カタンの開拓者たちカードゲーム
CATAN CARD GAME


 名作カタンの開拓者たちの2人用カードゲーム。
ほぼほぼ「宇宙船カタン」と同じシステムを採用している。



 ゲーム開始状態。ソロプレイなので両者のカードが並んでいる。
最初に特殊ダイスとノーマルダイスを1つずつ振る。
それによって特殊ダイスでは今回のイベントが決定され、ノーマルダイスではどの番号の資源が産出されるかが決定される。
ちなみに両プレイヤーとも最初から1〜6の目全てでなんらかの資源が産出されるようになっている。
その後いつものカタンの感じで公益やら開発やらを行う。
ちなみに初期配置状態は中央はルール説明。その左右が開拓地で、周りに6枚取り囲むように並んでいるのが資源を算出するカードである。
プレイヤーは手札の建築物と、それとは別に道、開拓地、都市を開発できる。
手札の建築物は開拓地下都市の上下に配置し、道、開拓地、都市は開拓地の左右の列に配置する。
開拓地はそれぞれ道を挟んでなければならず、都市は開拓地の上に重ねて開発される。
 それが終わったら各自手札が3枚になるまで補充、または交換する。様々な追加カードの能力によって手札は次第に増えていく。
これを繰り返して勝利ポイントが12に達したら勝利である。


 手前にあるのは最大商業力マーカーで、手札から配置するカードの中には風車のマークがあるものがあり、1つ以上都市を所有したうえで商業ポイント(風車のマーク)が多いプレイヤーが獲得し、1勝利ポイントになる。
うしろでボケている黒いのはいつもの最大騎士力で、騎士の強さの合計が大きい方が所有する。


 まあこんな感じでゲームを進めていくわけだが、残念ながらあまり面白くない(汗)
上で「宇宙船カタン」のシステムとほぼほぼ同じと書いたが、あっちは自分の宇宙船を改造したり、いくつかある宙域のどれを探索するのか悩んだりと、システムがテーマと合致していて気分が上がるのだが、こっちは開拓地やらの配置は理由不明でガチガチに縛りがきついだけだし、なぜか山札が5つに分かれているのも意味不明としか思えない(汗)
宇宙船の方では山札は探査すべき宙域の違いとして描かれ、確かこっちの宙域は見返りの大きい惑星があったけど海賊がいたとか、描写とシステムがリンクして選ぶのもワクワクできたのだ。

 というわけで一言でいうと辛気臭いゲームで、作業感が半端なくてやってられない(汗)

気楽さ 2
 化夢宇留仁が持っているのが中途半端な翻訳シール貼付版なのでとっつきも悪い(汗)
言語依存 4
 まあまあのテキスト量で、翻訳がなければプレイは厳しい。
ソロプレイのしやすさ 4
化夢宇留仁の好き度 1

20250512