ゾンビサイド 狂狼砦(ウルフス・ブルク)


 協力型ハクスラ系ホラーファンタジーゲーム。「ゾンビサイド 黒疫禍」の拡張セット。
新たな生存者が4人、新たな屍者であるゾンビウルフ(フィギュア21体)、新たなアボミネーションのウルフボミネーション、両面地図タイル2枚と、プレイ人数を10人まで増やすためのボードなど。それと強力な魔法の武器多数。シナリオは10個入っている。



 プレイの様子の例。
写真では大した違いは無い。しかも例によって関係ない拡張も混じってる(汗)

 新たな生存者はこの4人。
左からジャンプが得意なアリアン、2番目は足が速いテオ。3番目のカールは魔法攻撃時のダイス+1個。最後のモリガンがゾンビを1人殺すとついでにもう1人殺すというという血に飢えたやつ(笑)
全員化夢宇留仁が塗りかけ。


 これがゾンビウルフ。塗りかけor未塗装状態。
こいつらはアクション3を持っていて、射撃の標的としてはランナーの次でより狙われにくい。
というわけでランナーの完全上位互換で、こいつらが盤上にいるだけで緊張させられる。

「おっす!」てな感じでほがらかに挨拶をしてくれている(笑)のがウルフボミネーション。塗りかけ。
あろうことかこいつもアクション3を持っている。
流石にアクション3のアボミネーションにやたらにうろつかれてはゲームにならないので、カードは2枚だけでそれもレベル1の内は登場しないようになっている。
しかしそれにしても凶悪すぎるのでは・・・(汗)
※20231119 完成画像を追加

 この拡張で地味だが面白いのが2枚の新マップにある塔という地形で、高所からの射撃とか階段を上り下りするとか、画的なイメージ換気にもなって楽しい。


シナリオの解説。
シナリオ1 狂狼砦へようこそ
 物資を集めて街の中央への道に向かえ!
マップ6枚。「初級」となっているが、例によってそんなに簡単なシナリオとは思えない(汗)
脱出口までの道は閉ざされているので、その近くの出現ポイントから出てきた屍者はどんどんたまっていく。
さっさと出現ポイントを潰さないと大変なことになる。
そして塔はあるが塔に登る必要はない(笑)

シナリオ2 彼を知り己を知れば・・・・・・
 異様な虐殺の跡を調べて手がかりを集めて脱出せよ!
マップ6枚。「中級」となっているが、シナリオ1よりも簡単(汗)
ちうかまた塔に登る必要が無いんですけど(笑)?

シナリオ3 悪逆の双子
 陥落した都市を調べてから脱出せよ!
マップ9枚を走り回るダイナミックなシナリオ。
条件によっては2レベル以上ではないと出てこないはずのアボミネーションも出てしまうので、場合によってはいきなりウルフボミネーションと顔を合わせて積むことも(笑)
気のせいかまた塔に登らずにクリアしたような・・・(汗)

シナリオ4 待ち伏せ
 待ち伏せにあって屍者に囲まれてしまった。脱出するには南西の屍者出現地点を破壊し、2つの塔に登って安全を確保しなければならない。
マップ6枚。マップ右上に至近距離で出現ポイントが並んでいるので、すぐに対処しないとそこから死霊術師が出てきたらあっという間に脱出されてしまう。
またこのマップで初めて塔に登った。勝利条件が塔に登ることなので、登ったら終わるのだが(笑)

 シナリオ4のプレイの様子の例。

シナリオ5 不死身
 不死身のネクロマンサーがいるらしい。やつをこの世に結びつかせている楔を破壊する必要がある。
マップ6枚。このシナリオは簡単すぎる。と言うのもこのシナリオでは屍者出現ポイントを減らしてゆくことができるのだ。
いくらなんでもそれでは簡単すぎるし、さては誤訳かと原文を調べてみたがやはり同内容だった。
ちなみにこのシナリオでは目的トークンが塔の上にあるので登らなければならないが、登ってトークンを取ったら終了した(笑)

シナリオ6 屍者の宮廷
 ウルフズブルク侵略を企てた王子と従者たちは宮廷で死体になっていた。
宮廷を捜索して彼らの遺品を回収して王に返却してやろう。
 マップ6枚で、うまく塔を絡めた配置になっていて展開が面白いシナリオ。塔からの道への遠距離攻撃もやる機会があった。
勝利条件的に非常に運の要素が大きいので、運がよければ塔に登ったりせずにすぐに勝ってしまうのは痛し痒し。

シナリオ7 血のごとく赤く
 屍者がひしめく地区で、とにかく屍者を殺しまくれ!
マップ6枚で、全員がウルトラレッドレベルになるのが勝利条件なので、一番危険な扉を開けるという行為が最小限で済むので比較的簡単。
しかし出現ポイントの変更ができず、たったの4歩で隣の出現ポイントにたどり着いてしまう箇所があるので、ネクロマンサーの動向には十分注意する必要がある。

シナリオ8 亡者の門
 ネクロマンサーの住居を調べて不死の秘密を入手せよ!
マップ9枚と大規模だが、勝利条件が「レッドレベルの生存者が脱出ポイントにたどり着くこと」とぬるい上に目的トークンを入手すると好きなアイテムが手に入るというボーナスまであり、非常に簡単なシナリオ。
まあたまにはこういうのもいい。

シナリオ9 屍者の軍団
 屍者でいっぱいのネクロマンサーの拠点を襲撃する!
マップ4枚にゾンビがひしめくパズル的要素の強いシナリオだが、これも目的トークンにアイテムのボーナスがついているので初動で失敗しなければまだ楽。

シナリオ10 冥府への渡し賃
 ネクロマンサーが次元門から脱出しようとしているのを、襲撃して妨害する!
最後のシナリオにふさわしいマップ9枚の迫力のあるシナリオで、最後も塔の最上階に登らなければならないなど雰囲気もある。
しかしなぜか屍者出現ポイントが3箇所しか無いし、ネクロマンサーも捕まえやすいしで非常に簡単(汗)
CMONのデザイナーはこの辺のバランス感覚が欠如しているような気がする(笑)
簡単なシナリオも好きだけど(笑)


 どの要素も面白い拡張だが、やはり存在感という意味ではゾンビウルフが圧倒的だろう。
低レベルで複数の部屋が続くドアを開けたとき、ゾンビウルフが連続で出たりすると目の前が真っ暗になる(笑)
序盤から遠慮なく出てくるし(汗)
もちろんウルフボミネーションも対抗策が無いうちに出てこられたら泣くしか無いが、そうそうしょっちゅう現れるわけではないので脅威度ではゾンビウルフに軍配が上がる。
 ちうわけで最初のセットに慣れた頃に追加するのがベストなセットだろう。
最初から入れたりするとゲームにならないかも(汗)

気楽さ 4
言語依存 3
 大した量は無い。
ソロプレイのしやすさ 5

完全協力型ゲームなので全く問題ない
化夢宇留仁の好き度 5

20231103