カフェインターナショナル


 世界各国の名士が集まるインターナショナルなカフェ。
ここで各国のお客様に失礼が無いよう正しい席にご案内し、素晴らしいサービスを提供しなければならない。
2〜4人用。



 3人プレイのゲーム開始状態。
手札としてゲストタイルを5枚ずつ持ってスタート。

 手番にはゲストタイルを1枚もしくは2枚配置する。
まず基本的にテーブルは国ごとに決められているので、正しい国のテーブルに案内しなければならない。
ただしテーブルの間の椅子は共有なので、どちらの国のゲストを案内してもかまわない。

 ちうわけでイタリアのゲストと、イギリスのゲストをご案内した。
イギリスの御婦人はイタリアとイギリスの共有のイスに座ってもらった。

 ゲストを案内するもう1つの条件は、2人なら男女のペア、4人なら男女2人ずつのペアでなければならないのと、1つのテーブルに1人だけ座らせてはならないというものである。
後者のルールは手番中に2枚ゲストタイルを配置するのであれば、2枚目のタイルでペアができるなら最初のゲストは1人で座ってもかまわない。

 手番の最後には置いた枚数と同数のゲストタイルを袋から引いて補充する(この部分のルールは説明書で混乱しており、誤訳かと思ってドイツ語版を翻訳してみても内容が同じだったので、整合性をとったのがこのルールである)。

 どうしてもゲストタイルをルールに則って配置できなかった場合は、カウンター席に案内する。
画像がそれで、最初の5人までは+得点だが、6人目以降はペナルティがある。


 画像のLGBT活動家みたいな(笑)タイルはジョーカーで、どの国籍としても使用できる。
またあとでその席の条件に合うゲストタイルを配置することで、交換して手札にいれることもできる。
 ところで画像のテーブルは全員中央アフリカ共和国のゲストで占められている(1人はジョーカーだが)。
同じテーブル内に同じ国籍の人しかいない場合は、得点が倍になるルールがある。
なので同国籍で2人なら4点、3人なら6点、4人なら8人になるわけである。
そしてテーブル1つを同国籍のゲストで占めることができれば、その手番の補充するタイルをそのテーブル数だけ減らすことができるという特典がある。
なんでこれが特典かというと、ゲーム終了時に手元に残っているゲストタイルは減点の対象になるのだ。


 そんなこんなでゆるゆる〜〜〜っとゲームは進んでいく。
しかし雰囲気はゆるゆるだが、なにしろ配置の縛りが厳しいのでそこかしこから悲鳴が(笑)
ただしなにしろ条件が厳しいので考える要素はほぼ無く、なんとか置けるところに置くという感じ。


 ちうわけで雰囲気が楽しいゲームである。
上にも書いた通り考える要素は縛りが厳しすぎて最低限なので、勝ち負けはほとんどタイルの引きにかかってくると言っていい。
ただしそういうところもテーマとマッチしていてなかなかいい感じ。

気楽さ 5
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 5

化夢宇留仁の好き度 4

20230225