ギフトトラップ
プレゼントを贈り合う、頭のてっぺんからつま先までパーティーゲームという感じのゲーム。
誰がなにを欲しいのか、自分はなにを欲しいのか、ゲーム世界に微妙に現実を持ち込むのがいかにもそれっぽい。
相手が欲しがっている物をプレゼントできれば得点。欲しかったプレゼントをもらっても得点。
しかしいらない物をあげたりもらったりするとマイナス点になる。
システムはこれだけ。
まさに完全なパーティーゲーム。
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ゲーム開始直後の様子。
プレゼントには大まかな価格で4段階に分かれており、そのラウンドの親がその中の1種類を選んで、その中から9つのプレゼントカードをめくって盤上に並べる。
次に各プレイヤーは、自分以外のプレイヤーにどのプレゼントを渡すのか、手持ちのタイルで密かに決定して、そのタイルを裏向きでそのプレゼントを渡す相手に渡す。
そして各プレイヤーはプレゼントの上に「欲しいものベスト3」と「絶対いらないプレゼント」の計4枚のチップを裏向きに配置する。
あとは親から順番に自分の欲しいプレゼントといらないプレゼントを公開し、もらったプレゼントを1枚ずつめくって得点する。
ミソはもらいたい人にもらいたいプレゼントをあげた得点と、もらいたいプレゼントをもらった得点が別につけられ、その両方がゴールしないと勝ちにならないと言うところ。
その結果変な小細工はしにくくなっており、みんながとにかく相手が欲しそうなものを考えるという、健康的な(笑)思考になる。
ゲームを面白くしているのは駆け引きよりも変なプレゼントがいっぱい出てくるのと、友人の意外な一面を知ることができるところにある。
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一度プレイした時には、化夢宇留仁が意外にみんなのことを分かっていて、かつ理解されているというのが分かった(笑)。
化夢宇留仁の紫のコマは贈る方ももらう方もバランスよく前進しているのが分かる。
対してオレンジはもらう方は得点が伸びているが、あげる方はスタートにとどまったまま。
まだまだみんなのことが分かってないな(笑)。
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ピンクは、あげる方は得点が伸びるのだが、もらう方が全然のびない。
誰にも理解されていない・・・(笑)
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終わってみればやはり知り合い同士の方が圧倒的に有利になっており、そういう意味ではちゃんと機能していると分かる。
普通のゲームとしては問題点かもしれないが、このテーマのパーティーゲームとしては優れている点だと言えるだろう。
とりあえず面白いが、人数は多すぎない方がよさそう。
なにしろ6人それぞれに喜びそうなプレゼントを選ぶなんて、現実世界でも大仕事である。
最後にいくつかプレゼントの内容を紹介する。 |
まずは一番安い黄色のプレゼント。
なかなか微妙な感じ。
ちなみにプレゼントカードは表裏別のプレゼントが印刷されたものが山盛り入っている。
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少し高価な赤のプレゼント。
1年間宝くじはなかなか嬉しいかも。
スパイ映画のDVDパッケージは、007シリーズのものがそのまま使用されている(笑)。
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高価な青のプレゼント。
このあたりから変なものも混じってくる。ここに並んでいるものはまあまあまともだが。
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最も高価な黒のプレゼント。
個人トレーナー1年間と、永遠の命が同列に(笑)。
てな感じでプレゼントのカードを眺めているだけでもなかなか面白い。
ボードゲームとしてはどうやねん?というところも多い気がするのだが、なにしろパーティーゲームなのだからそんなことを言うのは無粋というものなのだろう。
気楽さ 4
人数が多いと全然気楽じゃなくなる。
言語依存 4
完全日本語版
ソロプレイのしやすさ 0
これを1人でプレイするのはある意味修行(笑)
化夢宇留仁の好き度 3
20120701 |