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The Best Weapon
17th stage
 ( Defence
Weapon 3)

最強兵器 決定戦
第17回
 (防御兵器3)

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MEGA TRAVELLER
 


 

テックレベル(科学技術)の格差は、
  数量の劣勢をどこまで挽回できるのか



 大型戦闘艇に攻撃された大型艦艇が、どのような兵器を積んで防御すべきか、それが分かってきたところで、評価基準を少し変えてみます。


 考察の第11回と第16回「防御兵器1&2」では、テックレベル15で作られた大型戦闘艇が、テックレベル15大型艦を攻撃する場合について、考察してきました。

 しかし、テックレベル15で作られた艦隊同士が戦うことは、考察の第12回で述べたように、まず有り得ません。
 帝国の仮想敵は、テックレベル14ゾダーン連盟ヴァルグル連合テックレベル13ソードワールズ連合です。

 そして、テックレベルの差は、そのまま、搭載されるコンピュータのモデル差を意味していました。
 コンピュータのモデルは対立する攻撃DMとして使われますから、攻撃の命中判定や防御の突破判定で、

帝国が、ゾダーンソードワールズを攻撃する場合は、+1〜+2のDM

ゾダーンソードワールズが、帝国を攻撃する場合は、−1〜−2のDM

 を与えられることになります。

 このDMが、実際にどれだけの影響を与えるのか、大型戦闘艇が、大型艦を攻撃する状況から計算してみます。
 まずは、大型艦防御兵器(武器設置点100個分=船体1万トン分)が、大型戦闘艇何機分の攻撃を防御できるのか、その数を比較することにより、テックレベルの格差がどれだけの戦力比を生じているか確かめました。




考察の進め方


 帝国の大型戦闘艇が、ゾダーンソードワールズ大型艦に攻撃を仕掛ける場合と、

 ゾダーンソードワールズ大型戦闘艇が、帝国の大型艦に攻撃を仕掛ける場合、

 双方の場合について数字を出して、比較しました。

 防御側の艦艇は、何度も考察に使用しているサイズDM+1(2万〜6万トン)、移動力=0の大型艦を、今回も用います。
 防御に用いる兵器は、武器設置点100個分を規準としました。


大型戦闘艇の武装は、

1.ミサイル(攻撃力2)+レーザー(攻撃力2)+散乱砂砲(防御力3)の混合砲塔

 上記の武装を基本として評価しますが、ミサイル重視の戦闘艇(単架ミサイル砲塔×3基=攻撃力2×3砲塔群)や、SDBの基本武装(三連架ミサイル砲塔2基=攻撃力3×2砲塔群)も想定して、評価してみます。
 
2.ミサイル3門×1基      (攻撃力3) ×1砲塔群
3.ミサイル1門×3基      (攻撃力2) ×3砲塔群

 4番以降は、おまけの計算です。

4.ビーム・レーザー または パルス・レーザー1門×3基
                 
(攻撃力2) ×3砲塔群
5.フュージョン・ガン1門×2基 (攻撃力5) ×2砲塔群
6.プラズマ・ガン1門×2基   (攻撃力3) ×2砲塔群


 大型艦防御兵器としては、

1.散乱砂砲

 考察の第11回「防御兵器1」より、散乱砂砲が最も有効な防御兵器であると分かっていますので、散乱砂砲だけを比較しました。




帝国(TL=15) VS ゾダーン(TL=14)
防御兵器(散乱砂砲)の効率


 帝国ゾダーン(もしくはヴァルグル)との間には、基本的にテックレベル1の技術格差が存在します。
 大型艦の防御兵器が、大型戦闘艇何機分の攻撃までなら確実に防御できるのか、その最大機数を求めました。

 表1と3は、ゾダーンの大型戦闘艇12機が、帝国の大型艦を攻撃した場合の命中期待値。
 表2と4は、帝国の大型戦闘艇6機が、ゾダーンの大型艦を攻撃した場合の命中期待値です。

 最も防御効率の高い砲塔群配置を、赤字で示しました。


        表1 テックレベル14大型戦闘艇12機に対する
           テックレベル15の 散乱砂砲の防御効果

散乱砂砲

ミサイル

ミサイル

Bレーザー

フュージョン・

プラズマ・

武器設置点100個の

3門×12

1門×36

1門×36

ガン1門×24

ガン1門×24

防御効果(TL15)

攻撃力3

攻撃力2

攻撃力2

攻撃力5

攻撃力3

門数

防御力

群数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

30

10

12+

2.3

13+

26.0

14+

26.0

9+

16.8

11+

14.8

20

14

11+

0.8

12+

22.4

13+

22.0

8+

15.8

10+

12.3

10

25

10+

0.3

11+

13.1

12+

11.7

7+

13.8

9+

6.5

33

9+

0.4

10+

8.5

11+

5.8

6+

15.5

8+

7.8

50

8+

0.3

9+

7.2

10+

4.1

5+

16.4

7+

7.9

100

7+

0.1

8+

3.4

9+

1.2

4+

16.7

6+

6.2

100

6+

0.8

7+

8.3

8+

3.4

3+

21.3

5+

11.3


       表2 テックレベル15大型戦闘艇6機に対する
          テックレベル14の 散乱砂砲の防御効果

散乱砂砲

ミサイル

ミサイル

Bレーザー

フュージョン・

プラズマ・

武器設置点100個の

3門×6

1門×18

1門×18

ガン1門×12

ガン1門×12

防御効果(TL14)

攻撃力3

攻撃力2

攻撃力2

攻撃力5

攻撃力3

門数

防御力

群数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

30

10

10+

0.4

11+

8.8

12+

8.3

7+

7.8

9+

4.8

20

14

9+

0.4

10+

6.3

11+

5.2

6+

8.3

8+

4.5

10

25

8+

0.2

9+

3.6

10+

2.0

5+

8.2

7+

3.9

33

7+

0.3

8+

3.9

9+

2.0

4+

9.5

6+

5.0

50

6+

0.4

7+

4.1

8+

1.7

3+

10.7

5+

5.6

100

5+

0.3

6+

3.0

7+

0.9

2+

12.0

4+

5.8

100

4+

1.4

5+

6.6

6+

3.0

1+

12.0

3+

9.5


 攻撃力2のミサイルレーザーに関して、帝国の大型戦闘艇6機の攻撃と、ゾダーンの大型戦闘艇12機の攻撃力を比べると、命中期待値(突破期待値)がほぼ同じであると分かります。
 テックレベル14大型艦が、攻撃を完全に防御できる大型戦闘艇の機数は、6機分までですが、テックレベル15大型艦は、12機分の攻撃を防御できました。

 これは、同じ戦果を得るために、テックレベルの劣るゾダーン側は、2倍の数大型戦闘艇を投入しなければならない、ということを意味しています。
 逆に、テックレベルで優る帝国側は、半分の数しかなくても、同等の戦果を得ることができるのです。


 ミサイル1門、ビーム・レーザー1門、散乱砂砲1門の混合砲塔を搭載した、大型戦闘艇が攻撃した場合の命中期待値を、以下の表3、表4に示します。


        表3 テックレベル14大型戦闘艇12機に対する
           テックレベル15の 散乱砂砲の防御効果

散乱砂砲

ミサイル

Bレーザー

ミサイル

武器設置点100個の

1門×12

1門×12

レーザー

防御効果(TL15)

攻撃力2

攻撃力2

散乱砂砲

門数

防御力

群数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破数

30

10

13+

7.0

14+

7.0

14.0

20

14

12+

5.2

13+

5.0

10.2

10

25

11+

0.9

12+

0.3

1.3

33

10+

1.3

11+

0.7

2.0

50

9+

0.9

10+

0.3

1.2

100

8+

0.3

9+

0.1

0.4

100

7+

1.3

8+

0.3

1.6


        表4 テックレベル15大型戦闘艇6機に対する
           テックレベル14の 散乱砂砲の防御効果

散乱砂砲

ミサイル

Bレーザー

ミサイル

武器設置点100個の

1門×6

1門×6

レーザー

防御効果(TL14)

攻撃力2

攻撃力2

散乱砂砲

門数

防御力

群数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破数合計

30

10

11+

1.4

12+

1.1

2.6

20

14

10+

0.9

11+

0.4

1.3

10

25

9+

0.4

10+

0.2

0.6

33

8+

0.5

9+

0.2

0.8

50

7+

0.6

8+

0.2

0.8

100

6+

0.4

7+

0.1

0.5

100

5+

1.3

6+

0.4

1.7


 帝国大型艦は、ゾダーン大型戦闘艇12機による攻撃を、ほぼ完封しています。
 また、ゾダーン大型艦は、帝国大型戦闘艇6機による攻撃を、ほぼ完封していることが分かりました。
 防御を突破して効果的な損傷を与える(防御兵器を飽和させる)ためには、上記の2倍の機数が必要です。


 また、混合砲塔の攻撃命中率は、以下のようになります。

 テックレベル15大型戦闘艇が、テックレベル14大型艦を攻撃する場合、コンピュータのモデル差によってDM+1を得ますから、その命中率は4+〜6+

 逆に、テックレベル14大型戦闘艇が、テックレベル15大型艦を攻撃する場合、コンピュータのモデル差によりDM−1となりますから、命中率は6+〜8+

 命中率の違いは、遠距離攻撃ではミサイル1.73倍レーザー1.27倍
 精密射撃を含む、近距離攻撃ではミサイルレーザー1.43倍でした。

 命中率の違いまで計算すると、テックレベル15テックレベル14の技術格差による戦力比は、およそ3倍になります。




帝国(TL=15) VS ソードワールズ(TL=13)
防御兵器(散乱砂砲)の効率


 帝国ソードワールズとの間には、テックレベル2の技術格差が存在します。

 公式設定によれば、ソードワールズテックレベルは10〜12なのですが、メガトラベラーの宇宙戦闘ルールを用いた場合(CT「宇宙海軍」のルールでも同じですが)、テックレベル差が3以上あると、まともな勝負が出来ません。

 極端な話、テックレベル111兆クレジット艦隊が、テックレベル15大型戦闘艇1隻にさえ
勝てない(場合によっては、全滅させられる)ことも有り得ます。

 そんな事情がありますので、ゾダーン連盟からの技術援助によって、ソードワールズ連合の海軍は、テックレベル13を持っているという設定にしてあります。
 これは明らかにハウス・ルールですが、前述のような状況が生じるよりは、はるかに良いでしょう。

 前項と同様に、大型艦防御兵器大型戦闘艇何機分の攻撃までを確実に防御できるのか、その最大機数を求めました。

 表5と7は、ソードワールズの大型戦闘艇16機が、帝国の大型艦を攻撃した場合の命中期待値。
 表6と8は、帝国の大型戦闘艇4機が、ソードワールズの大型艦を攻撃した場合の命中期待値です。


        表5 テックレベル13大型戦闘艇16機に対する
           テックレベル15の 散乱砂砲の防御効果

散乱砂砲

ミサイル

ミサイル

Bレーザー

フュージョン・

プラズマ・

武器設置点100個の

3門×16

1門×48

1門×48

ガン1門×32

ガン1門×32

防御効果(TL15)

攻撃力3

攻撃力2

攻撃力2

攻撃力5

攻撃力3

門数

防御力

群数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

30

10

13+

6.0

14+

38.0

15+

38.0

10+

23.7

12+

22.3

20

14

12+

2.4

13+

34.0

14+

34.0

9+

21.9

11+

19.2

10

25

11+

0.6

12+

23.7

13+

23.0

8+

17.4

10+

11.2

33

10+

0.4

11+

17.8

12+

15.9

7+

18.4

9+

8.7

50

9+

0.3

10+

7.7

11+

3.8

6+

19.5

8+

9.0

100

8+

0.1

9+

3.5

10+

1.2

5+

18.1

7+

6.0

100

7+

0.6

8+

7.9

9+

3.5

4+

24.4

6+

11.6


       表6 テックレベル15大型戦闘艇4機に対する
          テックレベル13の 散乱砂砲の防御効果

散乱砂砲

ミサイル

ミサイル

Bレーザー

フュージョン・

プラズマ・

武器設置点100個の

3門×4

1門×12

1門×12

ガン1門×8

ガン1門×8

防御効果(TL13)

攻撃力3

攻撃力2

攻撃力2

攻撃力5

攻撃力3

門数

防御力

群数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破率

突破数

30

10

9+

0.2

10+

3.7

11+

2.8

6+

5.4

8+

2.8

20

14

8+

0.2

9+

2.9

10+

1.7

5+

5.8

7+

3.2

10

25

7+

0.1

8+

2.0

9+

0.9

4+

6.1

6+

2.9

33

6+

0.3

7+

2.8

8+

1.2

3+

7.1

5+

3.8

50

5+

0.4

6+

3.1

7+

1.3

2+

8.0

4+

4.6

100

4+

0.5

5+

2.6

6+

0.8

1+

8.0

3+

5.6

100

3+

2.0

4+

5.8

5+

2.6

0+

8.0

2+

8.0


 帝国の大型戦闘艇4機の攻撃と、ソードワールズの大型戦闘艇16機の攻撃力が、ほぼ同じであると分かります。
 テックレベル15大型戦闘艇は、大型艦の防御兵器を飽和させるために、4機の火力を集めるだけで済むのですが、テックレベル13大型戦闘艇は、16機を必要とするのです。

 これは、同じ戦果を得るために、テックレベルの劣るソードワールズ側は、4倍の数大型戦闘艇を投入しなければならない、ということを意味しています。
 逆に、テックレベルで優る帝国側は、4分の1の数しかなくても、同等の戦果を得ることができるのです。

 また、ソードワールズ側の大型艦は、最も防御効率の高い砲塔群配置が、防御力7の砲塔群25個であると分かりました。
 これまでの考察(テックレベル14〜15)で最も効率的だった防御力3の砲塔群100個は、防御突破率が高すぎて役に立たないことを意味しています。

 テックレベル2の技術格差が存在する場合、砲塔群の防御力を大きくして、砲塔群数を減らさなければなりません。
 これは、同時に防御できる攻撃の数を減らしてしまいますし、兵器損傷を受けた場合の耐久力にも影響してくるでしょう。

 散乱砂砲以外の防御兵器についても確認したところ、テックレベル13で最も有効な防御兵器は、散乱砂砲であると分かりました。


 ミサイル1門、ビーム・レーザー1門、散乱砂砲1門の混合砲塔を搭載した、大型戦闘艇が攻撃した場合の命中期待値を、以下の表7、表8に示します。


        表7 テックレベル13大型戦闘艇16機に対する
           テックレベル15の 散乱砂砲の防御効果

散乱砂砲

ミサイル

Bレーザー

ミサイル

武器設置点100個の

1門×16

1門×16

レーザー

防御効果(TL15)

攻撃力2

攻撃力2

散乱砂砲

門数

防御力

群数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破数

30

10

14+

11.0

15+

11.0

22.0

20

14

13+

9.0

14+

9.0

18.0

10

25

12+

3.4

13+

0.0

3.4

33

11+

1.3

12+

0.4

1.7

50

10+

1.4

11+

0.6

2.1

100

9+

0.3

10+

0.1

0.4

100

8+

1.1

9+

0.3

1.4


        表8 テックレベル15大型戦闘艇4機に対する
           テックレベル13の 散乱砂砲の防御効果

散乱砂砲

ミサイル

Bレーザー

ミサイル

武器設置点100個の

1門×4

1門×4

レーザー

防御効果(TL13)

攻撃力2

攻撃力2

散乱砂砲

門数

防御力

群数

突破率

突破数

突破率

突破数

突破数

30

10

10+

0.5

11+

0.3

0.8

20

14

9+

0.5

10+

0.3

0.8

10

25

8+

0.2

9+

0.1

0.3

33

7+

0.4

8+

0.1

0.5

50

6+

0.5

7+

0.1

0.7

100

5+

0.4

6+

0.1

0.5

100

4+

1.3

5+

0.4

1.8


 帝国大型艦は、ソードワールズ大型戦闘艇16機による攻撃を、ほぼ完封しています。
 また、ソードワールズ大型艦は、帝国大型戦闘艇4機による攻撃を、ほぼ完封していることが分かりました。
 防御を突破して効果的な損傷を与えるためには、上記の2倍の機数が必要です。


 また、混合砲塔の攻撃命中率は、以下のようになります。

 テックレベル15大型戦闘艇が、テックレベル13大型艦を攻撃する場合、コンピュータのモデル差によってDM+2を得ますから、その命中率は3+〜5+

 逆に、テックレベル13大型戦闘艇が、テックレベル15大型艦を攻撃する場合、コンピュータのモデル差によりDM−2となりますから、命中率は7+〜9+

 命中率の違いは、遠距離攻撃ではミサイル1.67倍レーザー3.00倍
 精密射撃を含む、近距離攻撃ではミサイルレーザー2.20倍でした。

 命中率の違いまで計算に含めると、テックレベル15テックレベル13の技術格差による戦力比は、およそ9倍になります。




結論


 私は、CT「宇宙海軍」のルールで艦隊戦を繰り返した結果から、

 テックレベル1の技術格差は、艦隊戦力の倍増
   (
予算を2倍に増やすこと)で挽回できる。

 という経験則を確立していました。

 その経験則を再確認するため、今回、メガトラベラーの宇宙戦闘ルールでも、テックレベルの技術格差による影響を計算してみた訳です。

 ところが、大型戦闘艇が、移動力=0の大型艦(サイズDM+1)を攻撃するという特殊な状況下でのシミュレーションに限っての話ですが、

 テックレベル1の技術格差は、3倍の戦力差に相当し、
 テックレベル2の技術格差は、9倍の戦力差を挽回できる。


という結果が導かれてしまいました。

 これだけをもって技術格差の影響を結論する訳にはいきませんが、面白い結果が出てきたと思います。
 他の条件でも計算する必要はありますが、

 ゾダーン連盟ヴァルグル連合は、味方の戦力が帝国3倍以上にならない限り、負けることが確実なので、積極的に攻撃してこない、とか(ソードワールズ連合の場合は、10倍以上)。

 ゾダーンの戦艦小艦隊は(小艦隊1個の戦力比を合わせるため)、帝国の戦艦小艦隊3倍の数の戦艦やバトルライダーで編成されている。

 などの可能性が見えてきた訳です。


 また、帝国の大型戦闘艇は、10機程度の編隊でも1万トン級の大型艦を撃破できると分かりました。
 その一方、ゾダーンソードワールズ大型戦闘艇は、その3倍から9倍の大編隊を用意しないと、1万トン級の大型艦を撃破することは出来ません。

 これは、大型戦闘艇を用いた通商破壊戦に、大きな影響を及ぼす発見だと思います。


 次回は、大型戦闘艇を撃破するための兵器に関して、テックレベルの影響を含めて、計算してみます。



2008.11.15 初投稿