Cthulhu年表
クトゥルフ神話に関する年表です。
いろいろな作者のものをひっくるめて随時追加してゆく予定です。
年 | 月日 | 出来事 | 場所 | 作品&作者 |
1261年 | イグザム男爵ギルバート・ド・ラ・ポーア、ヘンリー3世にアンチェスターを賜る。 | 「壁のなかの鼠」 H・P・ラヴクラフト |
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1595年 | レメギウスの「悪魔崇拝」上梓される。 | リヨン | 「魔宴」 H・P・ラヴクラフト |
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1643年 | インスマウスが町になる。 | インスマウス | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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1670年 | ゲリット・マーテンスによって、マーテンス館が建てられる。 | 「潜み棲む恐怖」 H・P・ラヴクラフト |
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1681年 | ジョーゼフ・グランヴィルの「サドカイ教徒の勝利」刊行される。 | 「魔宴」 H・P・ラヴクラフト |
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1692年 | セイレムの魔女裁判を逃れた人々が入植する。 | アーカム丘陵地帯 | 「銀の鍵の門を越えて」 H・P・ラヴクラフト |
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リチャード・アプトン・ピックマンの祖先が、魔女だとして絞首刑にされた。 | セイレム | 「ピックマンのモデル」 H・P・ラヴクラフト |
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1713年 | ジョセフ・カーウィンが、グレイト・ブリッジの再建に協力する。 | プロビデンス | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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1723年 | ジョセフ・カーウィンが、組合教会派の教会建立の発起人の一人となる。 | プロビデンス | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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1765年 | ウェイド・ジャーミン卿、精神病院に収容される。 | ハンティングトン | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1768年 | ウェイド・ジャーミン卿、精神病院にて漠然とした感謝の言葉を遺して亡くなる。 | ハンティングトン | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1771年 | ジョセフ・カーウィンがその家を襲撃され、死亡する。 | プロビデンス | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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1781年 | 妖術師と呼ばれたエドマンド・カーターが森の中で失踪する。 | アーカム | 「銀の鍵の門を越えて」 H・P・ラヴクラフト |
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1785年 | チャールズ・ウォードの4代以上前の祖先であるウェルカム・ポッターが、アン・ティリンガストと結婚する。 | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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1795年 | フォン・ユンツトが生まれる。 | 「黒い石」 ロバート・A・ハワード |
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1797年 | オーベッド・マーシュ(オバディア・マーシュ)船長は一等航海士サイ ラス・オルコット・フィリップスをともない、彼らの船コーリイ号が船員もろとも遭 難したと報告。 二人は数千マイルの距離をボートで帰還したが、疲労した様子はなかった。 | 「ルルイエの印」 オーガスト・ダーレス |
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1809年 | ドスマンの「失われた帝国の遺跡」ドラーヘンハウス・プレスより刊行される。 | ドイツ/ベルリン | 「黒い石」 ロバート・A・ハワード |
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1815年 | 民族学者ならびに探検家ロバート・ジャーミン卿が、7代目子爵ブライトルムの娘と結婚。 | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1819年 | モーゼズ・ブラウン・スクールが創立される。 | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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1839年 | フォン・ユンツトの「無名祭祀書」(「黒の書」)刊行される。 | ドイツ/デュッセルドルフ | 「黒い石」 ロバート・A・ハワード |
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1840年 | エレバス山が発見される。 | 南極 | 「狂気の山脈にて」 H・P・ラヴクラフト |
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フォン・ユンツトが亡くなる。 | 「黒い石」 ロバート・A・ハワード |
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1844年 | 5月 | イノック・ボウアン教授、エジプトより帰国。 | 「闇をさまようもの」 H・P・ラヴクラフト |
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7月 | イノック・ボウアン教授、自由意志派の教会を買収。 | プロヴィデンス | 「闇をさまようもの」 H・P・ラヴクラフト |
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1845年 | オーベッド・マーシュ船長が波止場近くのある場所で魔人崇拝と人身御供の儀式を行っているのを 目撃したという噂が流れる。 | インスマウス | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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ブライドウォールが「無名祭祀書」翻訳版を海賊出版する。 | イギリス/ロンドン | 「黒い石」 ロバート・A・ハワード |
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1846年 | オーベッド・マーシュ船長が2回目の結婚をするが、その細君は誰も顔を見たことがない。 | インスマウス | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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インスマウスに疫病がはやり、多くの死者を出す。住民の多くが暴徒と化し、街は荒廃。 | インスマウス | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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1849年 | ロバート・ジャーミン卿の次男ネヴィルが踊り子と駆け落ちする。 | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1850年 | アフリカの内奥からロバート・ジャーミン卿が帰国し、ネヴィルがを許す。 ネヴィルはやもめとなって幼い息子アルフレッドとともに、ジャーミン邸に戻った。 |
「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1852年 | 10月19日 | 探検家のサムエル・シートンがジャーミン邸を訪れ話をした後に、ロバート・ジャーミン卿に殺害された。 卿は逮捕されるまでに3人の子供も皆殺しにするが、当時2歳の孫のアルフレッドだけは助かった。 |
「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1854年 | ロバート・ジャーミン卿、獄中で脳溢血で死亡する。 | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1867年 | イライザ・オーンが生まれる。 | アーカム | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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アルフレッド・ジャーミン卿、妻子を捨ててサーカスと共にアメリカ中を旅してまわるが、しばらく後に自分が調教していたゴリラに殺される。 | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1870年 | アルフレッド・ジャーミン卿、ミュージックホールの芸人に加わる。 | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1873年 | 10月7日 | ランドルフ・カーターが生まれる。 | 「銀の鍵の門を越えて」 H・P・ラヴクラフト |
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1877年 | 古い教会の近くで時折人が消えるという噂が立つ。 | プロヴィデンス | 「闇をさまようもの」 H・P・ラヴクラフト |
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1881年 | 4月15日金曜日午後 | 墓堀のジョージ・バーチが死体安置所に閉じこめられ、真夜中頃脚に怪我をしつつ脱出する。 | アメリカ北部 ヴェック・ヴァレー村 | 「死体安置所にて」 H・P・ラヴクラフト |
1882年 | 6月 | ネイハム・ガードナー家の井戸のそばに隕石が落下。 翌日からミスカトニック大学の3人の教授が調査に訪れた。 | アーカムの西の後に焼野と呼ばれる林 | 「宇宙からの色」 H・P・ラヴクラフト |
1883年 | 秋 | ランドルフ・カーター少年に未来予知の能力が現れ始める。 | 「銀の鍵」 H・P・ラヴクラフト |
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1884年 | イライザ・オーンが17歳で、オハイオのジェームズ・ウィリアムソンという男と結婚する。 | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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1893年 | エドウィン・M・リリブリッジという記者が失踪する。 | 「闇をさまようもの」 H・P・ラヴクラフト |
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1896年 | 11月 | 某氏がアーカムへ続く岩山の麓の古びた木造家屋で雨宿りをし、そこの住人に本を見せてもらったりして歓待を受ける。 | 「家のなかの絵」 H・P・ラヴクラフト |
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1898年 | ランドルフ・カーターの大叔父クリストファーが亡くなる。 | 「銀の鍵」 H・P・ラヴクラフト |
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19**年 | 9月24日夜 | 某氏の自室のドアがノックされ、入るように言ったが、甲高い笑い声だけが答えた。廊下には誰もいなかった。 | イギリス | 「魔犬」 H・P・ラヴクラフト |
10月29日 | 某氏、書斎の窓の下の柔らかい地面に、描写しようのない一続きの足跡を見つける。 ここ数日巨大な蝙蝠の群もよく出没する。 |
イギリス | 「魔犬」 H・P・ラヴクラフト |
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11月18日夜 | 某氏の同居人であるセント・ジョンが駅からの帰り道、食肉性の獣らしきものに襲われ、ずたずたに引き裂かれて死亡した。 | イギリス | 「魔犬」 H・P・ラヴクラフト |
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1900年 | ジョー・スレイターが、州立精神病院に入院。 | 「眠りの壁の彼方」 H・P・ラヴクラフト |
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1901年 |
2月21日 | ジョー・スレイターが、州立精神病院で死亡する。 | 「眠りの壁の彼方」 H・P・ラヴクラフト |
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2月22日 | アンダースン博士により、アルゴールからほど遠くないところに新星が発見される。 新星は24時間の内にカペラの光を消すほどに明るくなったが、1〜2週間のうちに光が弱まり、数ヶ月後にはほとんど見えなくなってしまう。 | エディンバラ | 「眠りの壁の彼方」 H・P・ラヴクラフト |
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1902年 | チャールズ・デクスター・ウォードが生まれる。 | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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過去にランドルフ・カーターの家に雇われていたベニアー・コーリイが亡くなる。 | 「銀の鍵の門を越えて」 H・P・ラヴクラフト |
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1904年 | bの父が死亡。 | 「壁のなかの鼠」 H・P・ラヴクラフト |
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1908年 |
アメリカ考古学会で、ジョン・R・ルグラース警部の報告により、奇怪な神像にまつわるクトゥルフ神話の話題で持ちきりになる。 | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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1909年 | ゴールデン・ゴブリン・プレスが「無名祭祀書」削除版を海賊出版する。 | アメリカ/ニューヨーク | 「黒い石」 ロバート・A・ハワード |
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1911年 | 未亡人だったアルフレッド・ジャーミン卿夫人が亡くなり、その息子のアーサー・ジャーミン卿はアフリカ民俗学に力を入れ、地所の一部を売却し、コンゴに向けて出発した。 | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1912年 | アーサー・ジャーミン卿、先祖のウェイド・ジャーミン卿が見つけたという記録を残していたジャングルの都市を発見する。 | アフリカ | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1913年 | 2月2日(日)午前5時 | ウィルバー・ウェイトリイが生まれる。 | ダニッチ | 「ダニッチの怪」 H・P・ラヴクラフト |
6月 | コンゴの通商を担当しているベルギー人のヴェルハーレン氏から、アーサー・ジャーミン卿に詰め物のされた女神の発見の報が届く。 | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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8月3日午後 | アーサー・ジャーミン卿に荷物が届いた後、しばらくして卿は焼身自殺する。 | 「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」 H・P・ラヴクラフト |
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1915年 | 9月 | 町の西の田舎道を歩いていたレーバン・シュルースベリー博士の姿が消える。 | アーカム | 「永却の探求/アンドルー・フェランの手記」 オーガスト・ダーレス |
1916年 | 戦場でランドルフ・カーターが致命的とも思える重傷を負う。 | フランス/ブロア・アン・サンテール | 「銀の鍵」 H・P・ラヴクラフト |
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1917年 | bの息子アルフレッドが空軍将校としてイギリスへ渡り、祖先のことを調べて父親に手紙を送る。 | 「壁のなかの鼠」 H・P・ラヴクラフト |
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1918年 | bがイグザム修道院を買い取る。 | イギリス/ウェールズ/アンチェスター村 | 「壁のなかの鼠」 H・P・ラヴクラフト |
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アルフレッドが傷病兵としてアメリカに戻る。 | 「壁のなかの鼠」 H・P・ラヴクラフト |
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秋 | チャールズ・デクスター・ウォードが、父の家のすぐ近くの学校に入学する。 | モーゼズ・ブラウン・スクール | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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1919年 | チャールズ・デクスター・ウォードが、それまでの歴史学から神秘学に研究の興味を移す。 | モーゼズ・ブラウン・スクール | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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1921年 |
アルフレッド戦争の怪我が治らず死亡。 | 「壁のなかの鼠」 H・P・ラヴクラフト |
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8月5日 | 某氏が調査のためテンペスト山近くの村のレファーツ・コーナーズのホテルに部屋をとる。 | 「潜み棲む恐怖」 H・P・ラヴクラフト |
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12月 | bアンチェスターを訪れ、ノリス大尉に会う。 | イギリス/ウェールズ/アンチェスター村 | 「壁のなかの鼠」 H・P・ラヴクラフト |
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1923年 | 7月16日 | イグザム修道院跡の改装工事が終わり、bが移住する。 | イギリス/ウェールズ/アンチェスター村 | 「壁のなかの鼠」 H・P・ラヴクラフト |
10月中旬 | あたりに腐臭の漂う中、ムニョス博士が亡くなった。 | ニューヨーク西14丁目 | 「冷気」 H・P・ラヴクラフト |
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1925年 |
2月28日〜 | ある見神論とオカルティズムに関心の強かった建築家が精神錯乱に陥り、数ヶ月後に亡くなる。 | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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2月28日〜 | 睡眠中の独身生活者が、ショッキングな悲鳴をあげて部屋の窓から飛び降りて自殺。 | ロンドン | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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2月28日〜 | 某新聞社に支離滅裂な文章で、狂人らしいその男の見た夢を基礎にした戦慄すべき地球の運命が書かれたものが投書される。 | 南アメリカ | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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2月28日〜 | 見神論者のグループが揃って白衣をまとい、<輝かしき日>を迎えるために集団的な祈りを捧げる。 | カリフォルニア | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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2月28日〜 | 土民たちの間に正体不明の不安が高まる。 | インド | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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2月28日〜 | ヴードゥー教の秘密祭儀が頻繁に行われる。 | ハイチ | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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2月28日〜 | 開拓者達が不気味な囁き声を耳にする。 | アフリカ | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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2月28日〜 | 原住民の一種族が、近く異常な事件が起きるはずだと恐慌状態に陥いる。 | フィリピン | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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2月28日〜4月2日 | 全国各地の精神病院で、凶暴性患者の病状がいっせいに悪化する。 | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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3月22日夜半〜未明 | レバント人の暴徒に襲撃され、警察官に多数の負傷者が出る。 | ニューヨーク | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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3月23日〜4月2日 | 画家、彫刻家、詩人などの芸術家気質の人々が揃って奇怪な夢を見る。 | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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H・A・ウィルコックスが夢に導かれ、奇怪な彫刻を完成させる。 | ロングアイランド州プロビデンス、トマス街7番地 | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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1926年 |
ジャスティン・ジョフリィが精神病院で、悲鳴をあげながら死亡する。 | 「戸口にあらわれたもの」 H・P・ラヴクラフト |
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春 | 幻想派の画家アルドア・ボノが冒涜的な絵画「夢の風景」をサロンに出品。 | フランス | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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冬 | ジョージ・ガムメル・エインジェル名誉教授、92歳で心臓発作で死亡する。 | ニューポート | 「クトゥルフの呼び声」 H・P・ラヴクラフト |
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1927年 | 7月14日夕方 | aニューベリーポートの公立図書館で数時間を過ごす。 | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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7月16日早朝 | aインスマウスより逃げ出す。 | インスマウス | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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1927年9月〜1928年6月 | aオウバリンに入学し、勉強に力を入れる。 | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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1927年 | 11月3日 | 歴史的で前例のない洪水が起こり、川に身の丈5フィートほどもある薄桃色の甲殻類のような異様な生物の死体が流れているという報告がいくつかあった。 | ヴァーモント州 | 「銀の鍵の門を越えて」 H・P・ラヴクラフト |
1928年 |
1〜2月 | インスマウスの多くの住民が連邦政府の役人に逮捕され、住居の多くも破壊される。 | インスマウス | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
5月 | 村人の何人かと、牛が何頭も殺された。殺されたものは、人も牛も喉を切り裂かれていたが、血はほとんど出ていなかった。 アメリア・ハッチンス殺害現行犯でダン・ハロップが捕まったが、精神に異常をきたしていた。 |
アイルズベリイ | 「丘の夜鷹」 オーガスト・ダーレス |
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8月3日夜明け前 | ウィルバー・ウェイトリイが番犬に噛み殺された。 | アーカム ミスカトニック大学図書館 |
「ダニッチの怪」 H・P・ラヴクラフト |
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9月15日(土) | ウィルバー・ウェイトリイの双子の兄弟が爆死した。 | ダニッチ | 「ダニッチの怪」 H・P・ラヴクラフト |
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10月7日 | ランドルフ・カーターがアーカム訪問の途中で謎の失踪。 彼の車がエルム山のふもとに置き去りになっているのが発見される。 |
アーカム | 「銀の鍵」 H・P・ラヴクラフト |
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チャールズ・デクスター・ウォードが精神病院から脱走する。 | ロード・アイランド、プロビデンス近くの精神病院 | 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 H・P・ラヴクラフト |
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1929年 |
オックスフォード自然博物館調査隊が、古代シュメールの都市であるキシュの城壁の土台を発見する。 | 「狂気の山脈にて」 H・P・ラヴクラフト |
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1930年 | 初頭 | ランドルフ・カーターの召使パークスが亡くなる。 | 「銀の鍵の門を越えて」 H・P・ラヴクラフト |
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2月27日 | スティルウォーター村の住民全てが消えているのが報告される。 | マニトバ/スティルウォーター村 | 「風に乗りて歩むもの」 オーガスト・ダーレス |
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9月2日 | 南極へ向かうミスカトニック大学の探検隊を乗せたアーカム号がボストン港を出発。 | 「狂気の山脈にて」 H・P・ラヴクラフト |
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10月 | ファースト・ナショナル銀行で、ターバン姿の奇妙な男が少量 の金塊を換金した。 | アーカム | 「銀の鍵の門を越えて」 H・P・ラヴクラフト |
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1930年冬〜1931年 | a水や祖先に関わる夢に悩まされ、そして・・・ | 「インスマウスの影」 H・P・ラヴクラフト |
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1931年 |
1月22日 午後10時5分 |
生物学者のレイクが、飛行機からヒマラヤに匹敵する山脈を発見する。 | 南極/南緯76土5分東経113度10分 | 「狂気の山脈にて」 H・P・ラヴクラフト |
3月7日 | 警官ロバート・ノリスが行方不明になる。 | マニトバ/スティルウォーター村 | 「風に乗りて歩むもの」 オーガスト・ダーレス |
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10月17日 | 警官ロバート・ノリスの遺体が、雪の吹き溜まりに埋もれているのが発見される。 | マニトバ/スティルウォーター村 | 「風に乗りて歩むもの」 オーガスト・ダーレス |
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1933年 | ポール・トリガーディスが骨董店で乳白色の水晶を手に入れ、その数週間後に行方不明となる。 | イギリス/ ロンドン | 「ウボ=サスラ」 C・A・スミス |
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1934年〜1935年 | 冬 | ロバート・ブレイクという作家が古びた住居の上階を借り切って生活を始める。 | プロヴィデンス | 「闇をさまようもの」 H・P・ラヴクラフト |
1935年 |
レーバン・シュルースベリー博士が、どこからか戻る。 |
アーカム | 「永却の探求/アンドルー・フェランの手記」 オーガスト・ダーレス |
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1937年 | 4月30日 | ゲルニカ空爆の戦勝祝いパーティーが開かれる。 | ドイツ/ベルリン/ウンター・デン・リンデン | 「ワルプルギスの夜」 朝松健 |
1938年 | 8月17日 | 7ヶ月間行方不明だった港湾労働者ネイランド・マッシー氏が発見された。 | ロンドン | 「永却の探求/アンドルー・フェランの手記」 オーガスト・ダーレス |
8月20日頃 | レーバン・シュールスベリー博士の屋敷が全焼する。博士は死亡したものと見られる。 | アーカム/カーウェン・ストリート93番地 | 「永却の探求/アンドルー・フェランの手記」 オーガスト・ダーレス |
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9月1日夜 | アンドルー・フェラン氏(当時28歳)が部屋から姿を消す。窓は開いていたが、扉は鍵がかかっていた。 | ボストン/ソーロー・ドライブ17番地 | 「永却の探求/アンドルー・フェランの手記」 オーガスト・ダーレス |