カルカソンヌ2 -原始の営み-
カルカソンヌシリーズ番外編。
カルカソンヌ地方の数千年前の時代を舞台に繰り広げられる原始の営み。
2〜5人用。
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毎度おなじみという感じのカルカソンヌらしいゲーム開始風景。
基本的なルールは本家と大して違わず、タイルをひいて配置し、コマを配置してその地形が完成していたら得点してコマを回収するというもの。
ゲーム開始直後。
やっぱりいつもの感じ。
コマの中に小屋みたいなのがあるが、これは見ての通りの「小屋」コマで、これは池か川に配置し、その水域全てが影響する。
各プレイヤーが2個持っているが、一度置いたらゲーム終了まで回収不能である。
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もうちょい進んだところ。
原始時代なのでもちろん城塞都市は登場せず、作る地形は川、森、平原、それに湖である。また特別ルールで地形以外の要素も少し登場する。
ちなみに川が完成するとタイル数+つながっている湖にいる魚の数が得点となる。
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中盤。
森が完成するとタイル数×2が特典となり、タイルの中に金塊があれば続けてボーナスタイルをひく。
ボーナスタイルにはだいたい高得点につながる内容が描かれているので、実質森を完成させたときの得点はタイル数×2より少し多いと考えられる。
しかし川も山もゲーム終了時に完成していなければ得点にはならない。
ゲーム終了時には平原と小屋の得点を計算する。
平原はつながっている平原内の動物の数×2が得点となるのだが、サーベルタイガーがいるとその分他の動物の数を減らさなければならない。
なので画像全体にまたがっている平原の点数はサーベルタイガーが鹿を食べてしまうので、サーベルタイガーの数×2の2点にしかならない。
このルールのせいもあって本作の平原は本家と比べて得点が低くなる傾向があるのは注意するべき。
ちなみにマンモスはサーベルタイガーがいても食べられない。
ちなみに山岳っぽいところにある金色の丸いのが金塊である。
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小屋の得点計算はその水域全てにいる魚の数×1点である。
水域というのは川も湖も含めてつながっているタイル全てを指し、川と違って湖を挟んでも分断されない。
画像の玲では手前から左奥にのびる水域には合計で3匹の魚がいる。
ちうわけであくまで基本ルールは本家のままで、タイルの内容と得点計算が変化している。
ゲーム感としては川と森の得点が高く、平原と小屋はあまり期待できないという感じなので、川と森をこまめに完成させて特典するのが有利なのではないかと思う。 |
雰囲気はいい感じでゆる〜〜〜っと楽しめるので悪くないゲームである。
ただし得点システムはそれなりにシビアなので、判断ミスと運が悪いのが重なるとトップに対して周回遅れになるほど点差が開くこともある。
気楽さ 4
言語依存 0
ソロプレイのしやすさ 5
化夢宇留仁の好き度 4
20250519 |