郵便馬車 北部マップ
カレン・ザイファルト&アンドレアス・ザイファルト作
プレイ人数:2〜4人


 「郵便馬車」の拡張セットで、ドイツ北部を舞台にしている。
単なるマップの追加だけではなく、一部のルールが変更されている。



 3人想定のゲーム開始時の例。
パッと見は対して変化が無いが、左上のおじさんが3人に減っているのと、右下に変なマーカーが追加されたのと、各プレイヤーの色を示すカードが本社ではなく馬車になっている。
右下のマーカーは単にこの人が最後の手番ということを示しており、この人の手番でゲームが終了するだけ。
本社が馬車に変わったのにはルール上の変更が関わっている。


 左がプレイヤーの色を示す馬車カードで、赤プレイヤーのもの。
その右に並んでいるのは都市カードの裏面で、1から3匹の馬が描かれている。
都市カードをプレイするときには表か裏かを選べ、裏で配置する場合は馬車カードの右に配置し、これでその会社が現在の路線にどれだけの馬を配置できているかを示す。
画像の状態であれば馬が8頭いるということである。
それで郵便網を完成させるときに、そのカードの枚数以上の馬を確保していなければならないのだ。

 カード6枚の郵便網を完成させたところ。
馬は7頭確保されているので問題なく完成できる。
ちなみに郵便網が完成したら馬カードも全て捨て札になる。

 一見このルールの追加によって長い郵便網を作りにくくなったように見えるが、実はその逆で、元のルールだと新たな都市カードを出せないとただちに作りかけの郵便網は捨て札になって新たな郵便網を作るしかなく、そうなったらほぼ負けたも同然だったのだが、今回は代わりにどのカードでもいいから馬を追加すればいいのである。
なのでじっくりと欲しいカードが出るまで待って長い路線を作ることができるようになったのだ。



  終盤の様子。北部ということでベルリンをはじめ、日本人にも馴染みの深い都市が増えた。
また独立都市やら分割されているエリアなど、少々ややこしくもなっている。

 ちうわけで普通に面白い拡張セットである。
元のルールとどっちがいいかは好みの問題だと思うが、化夢宇留仁はシンプルな元のルールのほうが好きかな?
今回のルールも悪くないのだが、もう都市カードはずらっと並んでいるのに馬カードが足りない状況とか、ちょっとテンポが落ちる気がする。
ちなみに本セットを元のルールで遊ぶこともできる。

気楽さ 3
言語依存 0

ソロプレイのしやすさ 4

化夢宇留仁の好き度 3

20260921


ボードゲーム天国