ドミニオン:繁栄
ドミニオンの拡張第4弾。 |
|
更にこっちは「金貨」のパワーアップである「白金貨」 コスト9で価値は5。 「白金貨」さえあれば「植民地」の購入も容易いと思えるが、「白金貨」を購入する時には必ず「属州」との2択に迫られるのを忘れてはならない。 その先のゲームをどう読むか?終了はいつになるのかを念頭に置かなければならない。 |
多様な「財宝」カードが追加されたのも「繁栄」の特徴で、「銀行」もその1つ。 コストは7と非常に高価だが、その時場に出している「財宝」カード(銀行含む)の枚数分の価値となると言う効果が非常に強力で、7というコストは決して高くない。 また「財宝」カードの能力は、買い物フェイズに使えることでアクションを消費しないのも非常に強力。 |
「投機」はコスト5で価値1に加え、デッキから「財宝」カードが1枚めくられるまでドローし、出た「財宝」カードを場に出すことで買い物に使用できるお金を増やすことが出来る。 最低でも2、最高では「銀行」を拾ってきた日には計り知れない価値となる。 コスト5にふさわしい能力と言える。 |
「石切場」 コスト4で価値1だが、アクションカードの購入時に限ってコストを-2に出来る。 勿論効果は重複し、最低0のコストで購入できる。 強いアクションカードがある場で、「購入+1」のカードと併せると恐ろしい効果を発揮するカードである。 |
「財宝」以外にも、様々な強力なカードが追加されている。 「大市場」はまさに「市場」のバージョンアップと言えるカードで、+2のお金を与える。 ただし購入時に「銅貨」を使用してはならないと言う厳しい条件がある。 仮想コインが使用できたり廃棄によるコストアップができれば、どんどん入手したいところだが、なかなか難しい。 |
バージョンアップという意味では、この「宮廷」がまさにそうで、コストは7とアクションとしては初の数値で、効果は選択したアクションを3回使用できるという、まさに「玉座の間」のパワーアップ版。 その効果は恐るべき物で、様々なアクションと併せることで今までにない破壊的な威力を発揮する。 また「改築」のパワーアップ版で「拡張」というカードもあり、コスト7で廃棄したカードのコスト+3のカードを獲得できる。 |
「繁栄」では「VP」という新たな要素も追加された。 カードとは関わりのない純粋な勝利ポイントで、獲得すると金属製のチップでそれを表す。 そのVPを最大限活かすカードがこの「ならず者」で、コスト6で+1カードを購入、+2コインという効果に加え、「民兵」の能力、更には購入したカード1枚につき+1VPという能力がついている。 上記の「宮廷」と複数の「ならず者」を併せると、1手番中に「銅貨」を購入しまくることで数十もの勝利ポイントを稼ぐことも可能になる恐るべきカードである。 |
|
|
気楽さ 5 20120429 |