魔法のヒラメ
リチャード・ウルリッヒ作
プレイ人数:2〜6人


 あのグリム童話の名作「漁師とそのおかみさんの話」を完全ゲーム化!!!
・・・って誰かこの童話知ってます(笑)?
しかし完全ゲーム化というのはあながち嘘でもないのだ。



 3人想定のゲーム開始時の様子。
プレイヤーには漁師のコマとおかみさんのコマが与えられ、おかみさんのコマはボロい小屋に配置される。
手番になったらダイスを振り、出た目の数だけ進むまたは戻る。
またダイスは1〜4の数字と残り2面は魚の絵になっており、魚が出たら1〜4の好きだ数だけ漁師を進めるか戻すかするか、3枚あるヒラメの切り身を1枚盤上に移す。
この切り身の3枚ともが盤上に配置されるとただちにゲームは終了する。

 赤が木の棒のマスに止まった。
このマスに止まると布袋から1本ずつ木の棒を取り出し、4本取り出してその内の緑の棒がマスに描かれている木の棒の数以上ならおかみさんが次の建物に昇格する。
最初に成功すると、おかみさんはボロ小屋から画像左上にある立派な小屋に引っ越すわけである。
次の小屋の前に白い☆のマスがあるが、ここはそこに付属する建物に自分のおかみさんがいないと漁師は入ることができないのだ。
木の棒のマスは全部で4マスあり、最後は緑の棒4本で成功だが、袋の中には緑の棒4本と赤の棒4本の合計8本しか入っていないので、ゲーム中はほぼ成功不可能な難度だが、これに成功するとただちに勝利してゲームが終了する。
ヒラメの切り身がそろってゲームが終了したら、おかみさんが最も立派な建物に住んでいるプレイヤーが勝利で、同点なら漁師が前に進んでいる方、それも同点なら先にそのマスに入った方の勝ちになる。



 木の棒のチャレンジに失敗するとどうなるかというと、なんとおかみさんともども最初のボロ小屋に戻されてしまうのだ(笑)。


 ゲーム終了状態。
青が木の棒3本のチャレンジに成功しておかみさんは城住まいになり、あわてて後を追おうとした赤がチャレンジ失敗してスタートに戻され(笑)、なんとか追いついてきた黄色が3本チャレンジのマスに止まれない間に青がヒラメの切り身3枚を配置するのに成功した。

 ちうわけでサクッとスタートに戻されるのが痛快(笑)かつ、味わい深い雰囲気のゲームである。
元のお話はこんなので、よくばりすぎてはいけないという物語の骨子を完璧にゲームに落とし込んでいると言えるだろう(笑)
すごろくベースなのもこういう内容にはぴったり。
ちなみに作者のウルリッヒは、クラマーと組んで「エルグランデ」を生み出したあのウルリッヒである(笑)

気楽さ 5
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 5

化夢宇留仁の好き度 4

20260912


ボードゲーム天国