クトゥルフ掲示板で、西山さんに「クトゥルフTRPGの表紙“俺様流”」「一番好きな神性のいかしたポーズで」というリクエストをいただいた。
まず好きな神性だが、色々あるがやはりタイトルに名前があることだし、クトゥルフ御大に登場願うことにした。
レイアウトを3つほど考え、その中でルルイエから顔を出しているクトゥルフを選んだ。
選んだレイアウトは最初はルルイエが海上に浮上した状態だったのだが、クトゥルフの巨大さを表現しにくかったので、海中にしてまわりにディープワンを泳がせることにした。
原作を読んで描写を参考にすると、ルルイエは通常の物理法則と遠近法が通
用しないとある。
・・・そんなもの絵で描けるか(笑)!
というわけで、今作ではパースが狂ってたり光の加減がおかしかったりするが、
あくまで描写をなんとか忠実に再現しようとした結果なので、化夢宇留仁の責任ではない(笑)。
また柱や壁は人間の思いついたあらゆる様式とはかけ離れた装飾がされており、様々な生物のレリーフがあるらしい。
これも再現不可能としか思えなかったが、出来るだけ頑張ってみた。
でも一部ペイズリー柄になっているような・・・(汗)
更にクトゥルフは膠質の身体で、爪は軟体とある。
膠質ってなんだ?と思い、調べてみると、以下のような説明が見つかった。
「微粒子(分散相)が他の相(分散媒)中に浮遊している物。または、分子より大きいが光学顕微鏡では見えない程度の大きさの粒子(最大ミクロン程度)」
・・・完全に意味が分からない(笑)。
仕方ないので質感はなんとなくということにして、軟体の爪というのはどういう感じかと何度も描き直し、一応そんな風に見えるようになったところでよしとした。
フォトショップとペインターを使っている。
描いている途中、気持ちよさそうに泳いでいるのを見て、将来ディープワンになるのもいいなあ・・・などと考えたりした(笑)。
下はおまけのボツにしたレイアウト。
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