のりのり忍者の宝さがしゲーム



 実にチープなコンポーネントの国産ゲームで、タイルをめくって配置し、そのタイルに描かれている色の忍者を描かれている数だけ動かす。
やがて現れるゴールタイルに最初にたどり着いたら勝ち、というもの。
ちうか化夢宇留仁が会社で作ったゲームである(笑)。
ミソは自分のコマを動かせるとは限らないということと、他のプレイヤーの忍者の上に乗ったら、乗られた方は動けないというところ。
要するにじゃましあいのゲームなのだ。
子供向けでこんなの作っていいのか化夢宇留仁(汗)!?


 ゲーム序盤の様子。
緑の忍者が立っているのがスタートタイルである。
各手番にはタイルを1枚めくり、絵がつながるように好きなところに配置する。
タイルには忍者のシルエットと数字が書かれており、シルエットの色の忍者(複数の場合はどれかを選ぶ)を、書かれている数字分動かす。

 ゲーム終了直前の様子。
右奧に置かれている黄色いタイルがゴールタイル。
これがゲーム中盤で出てきて配置されるのだが、よほど運がよくなければそのままゴールするのは難しい。
多くの場合、その後は脚を引っ張り合いながらゴールを目指す欲望丸出しの展開になる(笑)。

 前半なんの目的もなく動かなければならないと言う致命的な欠点を有しているのだが(笑)、実は結構気に入っている。
タイルに動かせるコマの指示が描かれているのは完全にオリジナルな要素だし(実はサイコロ代をけちっただけだったりするが/笑)、木製のコマも相まってちょっぴりドイツゲーム的にできたからだと思う。
その木製のコマも、そもそもはこいつらが売れ残っているので、それを使った商品を作ることになったという切ない理由で誕生したのだが(笑)、幸い売れ行き好調で、このゲームも忍者の木製コマも追加で生産することになった。
ありがたやありがたや♪

気楽さ 5
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 5

化夢宇留仁の好き度 5

20120401