新たな地 カルカソンヌシリーズ
Nevas Land


 カルカソンヌシリーズのスピンアウト版で、拡張セットというわけではなく海辺を舞台にした全く新規のゲーム。



いつものやつ。という感じのゲーム開始時風景。
手番にはまずタイルを1枚めくるのも、置いたタイルに自分のコマを置いてもいいのも同じ。
ただしこの先が少し違う。
1手番中にはコマを置くか取るかのどちらかしかできないのだ。
なので例え今コマを置いたタイルの地形が完成していたとしても、同じターンには取れないので置いたままになる。

 いつものように伸びていくタイル。
このゲームには平地、山岳、海の3種類の地形があり、ところどころに都市が建っている。

 平地の得点は、未完成でタイル1枚1点。
完成でタイル1枚2点である。
 山岳は未完成で隣接している都市1つにつき1点。
完成で隣接だけではなく陸でつながっている場所にある都市1つにつき2点。
 海は未完成で岸にある都市1つにつき1点。
完成は岸だけではなく、関連タイルの海が接している陸にある都市1つにつき1点と、海タイル1枚につき1点。
 いずれにしてもタイルが2枚だけでできている場合は2点にしかならない。


 青が平地を完成させている。
コマを回収すれば、8点である。
ちなみにコマの回収は未完成の地形でも行える。

 ところで上の説明で気づいた人は大したものだが、山岳と海は未完成の場合0点もありえ、山岳に至っては完成していても0点というのもありうる。ちうかあった(汗)


 なんとなく得点システムがしょっぱいと言うか(海だから?)、山岳にコマを置いても全然メリットがないような気がする(汗)
とりあえず平地。次点で海という風に、優先順位がはっきりしてしまっている気がするのだ。



 終了時の例。
・・・・・なんだか荒野みたいでどこが完成していてどこがまだなのか、ほとんどわからない(汗)
海もちょこちょこしていて水たまりみたいだし(汗)
本家カルカソンヌでは都市の完成にはカタルシスがあったし、道も教会も見た目的にも面白かったのだが、なんだかこのゲームにはそういう要素が全然無い(汗)
その上上記の通り得点システムもしょっぱいとなると、どうしたらいいのか(汗)
せめて海は近海しか得点にならず、遠洋は0点なのにやたらに海しか印刷されていないタイルが多いとか、テーマに対して突っ込んだところがあればもっと楽しめたと思うのだが。
ちうわけでいいところなし(汗)
なんでこんなゲーム作ったんだ(汗)???

気楽さ 5
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 5

化夢宇留仁の好き度 1

20250512