キリマンジャロの麓
ライーナー・クニツィア作
プレイ人数:2〜4人


  クニッツァ作の子供向けすごろく。
とは言えそこはクニチーなので、それなりにひねったシステムになっている。

各自が持つ3枚の場札にカードを置くことで、同色で一番高い数字の分だけ進むなど、やはりひねってある。
裏返しに置いたカウンターのマスに止まると、順位に大きく影響するイベントが発生。この辺実に子供向け。
しかしそれなりに考えるところも残してあり、思考能力が残り少ない時にちょっとやるのにいい(笑)。
結構好き。



 3人想定のゲーム開始時の例。ソロプレイなので全部こっち向き。
こうなる前に各自に配られるチップがある。

それがこれ。
バナナはそのマスに止まったら、もう一度同じ数だけ進める。
ライオンは1つ前の村まで戻されてしまう。
右はなにかよくわからないが、他のプレイヤーのコマと場所を交換してもいいというもの。
これをランダムに全員に均等に配り、1枚ずつ交互にゲーム盤上に裏向きで配置していくのだ。
つまり自分が置いたチップはそれがなにかわかっているので、上手く利用すれば有利に進めることができるのだ。
しかし今回はソロプレイなので全部裏向きでランダムに配置した。

手札は3枚で、更にそれぞれの前に3枚のカードが公開される。


カードは移動に使用され、移動方法にはカヌー、徒歩、ジープ、馬の4種類があり、それぞれの1から7の数字のカードが2枚ずつある。

 こうやって移動方法を表現することでアフリカの旅を想像させるのはいい感じなのだが、残念ながらカードが小さい上にイラストもごちゃごちゃしていて判別しにくく、プレイ中はそこまでイメージ喚起の約には立っていない。

 手番には手札からカードを1枚出して公開されているカードの内の1枚の上に重ねて置く。
3枚のカードが全て同じ色であれば、その数字を合計した数だけコマを進める。
2枚のカードが同じ色であれば同様に合計数だけ進める。
3枚とも異なる色であれば、その中で一番高い数字だけ進める。
 このシステムのミソはカードを重ねるのは自分のカードではなくてもいいというところで、つまりは他のプレイヤーの公開しているカードの上に重ねて移動力を落とす妨害もできるのだ。

 例えば画像の状態であれば、3の青いカヌーカードを3の馬のカードの上に重ねて置けば合計6進める。
コマを動かしたあとで山札からカードを補充して手番終了である。


 しかしこのときは実際は自分の公開カードにはカードを置かなかった。
ゲーム展開は赤の自分が2位だが、オレンジのコマが大きな差をつけてトップ。

そこでオレンジプレイヤーの公開されているカードの中で最も数字の高いカヌーカードの上に1の馬カードを配置した。
これでオレンジの移動力が7から5に下がるというわけ。


 ゲーム中盤の事件。
ライオンマスに止まってしまってダントツの最下位を走っていた紫が位置交換チップに止まったのだ。
これで紫がトップになり、それまでダントツトップだったオレンジがダントツの最下位に(汗)


 ゲーム終了状態。
誰かがキリマンジャロの麓にたどり着けばそのプレイヤーの勝利。
途中で移動カードが無くなったらその時点で先行しているプレイヤーの勝利である。
このときはトップの赤が最後に10移動力を叩き出して一気にゴールに飛び込んだ。

 ちうわけで実にライトなすごろくゲームである。
ちなみに画像では残ってしまっているが、バナナとライオンは残ったままになるが、位置交換チップは公開されたら除去される。
この位置交換チップを自分で配置して覚えておき、カードコントロールでうまく止まって大逆転という展開もあるが、やはり基本的には超ライトなゲームで、雰囲気もいいので悪くない。
特別よくもないが(笑)

気楽さ 5
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 3

化夢宇留仁の好き度 4

20260909


ボードゲーム天国