
序盤の様子。
例えばこの状態で赤の得点計算になったら、左が6点で右が4点なので、左が2点を獲得することになる。
これが片方が伸びているともっと莫大な点数になる場合があり、30点に到達すれば勝つゲームなのだが、それがあるので後半は一気にケリがつくこともある。

ゲーム終了状態。このときは黒(右)の圧勝に終わった。
白が途中で途切れている箇所があるのは、ストックが空のときにそのパーツを得ることになったら相手プレイヤーの城からそれを取ることができるからで、このとき城が途切れるように取られてしまうと新たなタイルで埋めるまでは点数計算のときに分割されたどちらかの城の合計点で争うことになって非常に不利になる。
最初は王冠マス以外に止まったときはとにかく城のパーツを伸ばしたくなるが、実は追加ダイスが非常に重要である。
追加ダイスは使い捨てだが、例えば相手の白のほうが点数が高いときにその色の点数計算のマスに入る可能性があったらそれを飛び越える出目を選択したり、逆に自分の方が高ければ点数計算の目で止まるようにしたり。
もちろん高い得点の城パーツを取るのにも利用できる。

てな感じで出目を予想した上での追加ダイスの使用タイミングに考えどころのある、なかなかよくできたゲームだと思う。
しかし・・・あんまり面白くない(汗)
ソロプレイしかやっていないのでなんとも言えないところはあるが、ちょっと地味すぎるかも。
結局追加ダイスを使うかどうかの悩みどころも、その成功による大量得点も、対戦相手からすれば指をくわえて見ているだけしかできないわけで、そのへんがなんとなく地味と感じるところかもしれない。
でもダイスゲームってだいたいそんな感じ?
気楽さ 4
言語依存 0
ソロプレイのしやすさ 5
化夢宇留仁の好き度 3
20250623 |