Cargo Ship
スピンワードマーチ宙域の貨物船
 MEGA TRAVELLER
Science -Fiction Adventure
in the Far Future

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Fig.1 100,000t級原油運搬タンカー (by MAG)




1.はじめに


 唐突ですが、CTのサプリメント「スピンワードマーチ宙域」をご覧ください。

 ルーニオン星域の説明文に
、次のような記述がありました。

 LSP社の造船所がル
ーニオンとストロードンにあり、その規模はスピンワードマーチで最大級です。
 優秀な技術と、13レベルの高いテクノロジーがあいまって、この2つの造船所は、スピンワードマーチで欠くことのできないものとなっています


 この説明文を読むと、ルーニオンストロードンで建造された、テックレベル13宇宙船が、スピンワードマーチ宙域中を行き交っているように、読み取れるではありませんか。

 しかし、帝国内の最高テックレベル15なのです。
 CTのルールでも、MTのルールでも、テックレベルが高ければ高いほど、宇宙船や軍艦を含めて、すべての輸送機器をより安価に作れることは明らかでした。

 それなのに、どうして、わざわざテックレベルの低い(低いと言っても13レベルですが)ルーニオンストロードンの造船所へ、宇宙船を発注することになるのでしょうか。

 それを考察してみます。


 以下の考察は、すべて5万トン級貨物船のデータを用いて行なっています。
 スピードが必要とされる旅客船貨客船に関して、同じ結論が出るとは限りません。

 また、5万トン級で出た結論は、恐らく1万トン級〜10万トン級貨物船にも適用できると思います。
 ですが、1万トン級未満の中型/小型商船に関して、同じことが言えるかどうかは、自信がありません。
 1万トン級以上の、大型商船に限定した考察だと考えてください。



 
2.造船所の建造能力

 スピンワードマーチ宙域の帝国領には、Aクラス、または、Bクラスの宇宙港を備えた高人口世界が、15星系あります。
 細かく分けると、Aクラス宇宙港を備えた高人口世界が12星系テックレベル13以上8星系テックレベル10〜124星系)、Bクラス宇宙港を備えた高人口世界が3星系テックレベルは8〜10)でした。

 それぞれの世界が保有する造船所の能力を、CT「1兆クレジット艦隊」のルールを用いて計算し、表2にまとめてみました。


    表2  スピンワードマーチ宙域における、帝国の造船能力(トン数)

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 Aクラス宇宙港を備えた12星系は、恒星間宇宙船を建造することが可能です。
 ジュニディとエイキ、ヒローニの3星系が備えている宇宙港はBクラスですから、恒星間宇宙船に関しては修理と定期整備しか行なえません。

 テックレベル15造船所4星系にあり、造船所容積の合計は、3,950万トンでした。
 テックレベル13〜14造船所4星系あり、その造船所容積の合計は、2,815万トンです。

 その一方で、MAG様投稿の「スピンワードマーチ宙域の商業船舶」より、宙域内を運行している商船の船腹量合計は、5億トンと判明しています。
 根拠の無い思いつきですが、3億3千万トンの商船は、船齢が20年未満。
 1億7千万トンの商船は、船齢が20年以上の老朽艦だと想定します。

 3億3千万トンの商船の耐用年数が20年だと考えれば、毎年、3億3千万トンの5%に相当する、1,650万トンの商船を新造する必要が生じました。

 これらの商船の建造期間も、CT「1兆クレジット艦隊」のルールに準じて計算すれば、表3のように、新造船が占有している造船所の容積を求めることが出来ます。


      表3  商船の新造船による、造船所の占有容積(トン)
  

CS100K_FIG03.GIF - 8,711BYTES

 宙域を運行する商船の75%が帝国籍の商船だと想定するならば、帝国領内の造船所で建造される商船のトン数は、上記の数字の75%=2,975万トンとなります。
 そして、テックレベル15造船所容積が、3,950万トン

 すべての商船をテックレベル15建造しても、まだ余裕があります、と言いたい所ですが、大きな問題が残っていました。
 造船所は、民間商船だけを建造している訳にはいきません。
 帝国防衛の要である、帝国海軍の艦艇を建造しなければならないのです。

 帝国海軍の戦闘艦艇は、必ず、テックレベル15で建造する必要があります。
 艦艇数の劣勢を、テックレベルの優位で覆す予定ですから、テックレベル14以下で建造する訳にはいきません。
 帝国海軍の艦艇を建造する分だけ、造船所の能力はさらに減ってしまいます。
 私は、帝国海軍の新規建造分を2,720万トンと計算しました。

 造船所容積の残りトン数は、3,950万−2,720万=1,230万トン

 造船所の能力をフルに使っても、商船の新造船の内、41.3%に当たる1,230万トンしか、テックレベル15造船所で作ることは出来ません。
 建造予定の遅れや、不慮の事故発生(による修理など)を考慮すれば、数字はさらに小さくなるでしょう。

 その結果、商船の残りの新造船、58.7%以上に当たる1,745万トンは、テックレベル14以下の造船所で建造されることになりました。
 テックレベル14の世界、パリクの造船所は比較的小規模ですが、テックレベル13の3星系、イフェイトルーニオンストロードンの造船所だけでも、建造能力の合計は2,590万トンありますから、こちらの能力は十分です。

 勝手な想像ですが、快適な設備を必要とする旅客船やヨットなどの商船は、優先的にテックレベル15造船所で作られていると思います。
 1万トン級の大型商船1万トン未満の中型/小型商船の新造船は、915万トン(新造船の41%)を占めているだけですから、テックレベル15で建造することは、十分に可能でした。

 実用的な貨物船は、テックレベル13で作られていたとしても、不都合にならないのでしょう。
 10万トン級5万トン級大型商船貨物船)の新造船は、2,060万トン(新造船の59%)です。
 以上より、テックレベル13で、すべての大型商船を建造することが可能です。


 ついでに、商船の定期整備による、造船所の占有容積も計算してみました。

      表4  商船の定期整備による、造船所の占有容積(トン)

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 宙域を運行する商船の75%が帝国籍の商船だと想定して、帝国領内造船所で定期整備を受ける商船のトン数は、上記の数字の75%=904万トンとなりました。

 テックレベル13〜15造船所が、すべて新造船の建造に専念しているとしても、 テックレベル12以下造船所容積が、9,360万トンあります。
 造船所容積の10%弱しか占有していませんから、十分な余裕を持って、商船の定期整備を行なうことが出来ると分かりました。

 しかし、残り9割(8,456万トン)分の造船所は、何をしているのでしょうね。
 特にジュニディテックレベル9)のBクラス宇宙港3,300万トンの使い道が全く分かりません。


 海軍艦艇の建造だけを考えていた時は、CT「1兆クレジット艦隊」によって定まる造船所の能力に、ずいぶん余裕があるものだと思っていました。

 しかし、民間船の建造定期整備のことを計算に入れると、造船所の能力は、あっという間に限界に達してしまうようです。

 帝国内に存在する商船を、すべてテックレベル15で作ることが出来ないという計算結果は、意外なものでした。




3.輸送コストによる比較


 さて、輸送コストの比較です。
 再び、5万トン級の貨物船で、ジャンプ能力1〜4の4種類を設計しました。
 テックレベル15〜10
で作られたコンテナ船18隻について、比較します。

 仕様はすべて共通で、船体サイズ5万トン、形状コード7の分散構造(非流線型)で設計しました。
 しかし、テックレベル12はジャンプ3まで、テックレベル11はジャンプ2まで、テックレベル10はジャンプ1までの性能しか持てません。
 低いテックレベルでは、空欄が目立ちます。

 また、CT「1兆クレジット艦隊」から、宇宙港レベルとテックレベルによる、為替相場のルールを適用しています。
 例えば、宇宙港A、テックレベル13の世界で建造したコンテナ船は、テックレベル15の世界で建造されたコンテナ船と比べて、額面は同じでも、1割安く建造できるということです。
 輸送コストも、それと同じ係数で修正しました。


(1)経済性の評価 二星系間(ジャンプ1回)の定期航路

 上記の18種類のコンテナ船を、1パーセク〜4パーセクの定期航路に就航させた場合の、輸送コスト比較です。


 航行時間(週)は、文字通り、出発星系から目的星系までの航行時間です。
 ジャンプ1回に1週間、星系内航行と、宇宙港での貨物積み込み/降ろしに1週間という計算をしました。


 貨物1千トン当たりの輸送コスト(MCr)は、コンテナ船の運行/維持費を、松永様を使って設計シートから求めました。
 コンテナ船の原価償却を20年間と考えて、毎年建造費の5%を支払うと想定しています。

 以下の表では、各テックレベルごとに最も輸送コストの低いコンテナ船の数値に、色を付けてみました。
 さらに、すべてのテックレベルで輸送コストを比較し、すべてのテックレベルで最もコストの低い数値をで、2番目に低い数値をで、3番目に低い数値を黄色で示しています。


 表5  コンテナ船が1パーセク航路を運行した場合の、貨物輸送量と輸送コスト

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 大型商船が1パーセクの定期航路に就航する場合、最もコストパフォーマンスの高い商船は、テックレベル15で作られた、ジャンプ1コンテナ船でした。
 これは予想通りの結果です。
 帝国は、高いテックレベルによって安価に貨物船を建造することが可能であり、その結果、安価な輸送コストで大量の商品を輸送できるということですから。

 次点は、テックレベル13ジャンプ1コンテナ船です。
 テックレベル14ではなくて、テックレベル13であることが、意外でした。
 ゾダーンの主力貨物船も、テックレベル13で作られている(クロナーで建造されている)可能性が高いということになります。

 三番目は、これも意外なことにテックレベル10ジャンプ1コンテナ船です。
 隣接する1パーセクの星系を結ぶ航路、イフェイト=アレルヴィリス=ガーダ・ヴィリスライラナー=ポロズロなどの航路は、テックレベル10で作られた大型商船が運航している可能性が、高いと思われます。
 ヴィリスポロズロには、Aクラスの宇宙港もありますから、建造も容易でしょう。


 表6  コンテナ船が2パーセク航路を運航した場合の、貨物輸送量と輸送コスト
  

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 2パーセクの定期航路に就航する場合、テックレベル15で作られたジャンプ2コンテナ船が、最もコストパフォーマンス良く、貨物を運べます。

 次点は、テックレベル13ジャンプ2コンテナ船でした。

 三番目は、テックレベル11ジャンプ2コンテナ船です。


 表7  コンテナ船が3パーセク航路を運航した場合の、貨物輸送量と輸送コスト  

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 3パーセクの定期航路に就航する場合、ジャンプ3能力を持つコンテナ船が他を引き離して有利でした。
 最もコストの安い商船は、テックレベル15ジャンプ3コンテナ船

 次が、テックレベル13ジャンプ3コンテナ船
 三番目が、テックレベル14コンテナ船でした。

 テックレベル12以下では、テックレベル12でなければ、ジャンプ3の能力を商船に持たせることが出来ませんから、自動的に、テックレベル12で作られた、ジャンプ3コンテナ船が最も低コストになりました。


 表8  コンテナ船が4パーセク航路を運航した場合の、貨物輸送量と輸送コスト
  

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 4パーセクの定期航路に就航する場合、当然のことながら、ジャンプ4の能力を持つコンテナ船が効率良く、貨物を運べました。
 最も輸送コストの安い商船は、テックレベル13で作られたジャンプ4コンテナ船です。

 次点は、ほぼ同じコストですが、テックレベル15ジャンプ4コンテナ船でした。
 テックレベル13で作られたコンテナ船の方が、テックレベル15のコンテナ船よりも安価に貨物を運べるのです。

 テックレベル12以下の範囲では、テックレベル11ジャンプ2コンテナ船が、最も輸送コストの低い商船になりました。




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Fig.2 100,000t級鉱石運搬船 (by MAG)



 
(2)経済性の評価 長距離の幹線航路

 今度は18隻のコンテナ船を、前回の考察でも用いた、5つの幹線航路に就航させてみました



(a)ジュエル=リジャイナ航路

 
工業世界のジュエルから、ライスン、イフェイト、ブーギーン、フィーリ、ループを経由して、リジャイナへ至る航路です。
 ジャンプ距離の合計は、15パーセク
 中継点の数は、5星系でした。

     表9 ジュエル=リジャイナ航路における、貨物輸送量とコスト

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 最も経済的な貨物船が、テックレベル15で作られたジャンプ2コンテナ船
 その次に経済的な商船が、テックレベル13ジャンプ2コンテナ船でした。

 テックレベルによるコストの差は、0.15MCr(3.5%)です。



(b)リジャイナ=ライラナー航路

 裂溝地帯を横切る幹線航路です。
 リジャイナから、ライラナーまで至ります。
 ジャンプ距離の合計は、21パーセク
 中継点の数は、6星系でした。


 表10  リジャイナ=ランス=ライラナー航路における、貨物輸送量と輸送コスト
  

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 今回も最も経済的な貨物船は、テックレベル15で作られたジャンプ2コンテナ船です。
 次に経済的な船が、テックレベル13ジャンプ4コンテナ船でした。

 テックレベルの違いによる輸送コストの差は、0.19MCrで、比率に直すと3.4%です。



(c)ライラナー=モーラ航路

 ライラナーとモーラを結ぶ航路です。
 ジャンプ距離の合計は、23パーセク
 中継点の数は、9星系でした。


    表11  ライラナー=モーラ航路における、貨物輸送量と輸送コスト
  

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 今回も、テックレベル15で作られたジャンプ2コンテナ船が、最も経済的です。
 その次が、テックレベル13ジャンプ2コンテナ船でした。

 テックレベルによるコストの差は、0.25MCr(3.5%)です。



(d)モーラ=アイデラティ航路

 モーラから、ルーニオン星域、ソードワールズ星域を経由して、アイデラティへ至る長距離航路です。
 ジャンプ距離の合計は29パーセク
 中継点の数は、9星系でした。


    表12 モーラ=アイデラティ航路における、貨物輸送量と輸送コスト
  

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 ジャンプ4の航路が多いためでしょう。
 珍しいことですが、テックレベル13で作られたジャンプ4コンテナ船が、最も経済的になりました。
 その次が、テックレベル15ジャンプ4コンテナ船です。

 テックレベルによるコストの差は、0.03MCr(0.4%)でした。



(e)ルーニオン=グリッスン航路

 ルーニオンから、グリッスンへ至る航路です。
 ジャンプ距離の合計は17パーセク
 中継点の数は、6星系です。


   表13  ルーニオン=グリッスン航路における、貨物輸送量と輸送コスト
  

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 テックレベル15で作られた、ジャンプ3コンテナ船が、最も経済的です。
 次点は、テックレベル13ジャンプ3コンテナ船でした。

 テックレベルによるコストの差は、0.05MCrで、1.0%になります。


 以上の計算結果から、テックレベル15コンテナ船と、テックレベル13コンテナ船の場合では、輸送コストに−0.4〜3.5%の違いが生じると分かりました。
 しかし、3パーセクや4パーセクの移動が多い航路ほど、テックレベルの違いによるコストの差は、小さくなっていきます。
 4パーセク航路が多い場合、テックレベル13の方が安価になることもありました。
 ですから、長距離を移動する航路の場合、テックレベルによる輸送コストの差は、重要ではなくなることでしょう。

 帝国内を運行する、大型商船の大部分がテックレベル13で建造されていても、帝国内の物流には、大きな影響(物流コストの増加など)を与えずに済みそうです。
 また、テックレベル13の世界に存在する造船所に、大きな存在意義を与えることが出来ました。

 テックレベル12以下の造船所(フォーニス、ジュエル、ポロズロ、ヴィリス、ジュニディ、エイキ、ヒローニ)の存在意義については、また、後で考えてみます。




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Fig.3 100,000t級原油運搬船 (by MAG)




4.帝国標準型−100kt級汎用貨物船(TL=13)

 帝国標準型の汎用貨物船は、テックレベル13で建造され、ジャンプ21G加速の性能を持っています。

 船体サイズは10万トン。
 形状は、流線型の密集構造で、ガス・ジャイアントにおいて、燃料スクープを行なうことが可能です(有事に徴用され、帝国艦隊に随伴する可能性を考慮しました)。
 しかし諸般の事情によって、燃料精製装置は搭載されていません。

 燃料タンクは17,964トンの容積を持ち、2パーセクのジャンプと、12日間の通常航行が可能です。
 伸縮型燃料タンクに15,000トンの燃料を追加すると、連続してもう1回、2パーセクのジャンプを行なうことが出来ます(貨物は15,000トン減少します)。
 その場合、通常航行の日数は10日に減少してしまいますが、問題にはなりません。

 自衛用の武装として、三連架ビーム・レーザー砲塔20基、三連架ミサイル・ラック20基、三連架散乱砂砲塔20基を搭載しました。

 コンピュータのモデルは7。
 乗組員の必要人数は、153人です。
 積載艇は、1G加速の大型ボート4隻があります。

 貨物は、71,700トンを運ぶことが可能です。
 基本は、高さ3メートルから6メートルの甲板で仕切られた汎用の船倉ですが、積載する貨物に合わせて、特殊な仕様で建造される(あるいは、必要に応じて改装される)ことになっています。

 いくつかの例を挙げておきますと、

冷蔵/冷凍船/リーファー(Refrigerated Cargo Carrier )
 断熱材で囲まれた船倉と、冷蔵/冷凍設備を持つ貨物船。
 生きたままの魚を運ぶ生簀船なども、これに含まれるのでしょうか。

木材専用船( Log Carrier / Lumber Carrier )
 原木や製材などの、木材を専門に運搬する貨物船。

穀物運搬船( Grain Carrier )
 比重の小さい粉流体である、穀物を専門に運ぶ貨物船。

鉱石運搬船( Ore Carrier )
 比重の大きい鉱石のための、専門設備を備えた貨物船。
 鉄鉱石運搬船ニッケル鉱運搬船ボーキサイト鉱運搬船など、特定の鉱石を専門に運ぶことが多いようです。

タンカー( Tanker / Oil Carrier )
 石油、および、その(液体状)加工品を運ぶ貨物船。

ケミカル・タンカー( Chemical Tanker )
 危険性の高い化学薬品を、安全に運ぶための設備を備えた貨物船。

 などが存在します(Wikipediaより、抜粋して引用)。

 長距離航路を運行することが多いのですが、帝国中、何処の宇宙港へ行っても、共通規格の部品が用意されていますから、整備や修理も容易です。


Claft Id : Imperial Standerd 100k_ton Class Cargo Ship
 from LSP.Ship's
ID code:

Hull:


Power:

Loco:


Commo:

Sensors:





Off:



Def:




Control:




Accom:


Other:

Imperial Standerd 100k_ton Class Cargo Ship  TL=13  MCr=19,410

90,000/22,500 排水素=100,000トン  形状=4密集構造/流線型  装甲=40F
  重量=444,406トン  総重量=1,432,754トン

1,764/3,528  核融合=238,140Mw  航続=14/42日間

2,700/5,400  ジャンプ=2(伸縮型タンクの使用で、連続ジャンプが可能)
1,800/3,600  通常=1G  移動力=0

電波式=星系内距離*6  レーザー式=星系内距離*6

受動EMS=恒星間距離*3  能動EMS=遠軌道距離*3
  質量探知=高貫通/100*3  中性微子探知機=100kw*3
  能動物体探知          = 並   能動物体追跡         = 並
  受動物体探知          = 難   受動物体追跡         = 難
  受動エネルギー探知 = 並   受動エネルギー追跡 = 難

ミサイル = x03  ビーム・レーザー = x04
  砲塔群      20                               20
  射撃可能   14                               14

防御DM =+5  装甲DM = 0  致命的命中回数 = 29
  散乱砂砲 = xx4
  砲塔群         20
  射撃可能      14

コンピュータ=モデル7*3(標準型)  パネル=ホロ・リンク型*153
  追加=大型ホロ・ディスプレイ*23
  基本環境、基本生命、高度生命、重力プレート、重力補正器
  エアロック20

乗組員153(艦橋15、エンジニア71、維持9、砲術23、艦載8、
  指揮21、接客5、医学1)  専用室=87

船倉=71,827トン  格納庫=120トン(大型ボート20トン*4)
   燃料=17,964トン(伸縮型燃料タンク+15,000トン) 燃料スクープ装備
  目標サイズ = 大  視認レベル = 強
  量産価格MCr = 15,528



2008.10.06 初投稿。
2009.03.05 表1〜13を画像形式に変更。若干の加筆を行なって再投稿。