ドラコン



 ドラコンに捕らわれたヒーロー達が、迷宮をさまよって金貨を探す。
最初に金貨10枚を見つけたヒーローは脱出できるが、残りはドラコンの腹の中に・・・


 各自4枚の迷宮タイルを手札として持ち、こんな感じで並べてゆく。

手番にはタイルを1枚配置するか、1歩動くのどちらかを行える。
 タイルには様々な効果があり、そのタイルに踏み込んだらその効果が発動する。
その中でも最も重要なのが金貨のタイルで、そのタイルに入れば1〜3枚の金貨が手に入る。
ならばそのタイルばかり入っていればいいのだが、もちろんそうはいかない。
地形タイルに赤い矢印が描かれているが、それぞれのタイルから出るにはその矢印の方向にしか進めないのだ。結果同じタイルにはなかなか入れず、うまく金貨ループを作るために頭を使うことになる。
 そしてスタート時は脇に控えているドラコンだが、ドラコンタイルに足を踏み入れると迷宮内に現れる。
最初は任意のタイルに配置され、そこから3歩動く。更にドラゴンタイルに入ると、また3歩。
そしてドラコンと同じタイルで移動が終了(どちらが動いたかに関わらず)すると、金貨を1〜3枚とられた上にスタートタイルに戻されてしまうのだ。
 更に様々な効果を持ったタイルが並ぶ中を、ヒーロー達は金貨10枚を集めるためにさまようのだ。

 ドラコンは恐ろしい。
しかしドラコンタイルが配置されないと出てこないので、ず〜〜〜〜〜〜っと迷宮の外で待ちぼうけをくらう場合も(笑)



 場合によってはドラコンよりも猛威をふるうのが、「盗む」タイル。
「盗む」タイルには右と左があり、それぞれそのタイルに入れば、示された方向に座っているプレイヤーから金貨を1〜3枚奪うことができる。
迷宮をさまよっているのにプレイヤーの座る場所が影響するのはなんともへんてこな感覚だが、とにかく儲かれば勝ちなのだ(笑)

 一見パズルゲームのようだが、アメリカのメーカーらしくバランス調整にはそんなに力を入れていない感じで、ぬる〜〜〜いプレイ感(笑)
それはそれでいいとして、混沌とした足の引っ張り合いを楽しみたい。
ただし各タイルの能力は種類が多いので、最初は少しとまどうかも?

気楽さ 4
言語依存 4
 タイルには文字は書かれていないが、結局テキストには目を通すことになる。
ソロプレイのしやすさ 4

化夢宇留仁の好き度 4

20120401