2014年10月26日 第40回月例ボドゲ会


 記念すべき40回目のボドゲ会の初っぱなを飾ったのは「それ何やねん?」
祖先をたどれば「バルバロッサ」にたどり着く?
それとも「ピクショナリー」?
とにかくそんな感じの、お題を表現して当ててもらうゲームである。
なぜ邦題が関西弁なのかは不明(笑)



 プレイ風景。輪になった得点表示ボードの中にある一見ゴミのような物・・・これらを使ってお題を表現するのである。
手前に積まれているのがお題カードで、6つ並んだお題の中からランダムに1つが決定され、出題者はそのお題をなんとか画像のがらくた(笑)で表現する。
解答は早い者勝ちで、6つの内のこの番号と思ったらそのカードを右下の解答カード置き場に置く。

 例えばこれはお題「記念日」の(クリスマス/誕生日/結婚記念日/バレンタインデー/元旦/夏至)のどれかである。
多数の解答が「結婚記念日」に集まったが一部「クリスマス」にも。
答えは「結婚記念日」だったが、確かに十字架もあるので「クリスマス」かもしれないとも思える。
むしろ指輪だけの方が分かりやすかっただろう。
ちなみに上のがらくたは全て使えるわけではなく、20個の内10個しか使われないので、今回の指輪のようにちょうどいい物が必ず使えるとは限らない。
またお題カードは両面印刷で96枚もあるのだが勿論ドイツ語で、一部日本語版シールもついていたが少なかったので、前日化夢宇留仁とSRさんがオリジナルで作ったものを追加している。

 これはお題「名物」で(エッフェル塔/自由の女神/ピラミッド/タージマハル/奈良の大仏/雷門)のどれか(笑)
答えは「エッフェル塔」らしいのだが・・・(笑)



 お題「3月の事件」(地下鉄サリン事件/WBCで日本優勝/第五福竜丸が被爆/ロシア革命/イラク戦争開戦/スマトラ島沖地震で津波被害)
 答えは「ロシア革命」
これはお題を決める運がよかった。
他のお題はどうやって表現していいのか想像もつかない(笑)


 お題「赤」(赤字/レッドカード/赤ずきん/夕焼け/赤ちょうちん/赤紙)
 これは非常に分かりやすい。
答えはもちろん「赤紙」である。
ちうかそこブタ(笑)?


 オリジナルお題「ハーゲンダッツ」(笑)
(バニラ/ストロベリー/クッキー&クリーム/リッチチョコレート/マンゴー/ラムレーズン)
 これは難しい(笑)!
答えは「リッチチョコレート」
指輪や毛皮で「リッチ」というところを表現している。でもブタは(笑)?
リッチなブタ野郎(笑)???

 てな感じで抱腹絶倒の展開が続いた。
結果は化夢宇留仁とSRさんが同点27、MD氏25、cerberus氏16、OK氏15
カードの準備が少々大変だが、作品があまりにも無理矢理すぎて爆笑間違い無しの楽しいゲームである。


 次は「シーランド」
オランダの湿地帯に風車と畑を作ってゆくゲーム。
少し変わったリソース入手システムと、タイル配置とタイルめくりとコマを置くのとを組み合わせたシステム。



 ゲーム開始直後の様子。今回は基本ルールなので盤上に島タイルを裏返して配置されている。
 左下の円の中をぐるぐるまわってリソースとなるタイルを手に入れ、それを盤上に配置して得点化するのが基本的な流れ。


 円の中をぐるぐる〜〜〜〜〜っと回って早い者勝ちで選択するシステムは「ロンデルシステム」と言われる「ワーカープレイスメント」の変形っぽいもの。
ちなみに生成のコマが化夢宇留仁&SRさんチーム、茶色がcerberus氏、オレンジがOK氏、グレーがMD氏。
 盤上にはどんどん農地が広がって、華やかになってきている。
このゲームでは自分の水車を置いたヘックスノ周囲の農地で得点するのだが、同じ種類の農地ばかりだと0点になり、異なる農地ばかりだとボーナスがもらえる。


 終了時の様子。
結果はcerberus氏157点、MD氏139点、OK氏123点、化夢宇留仁&SRさん95点(汗)
 のんきなファミリーゲームという感じ。
今回プレイしたのは基本ゲームだが、戦略ゲームではボードの裏面を使用し、そちらでは島タイルの内容はあらかじめ表向きで印刷されており、更に代官ルールも加わって運の要素がほとんど無くなる。
上記ロンデルシステムを使う以上は、そっちの方が面白いかもしれない。
時間はかかりそうだが。

 次は前々からプレイしたかった「レーベンヘルツ」
トイバー作の陣取りゲームで、これぞまさに陣取り!というシステム。



 初期配置が終わった状態。
このゲームの初期配置はカタンと同じくプレイヤーに任されるので、その後の勝敗に大きく関わる重要なポイント。
考え方としては囲碁に非常に近く、端の方が陣地にしやすいが、攻めるなら中央の方にも置きたいところ。
ちなみに青がMD氏、黄色がOK氏、白が化夢宇留仁&SRさんチーム、赤がcerberus氏。


 ゲームスタート。
基本的にはカードをプレイしてその内容を実行する。
中でも重要なのが境界線(画像の黒いコマ)の配置で、これによって領地を決定する。勿論広い領地を確保したいところだが、広すぎると囲うのが大変なこともあり、また場所によって鉱山があったりと勝ちが違ってくるので非常に悩まされる。


 領地の取り合いの要素もある。
ボード右下の方はあらかた化夢宇留仁の白エリアになっているが・・・


 隣のMD青にダイヤ鉱山のマスを侵略された(汗)
 更に領地を守る騎士や、その騎士の奪い合いの要素もあり、カード運もあいまって非常にバランスのいいプレイ感。頭は使うけど。


 ゲーム終了時。
結果 青MD氏31、黄色OK氏25点、白化夢宇留仁&SRさん12点、赤cerberus氏3点となった。
白化夢宇留仁&SRさんチームは右下に大きな領地を確保したのはよかったのだが、それ以外の場所ではまともに領地確保に至らなかったのが痛かった。
赤cerberus氏は初期配置で角を1箇所も確保できなかったのが響いたのではないかと思う。
はさまれるとどうしても領地確保が難しくなる。
 想像通り非常に完成度の高いゲームで、何回も繰り返して遊びこみたいと思わせる面白さだった。

 今回は最後の「レーベンヘルツ」が思ったよりも時間がかかり、かつ頭を使って疲れたので(笑)ここでお開きとなった。
う〜〜〜ん。それにしてもこういうしっかりしたゲームらしいゲームっていいなあ。
というわけでありがとうございました♪

20150425


過去の記録を見る  次の記録を見る

ボードゲーム天国