その裏面は逆茂木タイルで、視線は遮らないが移動は遮るという生垣と逆の性質を持つ。
基本ルールでは屍者はこれを迂回するが、追加アクションを得ると破壊して通過してしまう。
どちらも使いようによっては面白いシナリオになりそうである。
シナリオの解説。
チュートリアル 悪しき社
悪しきドルイドの社を調査せよ!
マップ4枚のチュートリアルだが初めての要素が多く、意外に歯ごたえがある。
特に最初に戸惑うのは浸水ゾーンの移動ルールだろう。
シナリオ1 竜の胆汁を求めて
竜の胆汁を生産していたらしい農村を捜索する。
マップ6枚で7つもの目的トークンを取らないといけないなかなかヘビィーなシナリオ。
宝物が手に入りやすいのが救いだが、なにより頭を悩ますのがマップ全体に広がる生垣。
すぐ隣にいる敵が実は見えていないというのに慣れず、数え切れないくらい間違えた(汗)
シナリオ2 緑鬼の死霊術師?
死霊術師の奇妙なアジトを発見。これはもしやオークの死霊術師なのでは・・・。
マップ4枚だが必要な目的トークンがすぐに出てくるとは限らないので運の要素が強く、マップが狭いということは屍者の大群が次から次へと迫ってくるということでもあり、そしてやはり生垣だらけ(汗)
このシナリオは投石機をうまく使うのがポイント・・・というか使わないと勝てそうにない(汗)

シナリオ3 緑色の研究
オークの死霊術師のアジトに踏み込め!
マップ6枚で田舎町風の佇まい。
運にもよるが非常にやりごたえのあるシナリオで展開があって面白い。
やはり投石機は早めに確保したい。
シナリオ4 屍者の河
オークネクロマンサーは屍者の送り出しに川の流れを利用していた。これを阻止する。
マップ6枚で7個ある目的トークンを全て集めるのが勝利条件だが、その内2つのトークンは屍者出現ポイントを異動させる効果があり、結果3つの出現ポイント全てが一箇所に集まるのも勝利条件の1つ。
しかしありそうもないくらい運が悪いと積むことも。
それは化夢宇留仁のように最初に取った2つのトークンが出現ポイントを移動させる効果のあるやつだった場合で、つまりその後現れたネクロマンサーは全て次のターンには逃げ出してしまい、あっという間に出現トークンが6個になって敗北するのだ(汗)!
・・・なのでこのシナリオでは目的トークンを野放図に取ってはいけない(笑)
シナリオ5 洪水の洗礼
砦の奥に隠されている投石機を発見し、それでダムを破壊して屍者たちを流してしまえ!
マップ6枚。まあまあ普通の内容。久しぶりに投石機が使えないのでその分戦闘は厳しいが。
激戦地となる中央の浸水路の移動力追加消費を忘れまくり(汗)
シナリオ6 城壁の破壊者
採石場で投石機の練習だ!
マップ6枚。目的トークンを裏向けて配置するので運の要素が低めでスタンダードと言えるシナリオ。
しかし投石機の横の生垣の視線妨害をすぐ忘れる(汗)
シナリオ7 大群崩し!
投石機の部品を集めて修理し、屍者の大群を壊滅させろ!
マップ6枚。田舎が舞台で、右下は封鎖されているので屍者が溜まりまくるのと、中央の水路が生存者は渡れるが、屍者は段差のせいで渡れないのがミソ。
逆茂木が初登場だがルールはシナリオ専用ルール。

シナリオ8 囲い込み
逆茂木を移動させて屍者を閉じ込めろ!
マップ4枚でパズル要素が強いシナリオ。
逆茂木のルールはまたシナリオ専用(笑)
出現ポイントが集まってからはネクロマンサーが出た途端に逃げ出すので時間勝負となる。

シナリオ9 陥落した要塞
陥落した要塞内で出口への鍵を探し出せ!
マップ6枚。
ランダム要素もコース選択もほとんど無い一本道シナリオ。
これだけはっきりしていると移動力の間違いもしにくい(笑)
逆茂木があるがやっぱり特別ルール(笑)
シナリオ10 新たな家
隠れ家の防備を固めろ!
マップ6枚の少しパズルっぽいシナリオで、カードの引きにもよると思うが驚くほど簡単(汗)
また逆茂木があるがやっぱり特別ルール(笑)
ちうか生垣のタイルはシナリオに出て来きさえしなかった(笑)
上記の通りウォーゲームっぽい要素が強化された拡張で、黒疫禍とはずいぶんプレイ感が異なる。
追加要素はどれも雰囲気があって面白いが、上記の通りうっかり見落としとかが非常に発生しやすいので、そこそこ集中力が必要な分少しヘビィかも。
一番の問題点は、オークの集団は塗っていてあまり楽しくないところ(笑)
気楽さ 3
言語依存 3
大した量は無い。
ソロプレイのしやすさ 5
完全協力型ゲームなので全く問題ない
化夢宇留仁の好き度 5
20231111
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