とことん単純なゲームである。
しかし手絵札のペンギンを全て配置するのはなかなか難しい。
普通に考えたら手札の中から選ばれるのは、最も多い色のペンギンである。
なにしろ残ってしまったらペナルティになるのだから、多い色から減らしてゆきたいのが当然である。
しかしそこをあえて少ない色のペンギンを配置してブラフしたり、ペンギンの総数から残り枚数を推理したりと、その気になればなかなか考える要素は多い。
その辺は流石クニツィア先生である。
問題点としては、同点になりやすいというものがある。
システム上仕方がないのだが、このゲームの印象が地味な理由の1つなのは間違いないだろう。
しかし化夢宇留仁的にこのゲームで最も印象的なのは、全然可愛くないペンギンのイラストだったりする(笑)。
この可愛くなさがなかなか可愛い(笑)。
単純故にあまり注目されることは無いが、プレイすれば必ずそれなりに盛り上がる好ゲームである。
一家に1つあっても悪くないと思う。
気楽さ 5
言語依存 0
ソロプレイのしやすさ 3
システム的には特に問題があるわけではないが、ソロプレイする意味が見いだせないタイプ(笑)。
化夢宇留仁の好き度 4
20110519 |