
5ターン終了時。
各陣営が2番目の種族に乗り換えている。
左上では数の多いラットマンが防御力の高い「野営する」能力を持っているのがいい組み合わせで、着実に支配エリアを広げて維持している。
右下から進攻しているエルフは征服されてもユニット数が減らない能力が攻撃されること自体の抑止力となり、こちらも支配エリアを広げている。
レプラコーンは上記の通りの能力でコインを増やしまくり。
衰退したグールもこれまで暴れまわっていたが、このターンで激しい攻撃にさらされて数を減らした。
最後の右上から進攻している「狂乱したオーク」は、「狂乱した」で進攻毎に増援ダイスを振れ、オークの能力でそのターンに征服したエリア数分+1コインのボーナスという進軍に特化した能力で期待されるも、化夢宇留仁のダイス運の悪さもあって思うようにエリアを広げられず、結果コインも少ししか入ってこないという悪循環に。

8ターン終了時。
これまで対して攻撃もされずにのさばっていたエルフが、最後のターンにダメ押しするために衰退。
レプラコーンは流石に数を減らされ、前のターンで衰退してこのターンよりトリトンにバトンタッチしている。
トリトンは海や湖の沿岸部は1ユニット少ない部隊で征服できるのを活かし、左上のラットマンの支配地域に乱入している。
オークはあれからそれなりに頑張り、支配エリアを7に増やしているのと、衰退したバーバリアンも1ユニット残っているので合計8の収入+このターンに征服したエリア数コインなので悪くない状態。

ゲーム終了時。
エルフは「錬金術師のヒューマン」を導入した。
「錬金術師の」は毎ターン2コインを得られるので、最終ターンに登場するのはもったいない能力。ヒューマンは支配している農耕地毎に+1コインのボーナスがある。
盤上を見ただけだと各勢力せめぎ合っているという感じだが、結果は。
左から93、95、101、80の順で、グール、レプラコーン、トリトンを使用したプレイヤー(ソロプレイだが/汗)が勝利した。
やはりレプラコーンのコイン獲得能力が大きかったのと、衰退グールによるユニットの多さも効いたと思われる。

ちうわけで単純にスモールワールドの選択肢を増やしてその分面白くなったというシンプルでよき拡張セットである。
気楽さ 4
言語依存 2
表面的にはほとんど無いのだが、慣れないうちは能力一覧表はしょっちゅう読むことに。
ソロプレイのしやすさ 5
所有コインは一応隠蔽情報だが、そんなもの数えなければわからない。
化夢宇留仁の好き度 5
20250605 |