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Prelude for The Twilight Peak |
「黄昏の峰へ」の前奏曲 |
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MEGA
TRAVELLER | |
Science -Fiction Adventure
in the Far Future CG softs: DOGA-L3, Metasequia
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図1 辺境航路を航行する、100トン級連絡船
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(1)A型自由貿易船 CT基本ルールブックに掲載されているA型自由貿易船は、特等/一等旅客を6人、二等旅客を20人まで乗せることが出来ます。貨物の搭載量は82トン。 CT「豪商」のルールやMTのルールでは、乗組員の技能が旅客や船荷の募集に影響を及ぼします。 CTもMTも、旅客人数を決定するルール関しては全く同じです。どちらのルールを使っても構いません。 貨物量の計算も大変でした。 |
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(1)往路 リジャイナからインズに向けて航行する場合 リジャイナからインズへと到るスピンワードメインの各星系で、旅客と船荷の期待値計算を行ってみました。 |
結果はご覧の通りです。 |
復路の場合も、結果は似たようなものでした。 |
こういう数字を見てしまうと、自由貿易船はリジャイナとレックの間を往復すべきだと結論するしかありません。レックから先のスピンワードメインを航行することは、高い確率で破産を引き起こしてしまうのです。 |
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(1)CTルール 宇宙港クラスによる遭遇率 CTの遭遇表では、該当星系の宇宙港クラスによって、遭遇する宇宙船の種類と確率が異なります。星系への入港/出港時に1回ずつ遭遇表を使い、サイコロを振って遭遇相手を決めますので、遭遇相手が居ない(遭遇しない)可能性もあります。 |
CTルールの場合、宇宙港クラスAとBの星系では、海賊船に遭遇する心配がありません。 |
スピンワードメインの航路上に、宇宙港クラスAの星系は2つ、Bの星系は3つ、Cの星系は7つ、Dの星系は3つ、Eの星系は1つ存在しました。出発地のリジャイナと到着地のインズを除き、それぞれの星系で入港/出港時に1回ずつの遭遇判定を行いますから、判定数はその2倍。合計30回の遭遇判定を行うことになります。 |
MTルールの場合、宇宙船との遭遇は宇宙港クラスに関係がありません。 |
MTルールの遭遇表を用いた場合、海賊船に遭遇しないで商船がインズへ辿り着ける可能性は、7.9%しかありません。13隻に1隻です。CTルールの場合よりも、遥かに危険度が増してしまいました。 |
このハウスルールですと、宇宙港規模7+(リジャイナ)の場合、商船との遭遇数が25回もありますから、海賊船と遭遇する確率も高いものになりました。宇宙港規模7+の世界に入港/出港する度に、半分の確率で海賊船と遭遇してしまうのです。 |
ハウスルールを用いた場合、海賊船に遭遇せず、商船がインズへ辿り着ける確率は、28.5%しかありませんでした。 |
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予想以上に、スピンワードメインの運行は難しいことが分かりました。 2009.10.21 初投稿。 |