
画面内にあるピンク色の丸いのやら梅の花みたいのやらが「威信チップ」
これのルールがなかなか微妙で、手に入れるのはそんなに難しいこともないのだが、単独トップになると+1VPと+1カードドローがもらえる上に威信チップ自体にもVP1の価値があったりと大盤振る舞いで、その割に威信チップを支払って発動する特殊能力もあったりして、これまでと比べて勝利ポイントが軽視されているような・・・しかし勝利ポイントが勝利に直結するものなのは相変わらずだし、ちょっとどういう風に受け止めればいいのか迷うところ。
探索カードも新たに威信チップを消費する使い捨ての特殊なカードが追加され、それを使うと一定条件を満たすカードを山札から掘り出したり、各アクションフェイズで強力な効果を使えたりするのだが、やはり勝利ポイントを消費するとなると微妙な気分に。まあカードの内容を完全に把握すれば、ここぞというところでピンポイントのカードを手に入れられれば強力なのは間違いないと思うが・・・。
それより衝撃的だったのは、上でも書いたが侵略ルールを拡張する何枚かのカードで、特に凶悪なのがこいつ。
任意の軍事世界を破壊し、成功すれば威信チップが2手に入る。
要するにデス・スターである(汗)
こいつのなにがやばいって対象が「任意の軍事世界」というところで、つまり自分が帝国所属なのに帝国の軍事世界も標的にできるのだ(汗)
流石にコストは9と最高だが、配置した時点でも威信チップが1手に入るし、軍事世界ならなんでも狙われる可能性があるとなっては他のプレイヤーも無視するわけにもいかない。
世界の破壊に関しては、実は通常の占領は世界を奪い取ることができるのでそっちのほうが強いのだが、標的になった側にすれば大した違いはない(笑)。
前回からもそういう傾向があったが、こいつの登場でますます軍事世界を作るのが難しくなったかもしれない。
逆に言うと軍拡を進めているプレイヤーは手札にこのカードを隠しているのかも・・・(汗)
ちうわけでやたらに派手なような、実は地味なような、なんとも微妙なセットになった。
そもそも前作から占領ルールは使うゲーム使わないゲームを交互に行うとか、やたらに神経質になっていたのだが、さもありなんとも思えてきた(笑)
考える要素が増えたと思えば歓迎・・・なのか???
気楽さ 3
言語依存 5
完全日本語版が出回っている。
ソロプレイのしやすさ 2
化夢宇留仁の好き度 3
20250506 |