2014年6月22〜28日 JUNE-AUGUST '44


2014年6月22日
 
久しぶりにウォーゲーム熱が上がってきて、ヤフオクで落札してしまったコマンドマガジン95号。
付録にウォーゲームがついているのだ。
とりあえずソロプレイでもやってみようということに。
 このゲームは「JUNE '44」というゲームと、「AUGUST '44」というゲームが合わさってキャンペーンゲームである「JUNE-AUGUST '44」となる仕掛けで、とりあえず「JUNE '44」をやってみようと思って並べてみたのが6月21日。
しかし長いウォーゲーム離れのせいか、あっという間にカード処理を忘れてへんてこなことになってしまい、終了(汗)
そこで翌日である22日から、気合いを入れなおしてキャンペーンゲーム「JUNE-AUGUST '44」をやってみた。



 なかなかでっかいマップ。
見る人が一目見たら分かるが、このゲームはノルマンディ上陸作戦を扱ったウォーゲームである。1ターンは2日。1ヘクスは約2.5マイル(約4km)。
「JUNE '44」では上陸からその直後を扱い、「AUGUST '44」ではその後の連合軍の南進を扱う。
で、キャンペーンの「JUNE-AUGUST '44」ではその両方をくっつけてノルマンディ上陸作戦全体を再現するというわけである。
 画像は初期配置が終わったところで、見ての通り両軍とも北部海岸地帯にちらほらとユニットがいるだけだが、これから連合軍の怒濤の上陸作戦が始まるわけである。
とか言いつつ、実は化夢宇留仁はこのテーマのゲームはやったことがない(汗)
なのでどういう作戦があるのかとか、このノルマンディという地域に対しても、フランスらしい(笑)ということくらいしか知らない(汗)
大丈夫か(汗)?

 ところで化夢宇留仁がウォーゲームでよく遊んでいたのは中学生の頃なのでもう30年も前(汗)のことだが、その後ウォーゲーム界は冬の時代に突入し、一時期は普通のスーパーのおもちゃ屋でも手に入ったところが、全く目に触れることが無くなり、ホビージャパンを始めとした輸入翻訳&オリジナル製作をしていた会社も撤退したり消えて無くなったりした。
なので今こうして新しいウォーゲームが遊べるということ自体が奇跡のように思えるのは、化夢宇留仁と同じ世代なら共通するところだと思う。
そしてこの30年の間に、システム的にも派手ではないがじっくりと進化しつつもあるのだ。

 画像はこのゲームについてくるカードで、ドイツ軍プレイヤーの最初の手札である。
2人用のヒストリカルウォーゲームにカード?
と妙な気持ちになるのはオールドゲーマー。そして化夢宇留仁もその1人(笑)
このカードを使って実際に起きたイベントなどを再現しつつ、ゲームに変化を持たせているのだ。最近これが流行っているらしい。
化夢宇留仁的には悪くないアイデアだと思うが、カードを選んで出すということができるのはなんだか妙だと感じる。
そこは単にカードを引いたらそのイベントが強制的に発生するだけで充分ではなかろうか。そこで選択肢が生じると、ゲーム的すぎると思うのだが、そんなところが頭の固いオールドゲーマー故なのか(汗)???
※本来のソリテア用ルールでは毎ターンカードをめくってそれを処理するということになっている。
 ちなみに本当はカードプレイは2ターン目からなので、最初に手札が配られることはない。

 ゲームの手順は以下の通り。
1.天候決定
2.補給&補充
3.増援

4.カードイベント

5.連合軍航空
6.連合軍空挺部隊統合
7.連合軍移動
8.連合軍戦闘

9.ドイツ軍移動
10.ドイツ軍戦闘

11.勝利判定
12.ターンマーカー進行

 航空機に関するフェイズが連合軍にしかないが、これは当時すでに制空権が完全に連合軍の手にあったからで、ドイツ軍機も出ては来るのだが、基本的に防戦一方なのだ。



第1ターン(1944年6月6日)
 晴れ。第1ターンのみは連合軍の上陸と進攻のみが行われる。
というわけで沿岸の砲台にどんどん攻め込んでくる連合軍の大群。
更には空挺部隊までが降ってきて、ドイツ守備隊は大混乱。


 これはこの作戦の戦力配置図である。Wikiより。
中央左よりの突出部とその右の海岸がノルマンディ地方。
イギリスからどんどん飛行機が飛んできているのが分かる。
そしてドイツ軍の守りが比較的手薄だったことも。


 第1ターン終了時。
第1ターンでは連合軍の攻撃が2回繰り返される。
結果は沿岸の砲台は全て壊滅し、ぞろぞろと連合軍が上陸してきている。
左にあるのが壊滅したユニットを置くボックスで、ドイツ軍の砲台が全部ここに(汗)
連合軍も3ユニット壊滅しているが、なにしろ超大規模な強襲で、艦砲射撃もガンガン併用されているのでドイツ軍にはたまったものではない。


 こんな感じ(汗)
連合軍の内訳はイギリス軍、カナダ軍、自由ヨーロッパ軍26個師団にアメリカ軍21個師団。
上陸用舟艇4,000隻および艦砲射撃を行う軍艦130隻を含む6,000を超える艦艇が投入され、1,000機の空挺部隊を運ぶ輸送機を含む12,000機の航空機が上陸を支援。ドイツ軍に対して投下するために用意された爆弾は合計5,000トン(汗)
「史上最大の作戦」と言われるだけのことはある。
ちなみにいっぱい飛んでいる飛行船のような気球は、敵機の爆撃を妨害するための阻塞気球と言われるものらしい。

第2ターン(6月7〜8日)

天候 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
晴れ 5 2 0

 このゲームでは連合軍は1ターンに攻撃できる回数が「連合軍戦闘補給ポイント」までとなっている。
文字通り補給が足りているかどうかを表現するもので、5と言うと少ない気もするが、これは累積していくので余程の大攻勢を掛けなければそうそう不自由するものではない。
両軍にある「補充ポイント」は、ステップロスや壊滅した部隊を回復させることができる数値で、だいたいにおいて連合軍の方が大きな数字になる。
ちなみに天候が嵐の時には補充ポイントにはマイナスペナルティーがつく。


 増援フェイズ。両軍のそのターンに定められた増援ユニットを配置する。
前半のドイツ軍の増援の多くはマップ中央に現れる。
これは前半は「JUNE '44」の範囲内で、そもそも「JUNE '44」ではマップの上半分しか使わないのだ。
ここはなんだか片手落ちの感が否めない。
どうせ2つのゲームを1つにしてキャンペーンゲームにするのなら、初期配置もそれに合わせて工夫してほしかった。
やっぱりマップの中央から現れるって変だよね(笑)?

 カードプレイフェイズには、手札が2枚になるまでカードを補充し、ドイツ軍から先にカードを最大1枚プレイし、最大2枚のカードを捨てる。
これによって相手に使われたくないカードを確保したり、もっといいカードが来るように手札を空にしたりできるわけだが、上記の通り少々ゲームっぽい処理すぎると思う。
ほんとはソリテアルールではカードを1枚引いてその効果を使うだけなのだが(笑)
 とりあえずドイツ軍は「ドイツ軍戦闘機隊の投入」を選択。
このカードを出すことで、ドイツ空軍はなんとか防空支援を行えるようになる。
そうでなければ何もできないのだ(汗)

 連合軍は「東部戦線の危機」カードをプレイ。
このカードを使うと、どうやら東部戦線に送られてしまったのか、次のドイツ軍1個装甲師団の増援が2ターン遅れる。
地味なカードだが、ドイツ軍にとって装甲師団はまさに虎の子で、彼らの到着が遅れるということは戦線全体が弱体化することに等しく、非常に厳しい。

 このターン連合軍は続々と上陸してバイユーを攻撃。
艦砲射撃の援護もあったが守りは堅く、連合軍側にステップロス1がついた。
ドイツ軍ターンには逆にバイユーの守備隊が連合軍を攻撃するが、今度はドイツ軍が-1ステップ。
やはり都市では守りに徹した方がよさそうだ。

 ところでこのゲームの勝利条件だが、基本的には連合軍が都市を占領した時に得られるVPによって決まる。
ただしキャンペーンゲームでは同じ都市でも早い時期に占領した方が高得点になるので、連合軍は増援を待ってぐずぐずしてはいられない。
逆にドイツ軍もさっさと後退して戦力を集中して守りたいところだが、その都市の価値が高い内は手放したくないのでなるべく粘ることになる。
またドイツ軍の方も、連合軍が上陸してきた5箇所の海岸のどれでも占領し返せば連合軍のVPを永久に1失わせることができるというルールがあり、連合軍はただ攻めているだけでは隙を突かれる場合もある。
 実は最終的な勝利条件は、ドイツ軍ターン開始時に、VPが15以上あり、マップ南西のエリアに連合軍の完全な状態の3個師団と砲兵2個以上がいれば、その時点で連合軍の勝利。最終ターン(38ターン)までにこの条件が満たされなければドイツ軍の勝利である。
化夢宇留仁はこの勝利条件が気にくわなかった。
これだとドイツ全軍がゲーム開始時に退却して南西エリアに集結し、ひたすら防御に徹するというのが戦術として有りになってしまう。
そこで今回はこの勝利条件は無視し、VPが15になれば連合軍の勝利ということでやってみている。
 で、上記のバイユーは8ターンまで守り通せばVPが1から0に下がるので、ドイツ軍はなんとかそれまでは守り抜きたいところなのだ。

第3ターン(6月9〜10日)

天候 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り 4 1 1

 カードは両軍プレイせずに捨てて、次にいいカードを引くことに期待をつないだ。
連合軍は再びバイユーを攻撃し、ドイツ軍守備隊に1ステップのダメージを与えた。
ドイツ軍は攻撃無し。

第4ターン(6月11〜12日)

天候 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り 3 1 1

 ドイツ軍は「天候悪化」カードをプレイ。
これによって天候はただちに「嵐」になる。
嵐の時には航空機が活動できないのでドイツ軍は自由に「戦略移動」を行える。
戦略移動とはドイツ軍のみが行え、道路にそって移動すれば移動力を倍にできるというものだが、嵐以外の天候時には移動中に連合軍の航空機による攻撃を受けてダメージを受ける可能性があるのだ。
またそもそもドイツ軍は全てのユニットが、天候が晴れだと-2、曇りだと-1の移動力修正を受ける。
これも制空権の無さから来るものである。
 連合軍は「ドイツ軍の兵員不足」をプレイ。
次ターンから2ターン連続でドイツ軍は補充を受けられなくなる。
増援が遅れるよりマシとは言え、やはり厳しい。

 連合軍はカーンとバイユーを包囲攻撃。
しかしどちらも失敗し、連合軍が1ステップのダメージを受けた。
カーンは2ヘクスに及ぶ大都市で、8ターンまでに占領すれば1ヘクスにつき2VPになる。なんとか落としたいところだが、それだけドイツ軍の守りも堅い。

 ところでこのゲームは上記の通りステップロス式のダメージ表現で、その結果は0または1、あるいは2であり、「後退」は無い。
その結果戦力を集中して守っている都市を占領するのは、包囲していようがどうだろうがどうしても時間がかかる。
これはタイムスケールなどの原因で筋が通ったシステムなのだと思うが、ゲーム的にはやはりもう1つ盛り上がりに欠ける。
この辺シミュレーション性を維持しつつ、ゲーム的にも盛り上がるシステムが無いものだろうか。

第5ターン(6月13〜14日)

天候 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り 4 1 0

 ドイツ軍はカードプレイ無し。連合軍は「マルベリー完成」をプレイした。


 マルベリーとは急ごしらえの桟橋で、遠浅のノルマンディーの海岸で大量の車両などを上陸させるために作られた。
約1kmの長さがあり、その端っこには船が接舷でき、そこから車両はそのまま装甲して上陸できるというわけ。
マルベリーが設置されるとその1つ毎に連合軍の補給ポイントが+1され、更にその浜辺から上陸した場合は、通常は無くなってしまう移動力の半分をさらに使用できるようになる。

 連合軍はカーン、バイユー、カルトルを攻撃するが、ことごとく失敗し、カルトルでは自軍に-1ステップのダメージ。
ドイツ軍は各都市で反撃に転じ、全ての攻撃で連合軍に-1ステップのダメージを与えた。

第6ターン(6月15〜16日)

天候 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
雨→大嵐 2 0 0

 天候は雨だったが、ドイツ軍がすかさず「大嵐」カードをプレイ。
マルベリーを破壊したいところだったが、残念ながら持ちこたえた。
 更にドイツ軍はカードプレイフェイズで「連合軍船舶の転用」をプレイ。
このカードをプレイされたターンには、連合軍の増援は登場しなくなる。
 連合軍は再び「東部戦線の危機」をプレイ。
装甲師団の増援が全然来ない(汗)

 このターンの連合軍の攻撃で、カルトレの守備隊が壊滅し、戦闘後前進で連合軍が占領。2VPを獲得された。
バイユーへの攻撃も成功し、-1ステップ。

 ドイツ軍としてはなんとかカルトレを取り戻し、せめてVPが1に下がるまで粘りたいところだが、戦力が不足しているし、時間的にもスタックしている敵部隊を壊滅させるのは至難の業だと判断。
南に撤退し、サン・ローで首尾を固めることにする。
バイユーは反撃して連合軍の歩兵部隊を除去したが、FLAK部隊が1ステップの損害を被った。


第7ターン
(6月17〜18日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り 2 3 1 1

 カードプレイは無し。


 7ターン終了時の様子。
どんどん連合軍が進攻している。ヴァローニュは連合軍の手に落ちた(1VP)。
中央西よりのサン・ローの守備隊が残り1ステップの1ユニットのみで、次のターンには占領される可能性が高い。
表ではサン・ローの占領時のVPは9ターンからしか書かれておらず(ちなみに2)、まだ次は8ターン目なのに占領される可能性があるということは、よほど化夢宇留仁のドイツ軍は首尾が下手なのだろう(笑)
とりあえず占領されたら2VPということでやってみる。

2014年6月23日

第8ターン(6月19〜20日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
3 5 1 1

 ドイツ軍の補充ポイントが1になったので、サン・ローに補充し、なんとか2ステップユニットになった。
これでよほどの大兵力で攻撃されない限りはこのターンに占領されることは無いはず。
 カードプレイフェイズには連合軍が「イタリア戦線の危機」をプレイ。
イタリア軍の支援にまわったのだろう、これでまたドイツ軍の1個装甲師団の増援が1ターン遅れる(汗)
全くイタリア軍ってなんでこうなの(笑)!?

 連合軍は各都市に総攻撃を仕掛け、バイユーでドイツ軍に-1ステップ、連合軍に-2ステップの被害。サン・ローはドイツ軍に-1ステップ、カーンの守備隊にも-1ステップ。
シェルブールでもドイツの要塞が1個撃破された。
カルトル近くの街道で繰り広げられた戦闘では両軍が1ステップの損害を被った。
 ドイツ軍はバイユーで反撃を試みるが大失敗で、虎の子の第12SS装甲師団が除去される結果に(汗)
これは痛すぎる。やはり都市は首尾に徹するべき・・・・だと分かっていても攻撃してしまう(笑)

第9ターン(6月21〜22日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
晴れ 2 5 1 0

 カードフェイズに連合軍は2つ目のマルベリーを設置。
放っておくとドイツ軍にとっては非常にまずい展開。
 連合軍はこのターンも猛攻。
ドイツ軍は「対空砲火!」のカードを使用して連合軍の航空支援を牽制するも焼け石に水で、カーンでは1ステップどうしの相打ちとなったが、サン・ローはついに陥落(2VP)。更にバイユー(0VP)も占領。シェルブールも1ヘクス占領した(1VP)。



 9ターン終了時の様子。
サン・ロー占領によって、連合軍の進攻がくさびのように突き刺さり、西部のドイツ軍の孤立が心配される状況に。

2014年6月24日

第10ターン(6月23〜24日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り 5 5 1 0

 カードプレイは無し。
連合軍はシェルブールの残ったもう1ヘクスを占領(1VP)。
※これはルール間違い。ZOCからZOCへの直接移動はできないので、本来は周りの要塞を無力化してからでないと進攻できなかった。
バイユー方面での攻勢は-2ステップを喰らって逆に全滅してしまった(汗)
 ドイツ軍はサン・ローを奪回した(VP-2)。

第11ターン(6月25〜26日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
4 4 1 0
 ドイツ軍は「英軍の戦力不足」をプレイ。
このカードをプレイすると、イギリス軍(カナダ軍含む)
 の1個歩兵師団がただちにゲームから除外される。
しかし元々大した戦力ではない(汗)


 11ターン終了時の様子。
マップ上半分でドイツ軍が所持できているのはサン・ローとカーンのみ。
サン・ローはともかく、カーンは史実では7月7日まで陥落しなかった。ここは史実以上に頑張りたいところだが・・・。
それとは別に、中央部で連合軍が異様に飛び出して進攻しているのは、先行して早い段階の占領を意図してのものである。
もはやビールが占領されるのは時間の問題である(汗)

第12ターン(6月27〜28日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り→嵐 4 1 0 0

 天候決定フェイズに、ドイツ軍が「天候悪化」のカードをプレイし、天候は嵐となった。
 連合軍はビールを占領。また早すぎて表に載っていない(汗)(2VP)
ドイツ軍はこのままでは内陸部を食い荒らされると焦り、第2SS装甲師団を戦略移動でフレール防御へ。
しかし道中-1ステップ。嵐なのに・・・(泣)

第13ターン(6月29〜30日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
6 3 0 0

 カードプレイは無し。
連合軍はレセを占領(1VP)。カーンでの戦闘は相打ちになった。
ドイツ軍はフレールとビールに攻撃をかけ、それぞれ1ステップのダメージを与えた。


 13ターン終了時の様子。
連合軍が好きなように攻め込んでいる(汗)
ドイツ軍としてはどこかで戦線をしいてがっちり守りたいのだが、移動力が不足している上に増援が遅れまくって戦力不足なのでいかんともしがたい。
やはりさっさと後退して戦力を集中すべきだったのか?
しかしカーンは頑張っているし・・・・・。

2014年6月25日

第14ターン(7月1〜2日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り 7 4 0 0

 カードプレイは無し。


 14ターン終了時。
ほんの少しドイツ軍が盛り返しているが、これも時間の問題。
とにかく装甲師団が欲しい。

2014年6月26日

第15ターン(7月3〜4日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
7 1 0 0

 カードプレイは無し。
状況に動き無し。ビールで激戦が繰り広げられたが、双方1ステップの損害で終わった。

2014年6月27日

第16ターン(7月5〜6日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
晴れ→嵐 7 1 0 0

 ドイツ軍が「天候悪化」を使用。
 連合軍はサン・ローで孤立して身動きできなくなっていたドイツ軍部隊を除去。再占領した(VP1)。


 16ターン終了時。
連合軍のユニットばかりが目立つが、要所の都市ではドイツ軍が粘っているのが分かる。
しかしどう見ても時間の問題である(汗)

第17ターン(7月7〜8日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
8 3 1 0

 ここから「AUGUST '44」の始まりである。
ちなみに「JUNE '44」の勝利条件では、14ターンの時点で連合軍の勝利で決着がついている(汗)
まあそのままの展開にはなっていない筈だが。

 連合軍フェイズ中に、ドイツ軍が「過度な警戒」カードをプレイ。
このターン中の連合軍は南へ1歩も進めない。
どうもドイツ戦車のあまりの強力さに連合軍が恐れを成したことを表現しているらしい(笑)
とりあえず完全に1ターンは連合軍の進攻を防げるのだから、実に強力なカードである。
 カーンは史実よりも長く持ちこたえるのに成功した(笑)

2014年6月28日

第18ターン(7月9〜10日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
8 5 2 0

 目立った変化無し。
ちうかこの辺になると化夢宇留仁の集中力も切れまくりで、状況把握も乏しく、動かさなければならないユニットを忘れていたということも頻発していた(笑)

第19ターン(7月11〜12日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り 8 3 1 0

 目立った変化無し。
連合軍はどんどん進攻しているのだが(汗)

第20ターン(7月13〜14日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
8 4 1 2

 連合軍が「イタリア戦線の危機」をプレイ。
まだ遅らせるか(笑)
しかしドイツ軍は初の補充ポイント2で意気が上がる。
勿論装甲師団を補充。
しかし状況に目立った変化無し(汗)!

第21ターン(7月15〜16日)

天候 VP 連合軍
戦闘補給ポイント

連合軍
補充ポイント

ドイツ軍
補充ポイント
曇り→嵐 8 2 0 0

 ドイツ軍が「天候悪化」をプレイ。
 連合軍は各所で大攻勢。
クータンス(VP1)とアヴランシュ1(VP2)を占領した。
 このターンでとうとうカーンのVPが0になった。
カーン守備隊は史実よりも1週間以上も長く街を守り通し、任務を完全に全うしたのだ。
あとは後退して後方の部隊と合流し、最終防衛線を・・・・・・
と思ったのだが、どう見てもカーンの部隊の南への退路が無い(汗)


 カーンの部隊が合流できないとなると、まともな戦力はドイツ軍には残されておらず、これ以上連合軍の進攻を食い止める見込みも無し・・・・(汗)
 ちうわけでここでドイツ軍の降伏によってゲームは終了した。
連合軍の最終VPは11だった。

 実に久しぶりにウォーゲームを遊んだが、やはり面白い。
この広大なマップにチマチマと大量のユニットを配置するのはなぜこんなに楽しいのか(笑)?
しかしそんなことを言いつつ、化夢宇留仁はウォーゲーム超初心者なのは、ベテランの方には一目瞭然だと思う。
なにしろ作戦も無しでプレイしているのだから、半分プレイする意味が無い(笑)
だがそこにはウォーゲーム特有の問題点が秘められている。
 とりあえず増援の多いゲームは初心者には向かない。
これに尽きる(笑)
なにしろ作戦を練ろうにも、どこからなにがどれだけ出てきてそれがどの程度の速度で進んでどの程度の時間で目的地を占領できるのか、または撃退されるのか(笑)、さっぱり分からないのである。作戦もくそもない。
でっかいマップに散らばるユニットを眺め、それらが列を作ってちょっとずつ前進したり後退したりするのを見るのは他のゲームには無いたぐいまれなる面白さを提供するが、それはあくまで戦場を一望できるという条件付きであり、増援ユニットがあるとその「一望」の条件が崩れてしまうのだ。
その辺ベテランなら予習は当然の上、初見でもある程度は推測できるのかもしれないが、そんなのは普通に考えて異常(笑)
結局ウォーゲームはこの辺をクリアできないと一般的に広まることは無いだろう。
これにしかない面白さも確かにあるので惜しいところなのだが。

20141117


過去の記録を見る  次の記録を見る

ボードゲーム天国