プレイヤー人数が最大の6人だと手下が12人でこういうことになる。
これだけのフィギュアが1マスにひしめく(笑)
ちなみに写真は化夢宇留仁が塗装済である。
後述するが非常に運の要素が大きいゲームでもある。
マスター無しの協力ゲームはそうなりがちだと思うが、このゲームの場合敵もアイテムを装備してくるので、それがマッチして元々攻撃力が高い敵が防御力の化け物になったりすると手がつけられなくなるケースも。
しかしランダム好きの化夢宇留仁はこういうところは結構好き(笑)
部屋のドアを開けると、カードを1枚めくって中がどうなっているのかを判定するのだが、部屋はいくつかに別れている場合もあるのだが、そのカード1枚でそれぞれの部屋に宝箱がいくつあって敵がどこにいるのかがわかるようになっていて、実にスマートにできている。
場合によっては待ち伏せを食らってドアを開けた勇者のいるマスに敵が現れる場合もある。これが序盤に食らうと非常に痛い。
ゲームはシナリオモードとキャンペーンモードがあり、キャンペーンの方ではシナリオを順にクリアしていくようになっているが、化夢宇留仁はプレイしていない。
その代わりシナリオは3周くらい遊んでいる(汗)
シナリオの解説も書いておこう。
チュートリアル:影を歩む
マップ2枚だけを使った練習シナリオだが、実は結構難易度が高い(汗)
というのもマップが単純すぎて、上記の隠れてやり過ごすのができないのだ。
タイトル通りなるべく影伏状態に位置することを学ぶシナリオだと思うが、上記の装備がマッチした強い敵が出てくると積むこともありそう。
クエスト1:焦土
マップ上の秘宝トークンを2つ回収した上で敵が待ち構えるゴールの部屋へ。
上記のやり過ごしが楽しめる。
クエスト2:クロゴケグモ
上級の脅威であるジャイアント・スパイダーがマップから出ていく前に倒さなければならない。
ある効果か技能を手に入れないとほぼクリア不可能。
クエスト2のプレイ風景。
クエスト3:選ばし者
キャラクターの内1人を選ばれし者とし、聖遺物の欠片を3つ集めて脱出する。
スタンダードなシナリオ。
クエスト4:ゴブリン陣太鼓
崩れ落ちる洞窟から脱出する。
時間制限がきついシナリオで、最初のドアで固い敵に待ち伏せされるとほぼ終わる。
クエスト5:奈落の不死者
花火に連られる癖のある不死者が橋の上に立っている瞬間に橋を壊して倒す。
「すりぬけ」技能が無いとなかなか厳しいシナリオ。
クエスト6;魔獣の財宝
ヘルハウンドがいる部屋の鍵を見つけ出し、ヘルハウンドを倒す。
まあまあ広いマップで敵も強いが、足枷になる要素が無いのでレベルを上げて装備もがっちり整えられるので余裕。
クエスト7:暗闇の花火
離れた場所にある2箇所のレバーと扉の3箇所で同時に操作しなければならない扉をぬけて脱出する。
単独行動を強いられるのが楽しい。しかしクエスト6と同じく他に制限が無いので余裕。
クエスト8:魔獣狩り
4箇所に存在する魔獣を順番に倒していく。
これもゆっくりレベルと装備を整えられるので余裕。
レベルアップや装備の概念があると、広いマップだと敵がいくら強くても最後は余裕に。
しかしドキドキするのも楽しいが、余裕で戦うのも楽しい(笑)
クエスト9:闇の迷宮
四方から次々に現れる敵からマップ中央にある聖遺物を守り抜く。
激ムズというか、クリア不可能(汗)
おそらく誤訳かと思うが、ゲームの準備のところで文字通りに読むとレベル2、3、4、5にそれぞれのレベルの敵を配置するように受け取れるが、文脈からすれば全てに1レベルで構わないだろう。
しかしそれでもクリア不可能(汗)
とりあえず3人以下では話にならず、4人以上でもとにかく敵が多すぎる上に、中央の聖遺物を守らなければならないので隠れてやり過ごすこともできないし、序盤に運良く敵を倒しても、続々とやってくる敵を相手にするには装備が厳しすぎる。
おそらくキャンペーンモードでいい武器を持ってスタートするのが前提のシナリオなのだと思うが、それにしてもここでキャンペーンが終了する可能性が高すぎると思う。
クエスト10:闇の中心
3階層になっているダンジョンでそれぞれの階層でアビサル・デーモンを倒す。
余裕。
死亡遊戯みたいな雰囲気が楽しい。
ネットに無料で配布されているシナリオも遊んでみた。
外伝クエスト1:治療薬
治療薬を見つけて脱出する。ただし英雄の内1人はその病気に感染しており、毎ターン体力を1失う上に、他の英雄が同じマスにいると感染してしまう・・・。
アイデアが面白いが、レベルアップすると体力を再生する英雄が感染したことにすると難度が一気に下る。
外伝クエスト2:リュニス襲来
最強の魔物であるリュニスを、アビサル・デーモンの力を手に入れて倒す。
デビルマンみたいで面白いが、特に条件があるわけではないのでアビサル・デーモンにならなくても倒せるのが切ない。
化夢宇留仁が今までプレイしたダンジョン探索型ボードゲームの中ではダントツで一番面白い。
好みによるところは大きいので誰もがそうだとは思わないが。
一つこのゲームは大きな不満がある。
それはパッケージアートで、全然面白そうじゃない(汗)
もっと内容を反映した面白そうなデザインであれば馬鹿売れして日本語版が出なくなることもなかったと思うのだが・・・。
気楽さ 4
言語依存 3
大した量は無い。
ソロプレイのしやすさ 5
完全協力型ゲームなので全く問題ない
化夢宇留仁の好き度 5
20230826 |