良作の多いイージープレイシリーズの新作で、ヌメリというのはドイツ語で数字のことだそうな。
別に表面がぬめっているわけではない(笑)。
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サイコロを振って「出た目のコマ」を1マス進める。「出た目だけ進める」のではなく、「出た目のコマ」を進めるのだ。
コマは1から5まであり、サイコロのもう1面はジョーカーでどのコマを進めてもいい。
進む先に他のコマがあれば、それを飛び越えることができる。
したがって行き先にコマが連なって置かれていれば、一気にトップに躍り出ることも可能である。
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ボード上の一定のマスを越えると、サイの目を2つに分割して異なるコマを進めることもできる。
例えば5の目が出れば、1と4、2と3、5のどれかに分割できるのだ。
結果確率的にコマの数字が小さい方が進めやすく、大きい目は進めにくいということになる。
画像は緑の2が4人プレイ時の分割可能ポイントを通過したところである。 |
黄色が4を出した。
ここでは先行する4のコマではなく、3と1に分割して進めることにする。
ちなみに分割した移動は、どちらを先にするかはプレイヤーの任意である。
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結果行き先にコマが連なっていたので、黄色の3と1のコマはトップに躍り出た。
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自分のコマが3つ連なると、もう一度サイコロを振ることができる。
これを利用して連続で手番を行うこともできるが、一度できた連なりは形が変化しない限りは再手番を行うことはできない。
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3つのゴールゾーンが埋まればゲーム終了で、その時点で数字の書かれているマスにコマが止まっていたら、コマの数字とマスの数字を掛けた値が勝利ポイントとなる。
もちろん数字はゴールに近い方が高く、スタート直後はマイナスの数字になっている。
画像ではゴールゾーンに緑の2と青の1が入っており、あと1つコマが入ればゲーム終了である。 |
ゲーム終了状態。
青が最高得点のマスをとり、他のコマも後方に取り残されている物がなく、有利そう。 |
得点の無いコマを取り除いた状態。
寂しくなった。緑と青は3つもコマが無くなってしまっている。対して黄色は4つ残っている。
結果は緑60点、黄58点、赤56点、青50点だった。
なにしろ計算方法がかけ算なので、大きな数字のコマがゴール近くの得点マスにあれば非常に大きな得点となる。
しかしいくら進んでいても空白マスで終わってしまっては0点なので、得点マスで止まってあえて動かさないようにする選択も重要となる。
青は最高得点の30点のマスに止まることができたが、1のコマなのでそのまま30点。緑は25点のマスに止まっていたが、コマが2だったので50点となって、残ったコマは2個ながら勝利できた。
すごろく風の勝利ポイントを稼ぐゲームとしては「勝利への道」に近いが、プレイ感は我慢することが少ないのでもっと気楽に楽しめる。
また上記のように見た目の割に考える要素も多く、誰にでもお勧めできるよくできたゲームである。
気楽さ 5
言語依存 0
ソロプレイのしやすさ 5
化夢宇留仁の好き度 4
20100612 |