THE RETURN OF THE IMPERIUM

■インペリウム再版　IMPERIUM

　トラベラー世界の時代背景の一つであるＳＷＧインペリウムが再版されました。

　欲しい欲しいと思いながらついに初版を手に入れ損なっていた私は，当然の如くこの再版に狂喜，乱舞してコレクションに加えました。しかしながら既に購入から数ヶ月。業務が忙しく未だプレイには至っておりません。

　というわけで，ならばせめてカバーアートのＣＧ化だけでも，と挑戦してみました。

■巡洋艦　CRUISER

　戦艦はそう大量に活躍しないのでカバーアートの艦は巡洋艦なのでしょう。巡洋艦は妙にごつごつしています。不細工でありながらスレンダーであり，とても美しい船でデザインセンスの高さが感じられます。

　トレースしていくと個々の構成要素が初期のトラベラーシリーズのボックスアートとかけ離れないような配慮がなされていることが伺えます。

　難しい．．．．この艦の船体形状は４の箱形でしょうか。元のデザインから離れた形となってしまいましたが，これが素人グラフィックの限界というところでしょう。特にせり上がってきているミサイルランチャーが上手く描けませんでした。

■ガスジャイアント　GASS-GIANT

　カバーアートの設定のパクリですが，ガスジャイアントの位置，氷固まりの位置，爆発光の位置，宇宙船の位置，どれもうまく決まらず，うり二つとはいきませんでした。
　ガスジャイアンとにおいて燃料補給中に交戦しはじめたというところでしょうか。

　なんとか原図の感じは出ているのではないでしょうか。

■地球侵攻　INVANTION EARTH

　映画スターシップトルーパーズの中ほどに出てくる，惑星クレンダッツ攻略作戦の情景からのパクリの図です。全体的にアングルが今一でした。もう少し後ろから撮影すべきだったと思います。上陸用舟艇を新たにデザインして書き込みました。下のコンテナが上陸要員の収容箇所のつもりです。

■作戦会議　WARGAME

　最後にこのタイプの艦首付近にあると思われる（勝手に想像）作戦室の情景です。作戦会議とは即ちWARGAMEです。人間が駒として扱われる瞬間を描きました。
　この絵では，メガトラのリプレイ用に作ったＣＧから会議室と人間達を流用しました。