ニムト
ドイツゲームを知っている人に、カードゲームの決定版はと聞いたら、おそらく半数の人はこの「ニムト」と答えるだろう。 |
|
手札の例。 5と11の倍数のカードには、派手な色がつけられている。と言うのも、そのカードは回収してしまった時のペナルティが大きいのだ。 カードの上下に書かれている牛の頭のシルエットがペナルティの数で、33はペナルティ5である。 手番には各プレイヤーが手札から1枚、カードを裏向きに出して、全員が同時に表向ける。 |
1.一番小さい数字のカードから処理する。 画像の例では、21が一番小さいので最初に処理される。 |
こういうことになる。 次は43のカードが処理され、更に69、94と続く。 |
|
次にこんな状況になった。 一番下の列はすでに5枚並んでおり、ここに6枚目を出してしまうとそれまでの5枚を回収しなければならない。 その場合のペナルティは8点。 そんなことになってはたまらない。 |
そこで85を出した。 一番上の列は最後が84なので、余程のことが無ければその次に置けて、6枚目になることはないのだ。 余程のことというのはどういうことかと言うと・・・ 他のプレイヤーが出したカードの中に、14というのが混じっている。 14は場のどの列よりも低い数字である。 すると14を出したプレイヤーは、列のどれかを回収し、その後に今出した14のカードを配置することになる。 普通は最も点数の低い上から2番目の列(2点)を回収するが、もしそれがなにかの間違いで1番上の列を回収したりすると・・・ 出したカードの数値よりも小さくて最も近い数値はと言うと、65。つまり4列目に6枚目として配置することになるのだ。 こんな感じで手札10枚を出し切ったら1ゲーム終了。 これを繰り返して、誰かが-66点以下になったらその人の負けで終了である。 |
それにしても洗濯用洗剤みたいなパッケージだ(笑) 気楽さ 5 20100518 |