ウボンゴ3D



 あの「ウボンゴ」の3D版!
まさにそうとしか説明しようのない内容(笑)
立体感が増した分、難度も増した(汗)!


 ルールは本家ウボンゴとほとんど同じで、お題のタイルを各自が持ち、制限時間内にパズルを完成させる。
ただし画像のように問題は3Dであり、指定されたブロックできっちり2階建ての立体物を作らなければならず、前作よりも遙かに難しくなっている。


 ブロック。
プラスチック製だと思うが、触ると石みたいな感触。
今回は全員の分が共有となり、パズル開始時に必要なブロックを各自が取るという仕様になっている。
なのでカードの順番もブロックがかぶってしまわないように厳密に決められている。
 これは通常の「ウボンゴ」と比べると自由度が減ったところだが、こんなブロックを全員の分用意したのではとんでもない価格(と重さ/汗)になるので、致し方ないところ。


 袋と宝石。それにサイコロと砂時計。
 ゲーム開始時に袋からサファイヤ(青)と琥珀(茶色)の宝石を9個ずつ出して並べる。
制限時間以内にパズルを完成すると、トップの人は並んでいるサファイヤ1個と、袋の中の宝石をランダムに1個獲得できる。
2位は琥珀1個とランダム1個。3、4位はランダムに1個ずつ。
制限時間までに完成できなければ宝石は取れない。
しかし制限時間以内に誰も完成できていなかったら、砂時計をもう1度ひっくり返し、制限時間以内に最初に完成したプレイヤーのみ袋から1個の宝石を獲得できる。
並べられた宝石は残りラウンド数の表示も兼ねており、宝石が全て無くなったら終了である(並べられた宝石を取れなかったラウンドは、その宝石を袋に戻す)。


 今回のカード。
分厚くてカードまで3Dな感じ(汗)
もちろん両面印刷で、裏面はより難しい問題になっている。
各ラウンドの開始時にはサイコロを1個ふり、出た目のブロックを使用してパズルに挑む。

 例えば、最も簡単な方の問題でこんな感じ。
サイコロで5から6が出た状態。
これら3個のブロックを使用して、左側の白いスペースにきっちり2階層で積み上げなければならない。

 なんとか出来た。
慣れてきたらマシにはなると思うが、こんな単純そうな形でも制限時間以内に完成させるのはなかなか難しい。

 裏面の問題の例。
こっちはブロックを4個使う。
試しにやってみたら、制限時間関係なく完成できなかった(汗)

 てな感じで「ウボンゴ」を3Dにしたら、難しくなった。
しかしそれは化夢宇留仁が特別立体に弱いのかもしれない。
そういえば前に対戦した時は、画像の女性にこてんぱんにされた(汗)
確か立体感覚は平均的に男性の方が優れていると言われてるんじゃなかったっけ・・・(汗)

 ちなみに箱も3D感が倍増している。
厚み11cm(笑)


 難しい難しいと何度も書いたが、これはパズルが難しいのであって、ゲームは相変わらずの簡単さで、プレイ時間も短い。
面白さもほとんど変わりがないように思うが、パズルを解くために使用する脳みその部分が全然違う感じ。
「ウボンゴ」は得意でも「ウボンゴ3D」は苦手とか、その逆のケースもたくさんありそうである。
化夢宇留仁はどうも極めて苦手らしいが、ゲーム自体は大好きである(笑)

気楽さ 4
 ゲーム自体は最高に気楽だが、箱がでかすぎてあんまり気楽に始められない(汗)
言語依存 0
ソロプレイのしやすさ 2
 
ゲームにはならないが、単純にパズルとしては十分に楽しめる。
化夢宇留仁の好き度 5

20120407