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Shuttle Service |
軌道宇宙港のシャトルサービス |
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MEGA
TRAVELLER | |
Science -Fiction Adventure
in the Far Future CG softs:
DOGA-L3 & Metasequia
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Fig.1 40トン級徐行艦載艇(by橘) |
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(1)地上と軌道との往復頻度 その前に、シャトルが1日に何回、地上と軌道宇宙港との間を往復できるのか、考えてみます。 シャトルが1日に何回、地上と軌道宇宙港との間を往復できるのか、運用コストの観点から考えてみました。 |
表2の下半分、6往復×5日と8往復×5日のパターンは、その世界の規模によっては不可能な運行パターンだということです。 では、乗組員のペアを、もう1組用意したらどうでしょうか。 |
比較するため、表2のデータもそのまま載せてあります。 乗組員のペアを、4組に増やします。 |
4交代制の運行を行なうことで、1日12往復の運行が容易になりました。 |
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実に意外な数値です。 |
旅客運賃がcr20で、旅客用座席に「ゆったり」を用いた場合、必要な稼働率は14.8%でした。 |
Fig.7 40トン級徐行艦載艇(by橘) |
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最も輸送コストの低い運行パターン、週7日、4交代制による24時間運行の場合、年間の総輸送量は29万7千トンでした。 |
最も輸送コストの低い運行パターン、週7日、4交代制による24時間運行の場合、年間の総輸送量は125万8千トンでした。 |
最も輸送コストの低い運行パターン、週7日、4交代制による24時間運行の場合、年間の総輸送量は13万5千トンでした。 |
最も輸送コストの低い運行パターン、週7日、4交代制による24時間運行の場合、年間の総輸送量は7万トンでした。 |
表8を用いて行なった、95トン級シャトルの貨物輸送に関する考察より、95トン級シャトルが活躍する宇宙港は、宇宙港規模6の星系だと分かっています。 |
表10を用いて行なった40トン級徐行艦載艇の貨物輸送に関する考察より、宇宙港規模5の星系で必要とされる、40トン級徐行艦載艇の数は3隻です。 |
「貨物輸送」の収入は無視して、「旅客輸送」だけで黒字経営が可能になる運用形態は、やはり4交代制による24時間営業のみでした。 |
Fig.16 20トン級大型ボート(by橘) |
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Fig.17 40トン級徐行艦載艇(by橘) |
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「帝国百科」に掲載されている95トン級シャトルを、テックレベル10で作り直してみました。 すでに述べてきましたように、宇宙港規模5以下の星系では、シャトル・サービスに利用できるほど、貨物輸送の需要がありません。 星系内輸送に従事しているならば別ですが、宇宙港規模5+以上の星系でなければ、このシャトルを見かけることは稀だと思われます。 船体サイズは95トン。 形状は、コード1(針状)の完全流線型船体(エアフレーム船体)。 シャトルですから当然のこと、大気圏への突入も、海面への着水も可能です。 ドライブ装置は、3Gの反重力式。 10倍直径以上の距離では加速力が半減してしまう反重力式駆動ですが、地上と軌道との間を往復するシャトルであれば、全く問題にはなりません。 燃料タンクは7.3トンの容積を持ち、無補給で連続14日間の通常航行が可能です。 武装はありません。 コンピュータのモデルは1。 乗組員は、パイロットとエンジニアの2名が必要です。 貨物は、68トンを搭載できました。 貨物輸送専門なので、旅客用の設備はありません。 改造型としては、「ゆったり」の客席100を装備したタイプ(帝国百科に記載されているもの)があります。 |
ID
code: Hull: Power: Loco: |
95トン級標準型シャトル TL=10 MCr=39.94 86/214 排水素=95トン 形状=1針状/エアフレーム型 7/14 通常=反重力3G 移動力=0 |
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同じく「帝国百科」に掲載されている40トン級の徐行艦載艇を、テックレベル10で作り直してみました。 宇宙港規模5の星系では、シャトル・サービスの主力になっていると思われます。 また、私の趣味で、自分が設計した移民船や旅客船などには、非常用の救命艇として多数を搭載しました。 その場合、徐行艦載艇の貨物スペースには、1トン当たり6名の乗客(窮屈×6)が乗れるように、必要な改造が施されているとします。 船体サイズは40トン。 形状は、コード1(針状)の完全流線型船体(エアフレーム船体)。 大気圏への突入も、海面への着水も可能です。 加速能力は2G。 燃料タンクは2.2トンの容積を持ち、無補給で連続14日間の通常航行が可能です。 武装はありません。 コンピュータのモデルは1。 乗組員は、パイロットとエンジニアの2名が必要です。 貨物は、31トンを搭載できます。 これも貨物輸送専門なので、旅客用の設備を備えていません。 改造型は、「適度」の座席50を装備したタイプ(帝国百科に記載されているもの)があります。 |
ID
code: Hull: Power: Loco: |
40トン級標準型徐行艦載艇 TL=10 MCr=17.53 36/90 排水素=40トン 形状=1針状/エアフレーム型 2/4 通常=反重力2G 移動力=0 |
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同じく「帝国百科」に掲載されている20トン級の大型ボートを、テックレベル10で作り直してみました。 勝手ながら、宇宙港規模5〜6の星系で、旅客専門のシャトル・サービスを行なっているという設定にしています。 宇宙港規模4の星系では、標準型でもぎりぎり採算が取れると分かりました。 船体サイズは20トン。 形状は、コード1(針状)の完全流線型船体(エアフレーム船体)。 大気圏への突入も、海面への着水も可能です。 加速能力は1Gしかありません。 表面重力1G(規模8)以上の世界から離陸する場合に、問題はないのでしょうか。 「帝国百科」によると、規模Aの世界であっても42分を掛ければ、地上から軌道上まで上がれると書いてあるのですが・・・。 燃料タンクは0.35トンの容積を持ち、無補給で連続5日間の通常航行が可能です。 武装はありません。 コンピュータのモデルは1。 乗組員は、パイロットとエンジニアの2名が必要です。 旅客用に「ゆったり」の座席を40装備しており、貨物は4トンを搭載できました。 改造型としては、「ゆったり」の座席を20装備し、貨物を10トン輸送できるタイプがあります。便宜上、標準型と呼んでいますが、帝国百科に記載されているもののことです。 |
ID
code: Hull: Power: Loco: |
20トン級標準型大型ボート(救命艇) TL=10 MCr=11.52 18/45 排水素=20トン 形状=1針状/エアフレーム型 1/1 通常=反重力1G 移動力=0 |
2009.03.16 投稿前のチェック。 |