レース・フォー・ザ・ギャラクシー 帝国対反乱軍


  銀河系を舞台に、政治、経済、軍事、異世界の特徴を活かして勝利ポイントを稼ぐカードゲームの拡張第2弾。
今回は帝国と反乱軍の対立を全面的に押し出した内容で、とうとう他のプレイヤーの世界を侵略できるようになった。
他にはボーナスゴールの追加と追加カードなど。


 まずは追加された最速ボーナスゴール。
左から「銀河の富」一番早く4つ以上の生産物を並べた者。
「知性化情報」知性化種族を3種類確保。
「発展の指導者」8つ以上の世界の配置。


 こちらは最大ボーナスゴール。
左から「最先端プロパガンダ国家」反乱軍軍事世界を3つ以上で最大数所持。
もうひとつは「研究主導国家」探査フェイズのパワーを持った世界が3つ以上で最大。



 問題の帝国対反乱軍の戦いだが、これがなかなか微妙な感じ。
広げられたカードの上にある横長のバーがどの組織に所属し、また軍事力はどれだけあるかを示すものなのだが、ここの説明がやたらにややこしいがどうも基本的には無くても問題ないような(汗)
そして実際に他プレイヤーの世界を侵略しようとすると、上記のどの組織に所属しているかと(1プレイヤーが帝国と反乱軍どちらの世界も有していることもしょっちゅうである/汗)、侵略のために必要な非常に限られたカード、それに相手の防御を打ち破る高い軍事力など、いろいろと条件が厳しく、実現するのはなかなか難しいのだ。
またあからさまに軍事力を上げていると他プレイヤーも警戒して軍事力を上げ出し、結局軍拡競争が始まって普通の産業の発展が止まったり・・・ってこのへんは実にリアリティがあるな(笑)
という感じでなかなか面倒なのでこのルールが有ると逆に軍事力に手を出す人が減るかもしれない。なにしろ侵略目標にできるのは軍事世界だけだし。
そういう意味では緊張感を生み出しているとも言えるかもしれない。

 ちうわけでなかなかきな臭くなってきたが悪くない拡張セットだと思う。

気楽さ 3
言語依存 5
 完全日本語版が出回っている。
ソロプレイのしやすさ 2

化夢宇留仁の好き度 3

20250506