やってみた感じでは、人間カードが強い。なにしろ書かれている数字の合計に枚数を掛けたものが点数なので、強力なのも当たり前である。
しかしその分取り合いも激しくなる。
しかし動物と建物も侮れない。
動物は手に入れる毎に点数が増してゆくし、ゲーム終了時に点数計算される建物は、「ラー」のモニュメントと同じく揃い方によっては大きな点数になるのだ。
変に生活感のあるとぼけたイラストと、それらが並んでゆく様はなんとも言えない楽しい雰囲気を醸し出す。
カルカソンヌのような街を作ってゆくゲームを創造すると肩すかしをくらうが、軽いジレンマと昔の田舎町の雰囲気を楽しむ分にはいい感じのゲーム。
その気になったら結構ガッツリしのぎを削ることもできるし、なかなかの好ゲームだと思う。
最終的な勝利ポイントは400点を超える。
化夢宇留仁の持っているボードゲームで最も点数の数字の大きなゲームなのは間違いなさそうである。
気楽さ 4
言語依存 0
ソロプレイのしやすさ 1
できないことはないけど、システム上ゲームと言えるものにはならない。
化夢宇留仁の好き度 4
20120401 |