ゲニアール
ライナー・クニツィア作
プレイ人数:2〜4人


 パッと見「頭脳絶好調」みたいな意匠のライトなバースト系タイル引きゲーム。
非常にシンプルながら、やっぱりクニチーなので一工夫してある。



 開始時の例。
最初にタイルが3枚公開される。これらが公開されている場所は「中央」である。
このタイルは6種類あり、それぞれのタイルを7枚ずつ、合計42枚を集めれば勝利する(4人プレイの場合はそれぞれを5枚)。

 手番にはとりあえずタイルを1枚引く。これが中央に出ていないタイルならいきなりバーストで、今引いたタイルを中央のタイルに加える。
もし引いたタイルがすでに中央に出ているタイルであれば、そのタイルと中央に出ている同じタイルを全て回収して手番を終了してもいい。
もしまだ手番を続けたいのであれば、引いたタイルを「中間」の場所に置く。

 例えば画像の状態では今引いたタイルは黄色である。
すると中央に置かれている2枚の黄色のタイルと、今引いた黄色のタイルの合計3枚を回収することができる。
ちなみに回収した結果中央のタイルが2枚以下になったら、次のプレイヤーの手番の前に山からタイルをひいて3枚並んだ状態にする。

 手番を続けることにした場合は、更にタイルを引く。
このときバーストのルールが1つ追加される。
すでに今回引いたタイルと同じものを引いてもバーストなのだ。


 ちうわけでバーストのルールが非常に厳しく、左の画像のような状態でなければなかなか続けてタイルを引く気になれないのが普通だと思う。
そういう意味ではあまり悩みどころの無いゲームだが、テンポをよくする結果にはなっている。



 ゲーム中盤。
回収したタイルはこんな感じで色ごとに分けて並べていく。
もし同じ色の7枚目のタイルを手に入れたら「ゲニアール」と宣言してもう一度手番を行える。
ただし1つの色ではゲーム中1回しか「ゲニアール」宣言は出来ず、8枚以上回収することになったら余りを裏返して山に混ぜる。

 そしてここで重要なルール。
回収した色の中で、単独で最も少ない色のタイルは、中央に出ていれば手番を消費することで無条件で回収することができるのだ。
上の画像の状態では、一番左のプレイヤーが緑のタイルを持っていないので、一番少ないタイルとなり、無条件で中央の緑のタイルを回収することができる。
このルールが終盤ではターボブーストみたいな役割を果たし、怒涛のゲニアールコンボが発生したりするのだ。


 ゲーム終了状態。
一番左のプレイヤーが複数の色が6個集まっていたのだが、上記の最小のタイルを取るルールを絡めてゲニアール4連発動で一気に勝利した。
このラストスパート感は非常に痛快で、流石クニツィア先生と思わされた。

 ちうわけで非常にシンプルでテンポのいいバーストゲームで、頭もあまり使う余地がないが(笑)、なんだかよくわからないけどやっていると楽しいというクニツィア先生独特の味わいのあるゲームである。

気楽さ 5
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 4

化夢宇留仁の好き度 4

20260920


ボードゲーム天国