山上たつひこのがきデカゲーム


 昔エポックが出していたボードゲームのまんがゲームシリーズ。
2〜4人プレイ用。
今までに「石森正太郎のモンタージュゲーム」「矢口高雄の釣りゲーム」「鴨川つばめのマカロニほうれん荘ゲーム」の3つをやったことがあったが(もう一つくらいあったかも)、そのどれも実に面白かった。
これは冗談抜きの話で、いままでやった国産のボードゲームでは群を抜いているのだ。当時のエポックには天才が一人紛れ込んでいたに違いない。もしかして若き日の鈴銀???
というわけでオークションで落札してしまった同シリーズの「がきデカゲーム」(笑)
さすがにがきデカはきついかも・・・・と思ったが、驚いたことにやはり面白い(汗)。
システムはプレイヤーは全員がきデカとなり、3枚所持しているいたずらカードに記されている標的にいたずらをして、3枚分成功したら勝利。
移動はルーレットで行うが、その結果には「カード」があり、そこが出てしまったら「がきデカカード」をひかなくてはならない。
「がきデカカード」には特定のキャラクターへのいたずらの禁止またはお題が描かれている。


 前者はゲームの展開を左右し、後者では無茶ぶりで場を盛り上げる効果がある。
左の画像のお題なんて、現在できる人がいるのだろうか(笑)



 3人プレイのプレイ開始状態の例。
基本的にはすごろくで、手番になったらルーレットを回して出た目だけ進める
いたずらの対象のマスに入ったらルーレットの目が余っていても止まることができる。
「いたずらカード」には「どうぶつとけいカード」が1枚入っており、このカードはいたずら指示をしないので、持っている限りは勝利条件を満たすことができない。
しかしボード上のマスの半分あるタヌキマスに2人以上のプレイヤーが止まると、カードを引き合って交換するルールがあり、「どうぶつとけいカード」を押しつけられたり、現在いたずらができない対象カードを押しつけたりと、プレイヤー間の熱いやりとりを生むようになっている。

  いたずらの正否判定も傑作で、いたずらをするには対象の家に着いたらいたずらボード上で、標的に向かってコマを弾いて打ち、倒すか盤外に弾き出せば成功。しかし標的の前には2人の妨害キャラクターが立っており、彼らに触れたり標的を外したりしたら失敗で、「八丈島のキョン」(笑)マスに飛ばされてしまう。
これがまた実にいたずらっぽい雰囲気をうまく表現している。
そしていたずら対象がジュンちゃんモモちゃん、またはあべ先生だったりすると、なんとなくエッチでドキドキできたりもするという、まさに至れり尽くせりの完成度(笑)
実にシンプルなすごろくの延長でありながら、キャラクターもうまく活かして楽しむポイントもしっかり作ってある。
ほんとに見事。


 とは言うものの、大人が本気で遊べるゲームかと言うともちろんそういうわけではないので、勘違いしないように(笑)

気楽さ 5
言語依存 3

ソロプレイのしやすさ 3

化夢宇留仁の好き度 4

20260113


化夢宇留仁のボードゲーム天国