チャーリー



 「チャーリー」は犬、サル、ウサギ、ネズミ、ブタにエサを与えるゲームで、うまく与えられないと大事な蜂蜜ドロップで代わりにしなくてはならず、その蜂蜜ドロップを最も早く無くした人の敗北となる。



 ゲーム風景。
各プレイヤーには、手札として動物カード7枚、エサカード1枚と蜂蜜ドロップ15個が配られる。
画像はラウンドの前半である動物交換フェイズで、場にはエサカードが2枚(プレイヤー人数により変化)公開され、それを参考にしながら、手札の動物カードを山札と交換してゆく。


 ラウンド後半。
前半に誰かが「パーティー開始」を宣言すると、他のプレイヤーは1回ずつカードの交換を行い、その後パーティーが始まる。
パーティーでは各自が1枚ずつ持っていたエサカードも全て公開され、パーティー開始を宣言したプレイヤーから1枚ずつ手札の動物カードをエサカードのところに配置する。
つまり動物にエサを与えているというわけ。
そして動物は食べる物が決まっており、犬は骨、ウサギはニンジン、サルはバナナ、ネズミはチーズ、ブタはなんでも食べる。
それぞれが食べるエサの下に動物カードを配置すると、動物の数だけエサが消費される。
全て食べられたエサカードは裏返される。
つまり前半の動物の交換は、手札の動物全てにエサを与えるための調整なのだ。
しかしたいていの場合は手札全ての動物にエサを与えるわけにはいかず、エサが足りなくなる。
足りないエサの分は、手持ちの蜂蜜ドロップで賄わなければならない。
そしてワイルドカードであるブタの場合は、特別にブタ1頭につきドロップ2個を消費してしまう。


 パーティーの様子。
骨が8本しかないのにすでに4本食べられており、この手札には骨が必要なカードが3枚。
カードを出すのは一度に1枚なので、もはや犬カードを手札から無くすのは絶望的である(汗)。
 このゲームのキモは、前半の手札の整理と、「パーティー開始」宣言のタイミングにあると思う。
パーティーの開始が遅くなると、その分ドロップの減りも少なくなる。
パーティーが早々に開始されると、消費しきれなくなってドロップがどんどん減ってゆくのだが、それでもまだゆったりした感じ。
システム的にもう少しえげつない仕掛けを用意して、どんどん悲鳴が挙がるようにし向けてもよかったような気もする。

気楽さ 4
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 2
化夢宇留仁の好き度 3

20120505