追加された2種族。
GOBLINS(ゴブリン)は、通常より1少ないユニット数で征服できる。
強力なのはもちろんだが、気になるのがジャイアントとの違い。
ジャイアントは自分が支配する山岳エリアの隣接エリアを整復するときだけユニット数が1少なくなる。
つまりゴブリンはジャイアントの完全上位互換なのだ(汗)
それはあんまりでしょ・・・。
KOBOLDS(コボルド)はユニット数が滅茶多い代わりに1ユニットしか置いていないエリアは支配しているとみなされない。
なかなか厳しい条件。特殊能力バッジが最大ユニットの5だった場合の合計は16ユニットで、単純計算で8エリアの支配が限度ということに。
8エリア支配できればまあOKか???

特殊能力バッジ。
CURSED(呪い)は、能力もユニットも無し(汗)!・・・の上に、これを飛ばして次の種族を選択しようとするとこのタイルの上に3コインも置かなければならない。
結果終盤には大量のコインが積み上がって逆に価値が上がったりする。
MARAUDING(襲撃者)は、「最後の征服」の前に各支配エリアに1ユニットを残して引き上げ、再度進軍ができる。2度目の進軍のあとは必要なら「最後の征服」を行って手番を終了する。
なにしろ2回進軍できるので強力だが、2回目はユニット数が限られるのと最終的な防御がおろそかになりそう。
RANSACKING(略奪)は、アクティブなエリアを征服したとき、征服されたプレイヤーは1コインを略奪者に支払う。
ユニットを1つ失い、収入も1コイン分失った上、更に1コイン奪われるのではやられた方はたまったものではない。しかも得点差という意味では2点動く。
HORDES OF(大群)は、5ユニットに加えて追加の2ユニットが与えられる。
これは普通に強いが、平均したら毎ターン1コイン分くらい???
WERE-(人獣)は、偶数ターンのみ征服時のユニット数を2減らせる。
2減ったら防御力3(ユニットが1個置かれているエリア)を1ユニットで征服できるので、非常に強力。
しかし勢いに任せて征服しまくると、防御に手が回らなくなって次のターンまでにボロボロにされたりする。

本拡張を入れて4人プレイ想定でソロプレイした5ターン終了時の例。
左上からソーサラーからチェンジしたゴブリンが攻め込んでいる。

7ターン終了時。
まだまだゴブリンが元気に領土を拡大している。
というのもこのときのゴブリンの特殊能力バッジは「腐敗した」で、これがゴブリンのエリアを征服すると征服したプレイヤーはゴブリンのプレイヤーに1コイン支払わなければならないという能力で、そのせいで攻撃される優先順位が下がっていたのだ。

一方苦戦していたジャイアントのプレイヤーは「呪い」付きのハーフリングを取得。
なんでこんな使えないものをというところだが、このタイルの上に9コイン溜まっていたのだ(笑)
結果は57、67、87、77で、トリトン→バーバリアンのプレイヤーが勝利した。
トリトンが「野営する」能力を持っていて長持ちした上に衰退後もなかなか数が減らなかったのと、後半のバーバリアンの攻勢も激しかった。
このセットもやはり単純にスモールワールドの選択肢を増やしたもので楽しくてよい。
ジャイアントが不憫な以外は(汗)
気楽さ 4
言語依存 2
表面的にはほとんど無いのだが、慣れないうちは能力一覧表はしょっちゅう読むことに。
ソロプレイのしやすさ 5
所有コインは一応隠蔽情報だが、そんなもの数えなければわからない。
化夢宇留仁の好き度 5
20250609 |