アッティカ
ATTIKA


 ひたすら建築などを造って勢力を伸ばしてゆくゲーム。
単純なシステムだけどゲームボードの追加など大きな変化をもたらすアクションもあって面白い。
2〜4人用。



 7つのヘックスを集めたいわゆるメガヘックスのゲームボードを並べた上に、各自が建築物などを作って開拓していく。
各自がタイルを30枚持っており、それを全て配置するか、自分の色のタイルで神殿と神殿をつなげれば勝利。
 画像は3人プレイのゲーム開始状態の例。
3人だと開始時のゲームボードの枚数は6枚だが、2人の場合だと4枚、4人だと8枚を使用する。
端っこにくっついている神殿はプレイヤーの数だけ登場する。
実はゲームボードは22枚もあり、プレイ中に追加されることがある。

 手番には自分の建物タイルをめくって可能ならゲームボード上に配置するか、手前にある自分の配置ボードに置くのを2回繰り返す。
もしくは自分の配置ボードにある建物タイルをボードに配置するのを3回繰り返す。
もしくは地形カードを3枚引く。
地形タイルをめくる、または配置ボードから配置するアクションは、途中で地形カードを引くアクションに切り替えてもいい。ただし地形カードを引いたあとで他のアクションに切り替えることはできない。


配置ボード。各プレイヤー毎に色と国名が異なるものが用意されている。
各タイルには配置に必要な地形カードの内容が描かれており、それはこのボードでも確認できる。
このボードで重要なのはタイルが6種類のグループに分かれていることと、矢印の存在である。
1つのグループ内のタイルを全てゲームボード上に配置すれば、周りにちょこちょこと描かれているオレンジ色のアンフォラ(壺)がもらえ、アンフォラは手番のアクションを増やすのに使用できる。
また矢印の出ているタイルを配置していれば、そのタイルの隣のマスに矢印の先のタイルを配置するときにはコストが0になるのだ。
矢印がスタートする6種類のタイル(名前が黒背景になっているもの)はタイルの山札でも裏面の色が異なり、見分けがつくようになっているので、早々に配置してしまいたいところ。

 地形カード。
これをタイルに描かれているだけ捨てればゲームボードにそのタイルを配置できる。


 ゲームボード上にも地形が描かれたマスがあり、そのマスないしそれに隣接するマスにタイルを配置する場合は、描かれている地形分地形カードを節約できる。


 各自の持っている地形タイルはこんな風に4つの山にする。
そしてどれかの山が無くなるごとに、ゲームボードが追加されることになる。


 ゲームボードが2枚追加され、かつ黄色が神殿と神殿をつないで勝利した様子。
ゲームボードは2枚追加は少ない方で、ゲームに慣れて神殿を繋げられるのを妨害するのがうまくなると、もっとたくさん繋げられて広くなっているだろう。



 ちうわけでなんだかおしゃれなゲームである。
化夢宇留仁は配置ボード上でどの地形タイルが配置済かどうかがわかりにくいと思ったので、ドミニオンのコインを置いてプレイしてみたら、すごくわかりやすくはなったがタイル配置時にコインを配置するのを忘れて混乱するという問題が(汗)
しかしなんだかまったりと面白いゲームで、化夢宇留仁はまだまだゲームのキモもわからないので、これから機会を見つけてやりこんでみたいと思う。

気楽さ 4
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 4
 たまに誰の番かわからなくなるくらい(笑)
化夢宇留仁の好き度 5

20250510