ゲーム開始状態の例。「恐怖の島」と同じく地図部分のみを基本セットのゲーム盤に被せる仕様。
非常に寒々しいマップだが、その通りここは極寒の地なのだ。
今回追加された6人(?)のプレイヤーキャラクター。見事にまともそうな人がいなくなった(笑)
ちなみに画像は化夢宇留仁が全てペイントしている。
本セットの最大の特徴はなんと言っても低温に関するルールで、その時の天候と地形によって、凍結マーカーというものが渡される。
これがキャラクターの体力値と同数たまるごとに1つの「白き死の病」マーカーに取り替えられる。
このマーカーの数とダメージの合計が体力値に達するとキャラクターは気絶してしまうので、実質体力値の上限を低下させていることになる。
そしてもちろんゲームが進めば進むほど天候は悪化し、凍結マーカーをもらいまくることに(汗)
凍結マーカーは街に入れば取り去られるし、白き死の病マーカーも治療費を払えば除去できるが、これらのルールのせいで簡単には遠出できなくなっている。
SF要素が追加されたのも特徴の一つで、画像のようなロボット型の敵が現れることもある。
これが単なるSF風の味付けではなく、実はメインのストーリーに絡めているのがにくいところ。
本セットのラスボスは最初からマップ右上の街にいるので、上記の低温ルールで苦労はするが、いきなり行けないこともない。
もちろん戦ったらメチャ強いが(笑)
実はそのラスボスは何百年も前にこの惑星に不時着した異星人の生き残りなのだ。
なのでそのへんをうろついているロボットも、元はその異星人が使っていたものという設定。
また不時着時に異星人は恋人を失い、そのショックで発狂している。
しかし実は恋人は冷凍されてマップのどこかで眠っているのだ。
なので勝利条件は2種類あり、ラスボスを倒すのがその1つで、もう1つは恋人を探し出してラスボスのところに連れて行くというもの。
その恋人をどうやって見つけるかというと、多くは戦闘の報酬として恋人がいる場所の噂マーカーが手に入る。
それは1〜2種類の地形を表したもので、それらを7個集めて地形が合致するヘクス(そのヘクスと周囲6ヘクス)が見つかれば、そこに恋人が埋まっているのだ。 |