部位別装甲度設定ルール

PCの指摘を受けて、一応オリジナルルールを作成してみました。

1、まず、輸送機器作成ルールに従い、戦闘車両を作成する。

2、次に、戦闘車両の装甲度を3倍し、それを、戦車なら、前面、左右側面、背面、上面に、CBA(うちのワールドの多足歩行型装甲兵器)なら、前面、左右側面、背面に割り振る。
この時、TLによる装甲度の上限を超えてはならない。

3、戦闘時、正面攻撃を行った場合、戦車はCBAの前面装甲で判定を行うが、CBAは戦車の上面装甲で判定を行う。(つまり、上から射撃していると考えるわけです。)
例1: M−68戦闘戦車(TL14)の場合 装甲度60×3=180  これを各面に割り振るので、 前面70、左右側面30、背面25、上面25、となる。
例2: CBAラウンドフェーサー・イェーガ−(TL13)の場合 装甲度43×3=129  これを各面に割り振るので、 前面50、左右側面30、背面19、となる。


CBAに上面装甲が無いというのは?
当初は存在してましたが、以下の点により削除されました。

1、二足歩行型のCBAの強敵は、歩兵、戦闘ヘリ、対地攻撃機です。で、実験の結果わかったことですが、歩兵は、コクピット(頭)をつぶすか、足の裏に地雷を放ってバランサーを破壊する、戦闘ヘリは、背後から対戦車ミサイルをぶっ放す、対地攻撃機はスマート爆弾を、これも背面にあたるように落とす、という戦術をとることがわかりました。
これらの行動は、全て背後への狙い撃ちとして処理できます。

2、やっぱり、ロボットを戦場で活躍させたかったんです。 それには、戦車に対し優位に立つことが条件でした。
そこで、戦車よりも、1つ割り振る部位を減らすことで優位に立たせようと考えたのです。
で、その結果、最も面積の少ない上面装甲が削られました。
そのかわりとして、メンテがしんどい、戦闘時間が短い、パイロットを育成しづらいなどのデメリットを持たせ、バランスをとるようにしてあります。

側面装甲は、右と左、両方に割り振ります。 つまり、丁寧に書くとこうなります。
例1: M−68戦闘戦車(TL14)の場合 装甲度60×3=180  これを各面に割り振るので、 前面70、右側面30、左側面30、背面25、上面25、となる。
例2: CBAラウンドフェーサー・イェーガ−(TL13)の場合 装甲度43×3=129  これを各面に割り振るので、 前面50、右側面30、左側面30、背面19、となる。


下面装甲について。
 うーん、公式自体はいじくらないほうがいいと思うので、仮に作ったとすると、泣く泣く側面や、背面装甲を削って、ないよりましの装甲がつくと思います。それでもよければ。

 


このルールでは、戦車はCBAに対し、戦闘時かなり不利となっている上に、私のワールドでは、CBAの方がTLも低く、安価な存在となっています。
とはいえ、CBAは、パイロットの養成が困難、撃破された時の損失が大きい、メンテが大変等々の問題点があり、これが、指揮官にジレンマを引き起こす元になるでしょう。  一応、現在のところ、このルールで対装甲戦闘を解決していますが、まだまだ不備な点もあろうかとおもいます。

著作・いがいが氏