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The Best Weapon |
最強兵器 決定戦 第22回 (副砲と砲塔群 1) |
MEGA
TRAVELLER |
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たとえ小口径(低火力)であっても、 |
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帝国のバトルライダー |
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やはり、三連架砲塔1基(攻撃力3)のミサイル砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えられます。 表2 ビーム・レーザーによる損傷期待値 (帝国が、ゾダーンのバトルライダーを攻撃した場合) |
ビーム・レーザーによる攻撃の場合も、三連架砲塔1基(攻撃力4)のビーム・レーザー砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えています。 表3 パルス・レーザーによる損傷期待値 (帝国が、ゾダーンのバトルライダーを攻撃した場合) |
パルス・レーザーによる攻撃の場合は、三連架砲塔1基(攻撃力3)あるいは、単架砲塔1基(攻撃力2)のパルス・レーザー砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えていました。 命中率が悪くても(ビーム・レーザーは7+で、パルス・レーザーは8+でした)、外部損傷表でDM+2を得ている効果が現われているようです。 表4 フュージョン・ガンによる損傷期待値 (帝国が、ゾダーンのバトルライダーを攻撃した場合) |
フュージョン・ガンによる攻撃は、単架砲塔1基(攻撃力5)のフュージョン・ガン砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えていました。 表5 粒子加速砲による損傷期待値 (帝国が、ゾダーンのバトルライダーを攻撃した場合) |
粒子加速砲による攻撃は、単架砲塔1基(攻撃力2)の粒子加速砲砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷、探知器損傷)を与えていました。 放射線損傷表を使うことのできる特典が、効いています。 表6 各種兵器による損傷期待値の比較 (帝国が、ゾダーンのバトルライダーを攻撃した場合) |
各種兵器が与える損傷期待値の比較を行ってみました。 核ミサイルは、核中和装置の防御突破が必要なことから、高い攻撃力の核ミサイルを用いることが要求されます。 高い攻撃力を備えた砲塔は、武器設置点を10個も使用する副砲であったり、砲塔を10個まとめた砲塔群だったりする訳ですから、砲塔群数は少なくなってしまいます。 損傷期待値が小さくなることも、仕方ないことでしょう。 非核弾頭のミサイルは、三連架砲塔1基(攻撃力3)の砲塔群100個が、最も多くの損傷を与えられます。 その損傷期待値は、他の兵器と比べても最大であり、兵器損傷で32.1回、燃料損傷で10.0回(これだけはパルス・レーザーの10.4回の方が大きいです)を与えることが出来ました。 かなり、有利な数値です。 非核弾頭のミサイルは、核ミサイルと比べれば極めて安価ですし、砲塔の占有容積や重量、価格、管制ポイントなど多くの利点がありますから、とてもお得な兵器だと思えました。 ビーム・レーザーは、近距離での命中率がミサイルの命中率と同じですから、近距離では、非核弾頭のミサイルと同じだけの損傷(兵器損傷25.9回と燃料損傷8.1回)を、与えることが出来ました。 遠距離では、命中率が悪くなるため、兵器損傷18.5回と燃料損傷5.8回(非核弾頭のミサイルの半分程度)まで、損傷期待値が減少してしまいます。 一般的な交戦距離が遠距離だとするならば、ビーム・レーザーの損傷期待値は、非核弾頭ミサイルの半分しかないと言えるでしょう。 パルス・レーザーは、外部損傷表でDM+2を得られるため、燃料損傷の期待値では最高の10.4回を示しています。 しかし遠距離での損傷期待値は、兵器損傷16.2回、燃料損傷6.9回ですから、やはり非核弾頭ミサイルの半分程度でした。 防御射撃を考慮しない場合、フュージョン・ガンの損傷期待値は、ビーム・レーザーのものと変わり有りません。 近距離でしか使えない兵器ですので、対大型艦攻撃用の兵器としては、あまり魅力がないように思えます。 フュージョン・ガンの真価を評価するためには、防御射撃を計算に含めなければならないのでしょうが、今回はパスしました。 粒子加速砲は放射線損傷を与えられます。 そのため、命中1発当たりの損傷期待値は大きかったのですが、残念ながら、肝腎の命中率が低いため、武器設置点100個当たりの損傷期待値では、非核弾頭のミサイルに劣ってしまいました。 もう少し、命中率の高くなる目標(例えば、移動力0の大型艦)を攻撃するならば、命中率の不利もカバーされて、損傷期待値はもう少し大きくなるかも知れません。 結論として、ゾダーンのバトルライダーを無力化するための、帝国の兵器としては、三連架砲塔1基(攻撃力3)のミサイル砲塔群100基を装備することが、最善だということになりました。 |
ゾダーンのバトルライダー その1 |
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やはり、三連架砲塔1基(攻撃力3)のミサイル砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えられます。 表8 ビーム・レーザーによる損傷期待値 (ゾダーンが、帝国のバトルライダーを攻撃した場合) |
ビーム・レーザーによる攻撃の場合も、三連架砲塔1基(攻撃力4)のビーム・レーザー砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えています。 表9 パルス・レーザーによる損傷期待値 (ゾダーンが、帝国のバトルライダーを攻撃した場合) |
パルス・レーザーによる攻撃の場合は、三連架砲塔2基(攻撃力4)のパルス・レーザー砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えていました。 目標艦の回避DM(移動力)が高すぎるため、攻撃力3の砲塔では、命中させること出来ないのです。 表10 フュージョン・ガンによる損傷期待値 (ゾダーンが、帝国のバトルライダーを攻撃した場合) |
フュージョン・ガンによる攻撃も、パルス・レーザーの場合と同じような問題を生じました。 単架砲塔1基(攻撃力5)の命中率が,12+と低くなってしまったのです。 砲塔群数は半分に減りますが、命中率が11+(3倍の命中確率)になる、複架砲塔2基(攻撃力6)のフュージョン・ガン砲塔が、最も多くの損傷を与えることになりました。 表11 粒子加速砲による損傷期待値 (ゾダーンが、帝国のバトルライダーを攻撃した場合) |
命中率低下の問題は、粒子加速砲において、さらに顕著です。 粒子加速砲の命中率は、移動力6の帝国バトルライダーに対して、攻撃力4以下では13+以上(命中不可能)、攻撃力5〜6でやっと12+、攻撃力9の100トン副砲でも10+しかありません。 そのおかげで、損傷期待値も小さなものになっています。 表12 各種兵器による損傷期待値の比較 (ゾダーンが、帝国のバトルライダーを攻撃した場合) |
各種兵器が与える損傷期待値の比較を、再び行ってみました。 帝国の艦艇が、ゾダーンのバトルライダーを攻撃する場合と比べると、泣きたくなるほど小さな損傷期待値です。 その比率は、およそ11倍〜17倍。 主砲に関しては、戦力比3倍という数字が出ていますから、副砲と砲塔群に関しては帝国側が圧倒的に有利だということになりました。 この事実は、帝国側が主力艦(主砲を搭載したバトルライダーや巡洋艦)の艦艇数で劣っていても(つまり、主力艦の艦数が3分の1以下であっても)、主砲を搭載していない砲艦や大型戦闘艇の投入で、挽回が可能であることを暗示しています。 ゾダーン側のバトルライダーを全て撃破してしまえば、帝国のバトルライダーを抑えられる手段は他に何もありません。 ゾダーンの艦隊戦力がどれだけ残っていようとも、帝国のバトルライダーの前では、一方的に虐殺されることになるでしょう。 ゾダーンが、帝国のバトルライダーを攻撃する場合、最も効率の良い(損傷期待値の大きい)兵器は、非核弾頭のミサイルでした。 すでに述べたように帝国が用いるミサイルと比べたら、極めて低い数字ですが、何も無いよりはマシでしょう。 非核弾頭のミサイルは、三連架砲塔1基(攻撃力3)の砲塔群100個が、最も多くの損傷を与えられます。 その次が、粒子加速砲の100トン副砲(攻撃力9)10基でした。 大型戦闘艇を攻撃するための防御兵器と同じように、とにかく、命中率の高い兵器が必要になるようです。 どんなに大量の砲塔群を用意しても、命中率が低すぎて命中不可能ならば、損傷期待値はゼロになりますから。 |
ゾダーンのバトルライダー その2 |
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やはり、三連架砲塔1基(攻撃力3)のミサイル砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えられます。 これは、3つのパターンすべてに関して共通でした。 表14 ビーム・レーザーによる損傷期待値 (ゾダーンが、帝国の巡洋艦を攻撃した場合) |
ビーム・レーザーによる攻撃の場合も、三連架砲塔1基(攻撃力4)のビーム・レーザー砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えています。 表15 パルス・レーザーによる損傷期待値 (ゾダーンが、帝国の巡洋艦を攻撃した場合) |
パルス・レーザーによる攻撃の場合は、三連架砲塔1基(攻撃力3)あるいは、単架砲塔1基(攻撃力2)のパルス・レーザー砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えていました。 外部損傷表でDM+2を得ているため、通常ドライブに損傷を与えることが、可能になっています。 表16 フュージョン・ガンによる損傷期待値 (ゾダーンが、帝国の巡洋艦を攻撃した場合) |
フュージョン・ガンによる攻撃は、単架砲塔1基(攻撃力5)のフュージョン・ガン砲塔が、最も多くの損傷(兵器損傷と燃料損傷)を与えていました。 表17 粒子加速砲による損傷期待値 (ゾダーンが、帝国の巡洋艦を攻撃した場合) |
巡洋艦の移動力が低いため、命中率低下の問題は、やや改善されます。 もっとも多くの損傷を与えられる粒子加速砲の配置は、100トン副砲(攻撃力9)の10砲塔群のままでした。 それでもまだ、損傷期待値は小さいようです。 表18 各種兵器による損傷期待値の比較 (ゾダーンが、帝国の巡洋艦を攻撃した場合) |
移動力3の巡洋艦に対して、各種兵器が与える損傷期待値の比較です。 帝国の艦艇がゾダーンのバトルライダーを攻撃する場合と比べたら、1.0〜1.6倍のハンデまで縮まりました。 それにしても、テックレベル14で作られたものとはいえ、ジャンプ能力を持たないバトルライダーが、ジャンプ能力を備えた巡洋艦に戦力比で劣るという現実は、悲しいものがあります。 移動力6のバトルライダーや、移動力3の巡洋艦を建造できる、テックレベル15の技術力が異常だと考えることもできるでしょう。 ゾダーンが、帝国の巡洋艦を攻撃する場合、最も効率の良い(損傷期待値の大きい)兵器は、今回も非核弾頭のミサイルでした。 非核弾頭のミサイルは、三連架砲塔1基(攻撃力3)の砲塔群100個が、最も多くの損傷を与えられます。 その次に攻撃力4のビーム・レーザー100砲塔群と、攻撃力5のフュージョン・ガン100砲塔群が並びました。 |
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次回は、故意に無視してきた、防御射撃について考察します。 |