくさんの軍事組織や情報機関が組織されています。 例えば、特殊戦闘部隊では「GREEN BERET」「DELTA FOR CE」 「SEAL」「SOF」ちょっと違いますが「SWAT」や「麻薬局突入チーム 」など があります。 情報機関にしても軍の情報部だけではなく、おなじみの「CIA(中央情報局 )」や 「FBI(連邦捜査局)」をはじめ「NRO(国家偵察局)」「DIA(国防情 報局)」 「OSS(戦略情報事務局)」「NSA(国家安全保障局)」「NACIC(国 家防謀 センター)」などと多彩な顔ぶれです。 また「シークレット・サービス(大統領警護隊)」も独自の情報網を持っています。 しかし、帝国の情報機関といえば公式には陸海軍の情報部と、偵察局しかあり ません。 オリジナル宇宙ではこういった様々な情報機関も取り入れていますが、今回は その中 でも汎用性が高く、他の方のトラベラー宇宙にも適応できそうな一組織の設定を投稿さ せていただきます。 |
GIA、「銀河情報機関」とでもいうべきこの組織は、惑星フラマリオンに本社を置く民間の機関です。
GIAの取り扱う「情報」は多岐に及び、様々な星系別の法務、税務、知的所有権に関する相談、手続き代行、訴訟代行などに始まり、市場調査、世論調査、資源調 査など
の調査代行、あるいは未来予測シミュレーションの提示などです。
GIAは様々な星系に支局を置き、独自の通信ネットワークを有しているため 、その もたらす情報は常に質・量ともに最高の商品価値を有しています。
また、GIAは特殊な業務分野に関しても一流のサービスを提供します。 それは様々な軍事情報の提供と、特殊戦闘部隊のレンタルです。 独自の高度な軍事組織を持ち得ないでいる弱小国家や、あるいは自国の国境外
で活動 を行いたがっている国家のために、GIAのエージェント達が「危険業務」を肩 代わり してくれるのです。
GIAは、常に優秀な人材を求めています。 戦闘、調査、経済、様々な分野の専門家たちを駆使して、クライアントの依頼を完遂 していくのが、GIAのやり方なのです。
採用基準
満22歳以上であること。
連続して4年以上の勤務をできる者。
能力値の前半3つ、あるいは後半3つの、どちらかの合計が23を越えている こと。
戦闘関連か宇宙関連の技能を、3レベル1つ以上、あるいは2レベル2つ以上 有して いる、または<測量><交渉><接触><管理><法律><戦術><貿易>のいずれかの技能を1つでも3レベル以上有していること。
レフリー用情報
PCをGIAのエージェントとすれば、どんな冒険シナリオにもPCを強制的 に参加 させることができます。
クライアントは、未開惑星の鉱物埋蔵量が知りたい企業や、息子が非友好国で 逮捕さ れて救助したがっている大社長(笑)など、様々ですし、帝国政府の依頼を受けて独立国家やソード・ワールド、果てはゾダーンまで潜入(GIAは独立星系にある民
間組織 のため容易に第三国のパスポートを入手できます)することもあるでしょう。
採用条件は厳しいため、キャラ作りの時に融通してあげたり、以下の教育制度 を適用 することをお勧めします。
教育制度
1年間をGIAのエージェント養成所で訓練することにより、2d6で6以上 を出し た時には任意の能力値、または技能を1アップさせることができる。
この訓練により、合計で3まで能力値や技能を上昇させることができるが、訓練に費 やした年数を、最低勤務年数に上乗せして契約しなければならない。
by龍太郎氏